フィカス・ベンジャミナ・バロックの育て方

フィカス・ベンジャミナ・バロックの育て方

植物名 フィカス・ベンジャミナ・バロック
学名 Ficus benjamina barok
英名 Ficus benjamina barok
科目/属性 クワ科フィカス属
原産地 東南アジア、インド

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[https://andplants.jp/collections/benjaminabarok]

フィカス・ベンジャミナ・バロックの特徴

フィカス・ベンジャミナ・バロックは、くるくるとしたカール状の葉をつけるおしゃれでかわいい植物です。一つあればその場所全体が一気に華やかになるので、インテリアグリーンとして人気があります。

葉は光沢のある濃いグリーンをしていますが、新芽はライトグリーン。そのため、葉の姿だけでなく葉色のコントラストも楽しめます。

フィカス・ベンジャミナ・バロックは環境適応能力が強い植物ですが、基本的に環境の変化を嫌い葉落ちしやすい植物です。ただし、それで完全に枯れてしまうことは無く、一つの場所で定着させるととても旺盛に成育する植物です。

フィカス・ベンジャミナ・バロックの花言葉

フィカス・ベンジャミナ・バロックの花言葉は「信頼」「融通の利く仲間」「家族の絆」「夫婦の愛」です。友人や家族など近しい人物への信愛が感じられる花言葉を持っています。

「信頼」「融通の利く仲間」という花言葉は、仲の良い友人へのプレゼントに最適です。また、「家族の絆」「夫婦の愛」といった花言葉にかけて、家族のシンボルツリーとして育てるのもおすすめ。

父の日や母の日、結婚記念日の贈り物にもぴったりですね。おしゃれな観葉植物として贈り物にいかがでしょうか。

フィカス・ベンジャミナ・バロックの風水

フィカス・ベンジャミナ・バロックには、「仕事運」「家族運」を高める風水効果があります。カールした丸い葉が優しい気を持ち、人間関係をスムーズにしてくれることから、結果的に「仕事運」「家族運」に影響しているようです。

「仕事運」を効果的に上げたい場合は、書斎にフィカス・ベンジャミナ・バロックを置きましょう。「家族運」を上げる場合は、家族が集まるリビングが良いですね。

カールした丸い葉は気持ちを落ち着かせる風水効果もあるので、リラックス効果も期待できます。

フィカス・ベンジャミナ・バロックの育て方

フィカス・ベンジャミナ・バロックの育て方

日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 5~10月

関連記事:観葉植物の基本的な育て方|コツや管理法について

置き場所と日当たり

フィカス・ベンジャミナ・バロックは日当たりのよい環境を好みます。ただし、直射日光に当たると葉焼けの原因になるので注意が必要です。

耐陰性もあるので、室内でも育てやすいです。しかし、あまりに暗い場所では葉がポロポロと落ちます。

そのため、室内では明るい窓際に置くことがポイントです。ただし、日差しが差し込む場合はレースカーテン越しの柔らかい光にしてあげましょう。

温度

フィカス・ベンジャミナ・バロックは寒さに弱い植物です。最低10℃以上をキープして育ててください。

寒さに当たり続けると、葉を次々に落としてしまいます。なるべく暖かい場所で管理することが重要なポイントです。

冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離した明るい場所に置きます。暖房の風が当たらないように気を付けてください。

育てる場所を転々と変えるとかえってストレスになるので、管理する場所は固定すると育てやすいですよ。

水やりの頻度

  1. 春夏:土の表面が乾いてから
  2. 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後

春夏の生育期には、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。

フィカス・ベンジャミナ・バロックに水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。

冬は土の表面が乾いてから2~3日後に水やりをします。この時期は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。

空気の乾燥はフィカス・ベンジャミナ・バロックの葉が落ちる原因の1つなので、しっかり葉水をしてくださいね。

肥料

フィカス・ベンジャミナ・バロックには、植え替えの時に長期間ゆっくり効く緩効性肥料を、土に混ぜ込んでおくだけで十分です。土に肥料を混ぜ込んでいない場合は、置き肥や液肥を与えます。

生育期の5~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。

冬も肥料を与えると根痛みの原因になります。土の上に置いている置き肥は取り除いて、液肥やりもやめましょう。

土の中に混ぜ込んだ緩効性肥料は、栄養として吸収されているので安心してくださいね。

剪定方法

フィカス・ベンジャミナ・バロックの剪定時期は5~10月です。傷んだ枝葉や茂りすぎた枝葉を剪定します。

枝葉が出ている場所であれば、どこから切っても問題ありません。切り口の下から新しい枝を出すので、理想の株姿をイメージして剪定すると良いです。

フィカス・ベンジャミナ・バロックはゴムの木の仲間なので、枝葉を切ると白い樹液が出てきます。この樹液には触らないようにしてください。

体質によってかぶれる恐れがあるため、剪定するときは手袋をすると良いです。もし触ってしまった場合は、流水で丁寧に洗い流してください。

フィカス・ベンジャミナ・バロックのよくあるトラブルと対処法

フィカス・ベンジャミナ・バロックのよくあるトラブルと対処法

葉がくるくるとカールしたおしゃれなフィカス・ベンジャミナ・バロックですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根本が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 活力剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通り。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとフィカス・ベンジャミナ・バロックに悪影響です。

対処法はフィカス・ベンジャミナ・バロックの植え替えをすること。

フィカス・ベンジャミナ・バロックを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニの症状は以下。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

フィカス・ベンジャミナ・バロックのよくある質問

フィカス・ベンジャミナ・バロックのよくある質問

最後にフィカス・ベンジャミナ・バロックのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. フィカス・ベンジャミナ・バロックは屋外と室内どちらを好む?
  2. フィカス・ベンジャミナ・バロックの新芽が落ちる原因は?
  3. フィカス・ベンジャミナ・バロックの仕立て方は?まっすぐ育てられるの?
  4. フィカス・ベンジャミナ・バロックの葉が落ちてスカスカになる原因/復活方法は?
  5. フィカス・ベンジャミナ・バロックの適切な増やし方は?
  6. フィカス・ベンジャミナ・バロックの植え替え時期/植え替え方法は?
  7. フィカス・ベンジャミナ・バロックを大きくするには?

それでは具体的に見ていきましょう。  

フィカス・ベンジャミナ・バロックは屋外と室内どちらを好むの?

フィカス・ベンジャミナ・バロックは、直射日光の当たらない明るい室内を好みます。

屋外でも明るい日陰で育てることはできますが、寒さに弱いため気温の下がる秋から室内に入れる必要があります。さらに場所を転々と変えると葉が落ちやすいので、室内の明るい環境に置いて育てた方が管理が簡単です。

冬の時期は、冷え込む窓際から離した明るい環境で管理してください。

フィカス・ベンジャミナ・バロックの新芽が落ちる原因は?

新芽が落ちる原因は、「根傷み」や「根腐れ」が考えられます。

水やりを忘れ、土の乾燥が続くと根が傷みます。また、冬の生育が緩慢な時期に、肥料をやることも根痛みの原因です。

根が傷むと新芽まで水や栄養が行き渡らずに、ぽろぽろと落ちてしまいます。「水切れ」による根痛みの場合は、すぐに水やりをして明るい場所で管理して様子を見れば、新芽が出てくるので心配いりません。

冬の置き肥や液肥の場合は与えることをやめると、新芽が落ちることはなくなります。

水のやりすぎや受け皿の溜め水で根腐れした場合も、新芽は落ちます。しかし、根腐れの場合は、植え替えをして悪くなった根を整理する必要があります。

植え替えても回復まで時間がかかるので、水やり加減には気を付けてください。

フィカス・ベンジャミナ・バロックの仕立て方は?まっすぐ育てられるの?

フィカス・ベンジャミナ・バロックの幹はまっすぐ上に伸びるので、比較的簡単にまっすぐに仕立てることができます。

もし、枝が横に広がったり倒れたりしている部分があれば、生育期の5~10月に剪定してください。鉢に複数のフィカス・ベンジャミナ・バロックが植えられている場合は、枝が茂りやすいです。

その場合は光の当たらない部分が軟弱になり、倒れるように育つかもしれません。そのため、茂りすぎている枝葉は風と光が入るように、間引き剪定をするとまっすぐ育ちやすいです。

それでも横に広がる場合は、支柱をして固定して育ててあげてください。

フィカス・ベンジャミナ・バロックの葉が落ちてスカスカになる原因/復活方法は?

葉が落ちてスカスカになる原因は、「乾燥」「日光不足」「寒さ」「環境変化」が考えられます。

フィカス・ベンジャミナ・バロックは乾燥に弱いので、水切れや空気の乾燥によって葉を落とします。また、日光不足や寒さも葉が落ちる原因です。

そのため、日当たりのよい環境で水切れしないように管理してください。また、冬は寒さに当たらないように室内の窓から離した場所で管理します。

季節の変わり目や置く場所を移動させることによる環境変化でも、新芽や葉を落とすので転々と移動させずに固定して育てましょう。

スカスカになった場合は、適切な育て方を行いながら直射日光の当たらない明るい環境で様子を見てください。環境に慣れれば、すぐに新しい葉が出てきて茂ってきます。

フィカス・ベンジャミナ・バロックの適切な増やし方は?

フィカス・ベンジャミナ・バロックは「挿し木」で増やすことができます。挿し木の時期は5~7月です。

フィカス・ベンジャミナ・バロックの枝葉を15㎝ほど切ります。切り口は斜めにしてください。

この時、白い樹液が出てきます。この樹液が固まると発根しづらくなるので、樹液がでなくなるまで流水に付けておくことが挿し木のポイントです。

その後、1~2時間ほど吸水させたら先端以外の葉は取り除き、挿し木用の土に優しく植えます。土が乾燥しないように明るい日陰で管理して、新芽と根がでれば植え替えて増やしてください。

また、フィカス・ベンジャミナ・バロックは1鉢に複数の株が植えてあることがあります。その場合は、植え替えの時に根をほぐして株分けもできるでしょう。

フィカス・ベンジャミナ・バロックの植え替え時期/植え替え方法は?

植え替え時期は生育期の5~10月です。新芽の出やすい5~7月が植え替え後の痛みも少ない時期になります。

植え替えは2年に1度が基本。しかし、鉢底から根が出てきたり、水やり後に土の吸水が悪かったりする場合は植え替えしてください。

鉢から根鉢を取り外し、傷んだ根や黒ずんだ根があれば取り除きます。根詰まりしている場合は、土をほぐして根を解いてあげると良いですよ。

一回り大きな鉢に植えなおして、しっかりと水やりをします。その後は、明るい日陰で1週間ほど様子を見てから、元の場所に戻してあげてください。

フィカス・ベンジャミナ・バロックを大きくするには?

フィカス・ベンジャミナ・バロックを大きくするには、適切な環境で適切に育てることです。肥料を極端に増やしたり水をたくさん与えたり、急に直射日光の当たる屋外に出したりしないようにしてください。

いずれも葉が落ちたり根が傷んだりして、調子を崩す原因になります。これでは、綺麗に大きくなりません。

大事なのは、直射日光の当たらない明るい環境で季節ごとに適切な肥料と水やりを行うこと。そして、寒さに当たらないように管理することです。

植え替えも急に大きな鉢にすると根腐れの原因になるので、一回り大きな鉢を選ぶことで順調に大きくなります。

フィカス・ベンジャミナ・バロックのまとめ

フィカス・ベンジャミナ・バロックのまとめ

フィカス・ベンジャミナ・バロックは直射日光の当たらない明るい室内であれば、一年を通して簡単に育てることができます。くるくるとカールした葉と濃淡のある葉色のコントラストを楽しめるため、おしゃれなインテリアグリーンとして活躍するでしょう。

花言葉は友人や家族に向けた素敵な花言葉ばかりで、ご自宅用やプレゼントに最適です。さらに、「仕事運」「家族運」を高める風水効果は喜んでもらえます。

ぜひ、素敵なインテリアグリーンとして育ててみてはいかがですか。

[https://andplants.jp/collections/benjaminabarok]

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