寒さに強い観葉植物|おすすめと冬越しについて

寒さに強い観葉植物|おすすめと冬越しについて

観葉植物は実にさまざまな性質をもっていますが、共通して言えるのが日光と暖かいところが好きであることです。熱帯の環境で育ったものが多く、暖かく日差しのある場所は植物にとっても嬉しいに違いありません。

とは言っても、実際に育てる環境や飾る場所によっては、光量や暖かいところを確保できない場合もあります。 そこで今回は、日陰や寒さに強い観葉植物を紹介しつつ、管理する際の注意点を解説します

「日当たりが良くない環境でも大丈夫なやつを知りたい」「冬の時期はどのような点に注意すればいいんだろう」という方におすすめの内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

屋外向き|日陰や寒さに強い観葉植物3選

屋外の置き場所によっては、日に当たらない場合もあります。外で管理をするなら寒さに強いものだと嬉しいですよね。 まずは、屋外向きの日陰や寒さに強い観葉植物をまとめました。

  1. シマトネリコ
  2. ユーカリグニー
  3. オリーブ

初心者でも育てやすいものばかりなので、自分に合ったものを選んでみましょうね。

①シマトネリコ

シマトネリコ
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 -3℃まで耐えられる
耐寒性 強い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

シマトネリコは、一年を通して艶やかな葉っぱを付ける観葉植物です。サイズのバリエーションも豊富なので、デスクやリビングに置きたいと考えている方などさまざまなニーズを満たしてくれます。

庭木にも適しているので、自宅のシンボルツリーとして飾る方もいるようです。ただしその場合は大きさによっては10m以上にもなる可能性があるので、適宜剪定をして高さを調整する必要があります。

-3℃まで耐えられるので寒さには十分対応が可能。日陰でも生長ができるので、軒下などでも問題ないでしょう

また、「高潔」「偉大」「荘厳」といった立派な花言葉もあり、良い運気を運んでくれます。シマトネリコが一つあるだけで、気持ちが整えられるかもしれませんね。

[https://andplants.jp/products/shimatonerico-l]

②ユーカリグニー

ユーカリグニー
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 -15℃まで耐えられる
耐寒性 強い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

ユーカリグニーは、シルバーがかった葉っぱをもつ美しい観葉植物です。寒さへの耐性が優れているので、屋外の管理にも適しています。

特に、-15℃まで耐えられるのが強みです。関東甲信越であれば特別な心配をせずに生育ができるので、安心して見守れますよね。

また、ユーカリ属は全般的に湿った環境が苦手です。成長期の春夏だからといって乾いてからすぐにお水をあげると、根腐れを起こす可能性もあります。なるべく乾かし気味で育てるようにしましょう。

花言葉には「新生」「再生」「思い出」といった素敵な言葉があります。新たな門出に向けた贈り物でもよいですし、自分へのギフトとしてお迎えしてもよいかもしれません。

[https://andplants.jp/products/cidergum-table-tableplants-s]

③オリーブ

オリーブ
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 マイナス3〜5℃まで耐えられる
耐寒性 強い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の中が乾いてから5日後

オリーブは「平和の象徴」とも呼ばれる幸せを運んでくれる観葉植物です。風水では邪気を払う効果があるとされており、開店祝いや新築祝いなどの贈り物に適しています。

お世話もしやすく、屋外で管理する場合は特別な注意はいりません。ただし、湿気が続く状態が苦手なのでお水のあげすぎには気をつけるとよいでしょう。土の中が完全に乾いてからお水やりをすると、オリーブも喜んでくれます。

シンボルツリーを探している方にもおすすめです。スペースが空いているなら、地植えでの管理もよいかもしれません。または、玄関の外に置いて家庭の平和を見守ってもらうのはどうでしょうか。

[https://andplants.jp/products/olive-m]

屋内向き|日陰や寒さに強い観葉植物3選

続いては屋内向きの観葉植物を紹介します。以下をご覧ください。

  1. パキラ
  2. ザミオクルカス
  3. フランスゴムの木

定番でもありつつ、人気が高いものです。

①パキラ

パキラ
日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

パキラは、手のひらを広げたように葉っぱをつける観葉植物です。別名「Money Tree(発財樹)」とも呼ばれ、金運アップの効果があるとされています。開店祝いや新築祝いなどの贈り物にも適しています。

屋内の管理であれば、日陰でも大丈夫なので好きなところに置いてみるといいかもしれません。冬は乾燥しやすいので、普段のお水やりとセットで葉水もすると喜んでくれます。

また、一年を通して日当たりのよい置き場所で管理すると、新芽がどんどん成長します。大きくさせたい場合は、日中の気温が高い時間に日光にしっかりと当てましょう。

風水では金運アップの効果以外にも、邪気を払ったり健康運をアップさせたりする頼もしい植物です。葉っぱの埃をきれいに取ると、さらに風水効果が高まるとか。

[https://andplants.jp/products/pachira-m]

②ザミオクルカス

ザミオクルカス
日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低5℃以上をキープする(15℃を切ってきたら屋内に取り入れる)
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の中が乾いてから3〜4日後

ザミオクルカスは、艶やかな葉っぱをもった美しい観葉植物です。「輝く未来」といった花言葉があるので、新築祝いや出産祝いなどの贈り物にも適しています。

観葉植物の中では根っこが非常にたくましく、乾燥に強いのがよくわかります。乾湿を意識したメリハリのある管理がおすすめです。特に秋冬は、置き場所によって1週間に1回のお水やりでも十分に生長するでしょう。

日光を好みますが、日陰でも生育が可能です。1週間に2〜3回日光浴をさせるなどの工夫をすると健康に育ちます。

また、ザミオクルカスの樹液に直接触れてしまうと皮膚がかぶれる可能性があります。植え替えや剪定をする際は、ゴム手袋などをつけて作業をすると安心です。

[https://andplants.jp/products/zamioculcas-s]

③フランスゴムの木

フランスゴムの木
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 強い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

フランスゴムの木は、美しい姿をしているインテリア性の高い観葉植物です。ゴムの木の中でも耐寒性があるので、寒い置き場所にも適しています。日陰でもスムーズに生長するでしょう

「リラックス効果」「恋愛運」「金運」などのさまざまな風水効果もあるので、暮らしをワンランクアップさせたい時によいです。お友だちやお世話になった方へのギフトにもよいかもしれません。

育てるポイントはお水やりのメリハリと葉水です。乾燥にもある程度強いので、土の中が完全に乾くまでお水やりはしません。また、葉水をすると葉っぱの健康を保てるので定期的にするといいです。

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寒さに強い観葉植物を冬越しさせるコツ

寒さに強い性質がある観葉植物を選ぶだけでも、冬への対策はバッチリなのですが、冬越しさせるコツを押さえておくとさらに安心できます。以下をご覧ください。

  1. 昼間は日光を当てる
  2. 土が完全に乾いてからお水やりをする
  3. 葉っぱが乾燥したら葉水をする

少しの手間ひまをかけるだけで、普段よりも容易に冬越しができるでしょう。

昼間は日光を当てる

昼間の時間帯に日光をきちんと当てておけば、熱量を体内に保てるので耐寒性が上がります。特に、冬は夏と比べると約5時間ほど日照時間が短いそうです。

日の当たる時間が短ければ光合成をする時間も短くなるので、栄養を補給する時間も減ってしまいます。

確実に冬越しをするためには、少ない時間だとしても日光浴がとても大事ということです。そのためにも、熱量を内側にためて栄養を十分に補給していきましょう。植物もきっと喜びます。

土が完全に乾いてからお水やりをする

土がパサパサになったらお水やりをするといいです。冬場は観葉植物にとって休眠期でもあるので、お水を吸い上げる力が弱まります。土の乾くスピードもゆるやかになるでしょう。したがって、メリハリを意識した管理がおすすめです。

また、土が乾いてからすぐにお水やりをするのではなく、ある程度期間を空けると耐寒性が高まります。植物がギュッと引き締まり、寒い気温に対応しようとするからです。

乾いているかどうかの判別方法としては、土の中に指を入れるとよくわかります。乾いていれば指に土がつきませんし、湿っていれば指に土がつきます。触って確認すると失敗しづらいので、ぜひ試してみるといいです。

葉っぱが乾燥したら葉水をする

冬場は乾燥しやすいので、観葉植物の葉っぱもパサつく場合があります。そのまま放置をしても枯れる原因にはなりませんが、ダメージを受けやすい状態です。そこで、葉水でツヤと湿度を与えると健康に生長ができます

葉水の役割は単なる保湿だけではありません。実は、害虫の予防策にもつながるのです。乾燥した状態が続くと虫が発生しやすくなるので、定期的に葉っぱへ葉水をして身を守る必要があります。

毎日は少し大変かもしれませんので、お水やりとセットでまずやってみてください。慣れてきたら徐々に回数を増やしていきましょう。

寒さに強い観葉植物を探す方からのよくある質問

 最後に、寒さに強い観葉植物を探す方からのよくある質問とその答えをまとめました。まずは下記質問をご覧ください。

  1. 寒さ・暑さに強い観葉植物はある?
  2. 寒さに強い観葉植物を日陰の玄関に置くのはどう?
  3. 寒さに強い観葉植物をトイレに置くのは?
  4. 冬は観葉植物をどこに置くといい?

それでは具体的に見ていきましょう。

寒さ・暑さに強い観葉植物はある?

ユッカ・エレファンティペスがおすすめです。一年を通して育てやすく、乾燥もとても強いため初心者にも向いています。お水やりに関しては、1〜2週間に1回で問題ないです。

ある程度放置しても健康に生長してくれるので「手間がかからないのがほしい」という方にはうってつけと言えます。エレファンティペス単体で、存在感があるのでインテリア性を求めている方にもいいでしょう。

寒さに強い観葉植物を日陰の玄関に置くのはどう?

結論から言うと、玄関に置くのはアリです

場所的にも冷気がある環境なので、寒さに強い観葉植物であれば耐えられるでしょう。 基本的な置き場所は玄関で大丈夫ですが、たまに日光浴をさせると植物が喜びます。

具体的には1週間に1〜3回程度。自然の環境に触れさせることによって、植物が再びイキイキします。

関連記事:玄関に飾る観葉植物|選び方や管理時の注意点について

寒さに強い観葉植物をトイレに置くのは?

トイレに置くのも問題ありません。スペースが確保できるなら、観葉植物をディスプレイするといいです。風水効果もあるので、健康運が改善します。

ただし、換気をしていない時間帯は空気がたまりやすいので、植物が蒸れやすいです。窓がないと日が当たらないので、定期的に日光浴が必要になります。

気づかずに放置をしてしまうと、観葉植物にとってもあまりいいものではないです。日にちを決めてベランダや玄関の外に出すなどをして、自然の環境に触れさせるといいでしょう。

冬は観葉植物をどこに置くといい?

屋外で冬越しができる観葉植物は、特に注意点はないです。屋内の場合は、日中は日を当てるようにして、夜は窓際から距離を取って管理をするといいかもしれません。

冷気によって葉っぱや幹にダメージが加わる可能性があるからです。 温度が重要なので、日中と夜の管理を工夫すると健康的に育てられます。

まとめ

観葉植物はそれぞれの性質や特徴を押さえれば、日があまり当たらない場所や寒いところでも生長ができます。そのためにも、あらかじめ育て方や些細な疑問点を解消しておけると安心できますよね。

とはいっても、もともとは自然光や風を浴びて生きてきた植物たち。日光が当たる環境があればきっと嬉しいでしょう。だからこそ、私たちがサポートをする必要があるのです。

日光浴をしたり、葉水をしたりとなるべく自然の環境に近いものを提供します。そうすることで、すこやかに共存していけるのではないでしょうか。いつまでもお互い健康で過ごせるためにも、植物へ愛情をもって接してあげてくださいね。

馬淵 大
観葉や多肉植物が昔から好きで、今は自宅でコウモリランをメインに育てています。 前職で、仕入れ、植え替え、販売などを経験。育てているうちに、まるで我が子のように愛着を感じてお持ち帰りしてしまう日も。 同じように…とまではいかなくても、そんな風に愛着をもって育ててもらえれば嬉しいです。 ぜひ一緒にお気に入りの植物を探すお手伝いをさせてください。