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クワズイモの育て方

クワズイモの育て方

植物名 クワズイモ
学名 Alocasia odora
英名 Alocasia
科目/属性 サトイモ科アロカシア属
原産地 中国、台湾、東南アジア、インド、日本

 

\品種別の植物ケアカードも同梱します/

クワズイモの特徴

クワズイモはハート型の可愛らしい葉と樹木のように立ち上がる幹が印象的な植物です。別名で「出世芋」と呼ばれており、縁起が良い植物としても知られています。

サトイモ科の植物であり、非常に育てやすいことが特徴です。葉が60㎝を超えることもあり、お部屋に一つあるだけで南国テイストを味わえます。

クワズイモは、初めて観葉植物を迎える方にも育てやすくお手入れしやすいです。初心者でもインパクトのあるおしゃれなインテリアグリーンが楽しめます。

クワズイモの花言葉

クワズイモの花言葉は「復縁」「仲直り」です。大きなハート型の葉は「人の心を取り持つ」と言われ、復縁や復活愛のシンボルとなっています。

そのため、恋人や夫婦に人気の観葉植物です。誕生日やバレンタインデー、ホワイトデーなどのプレゼントにおすすめ。

可愛らしいハート型の葉と存在感のある幹が、素敵なインテリアグリーンとして活躍してくれるでしょう。

クワズイモの風水

クワズイモには「仕事運」「恋愛運」「金運」を上げる風水効果があります。別名に出世芋という名前があることから、仕事運や金運に効果的です。

ハート型の葉と復縁という花言葉を持つため、恋愛運に影響力があります。恋愛運を上げたい場合は、北や南東に飾るとより効果的です。

ただ飾ればよいというわけではなく、飾った場所の周囲を綺麗にしたりお手入れしたりすることが重要です。元気がなかったり枯れたりすると運気が悪くなるので気を付けてください。

関連記事:クワズイモの風水|置く場所と方角について

クワズイモの育て方

クワズイモの育て方

日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 5~10月

観葉植物の全体的な育て方の基本については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:観葉植物の育て方|コツや管理法について

置き場所と日当たり

クワズイモは室内の日当たりの良い環境を好みます。ただし、夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるので注意が必要です。

耐陰性もあるので、明るい室内であれば問題なく育ちます。ただし、置いた場所が暗すぎると、葉色が薄くなったり軟弱に育ったりと生育が悪くなるので気を付けましょう。

日当たり不足で生育が悪い場合は、明るい窓際や屋外の日陰で日光浴させると元気になります。ただし、場所を固定せずにあちこち動かすとクワズイモにとってストレスになるので、最初から明るい窓際で育てることがおすすめです。

温度

クワズイモは寒さに弱い植物です。温度は最低10℃以上をキープして育ててください。

屋外の日陰で管理している場合は、気温が下がり始める秋に部屋の中へ移動させることが大事なポイント。冬の窓際は屋外と同じくらいに冷え込むので、窓際から離しておくと管理がしやすいです。

クワズイモは春から秋にかけて屋外の日陰でも管理できますが、基本的には紫外線量に変化を起こさない方が良いので、室内に置きっぱなしが良いでしょう。

水やりの頻度

  1. 春夏:土の表面が乾いてから
  2. 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後

春夏の生育期には、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。

クワズイモに水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは吸水力が弱くなるので、徐々に水やりを控えましょう。

冬は土の表面が乾いてから2~3日後に水やりをします。この時期は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。

もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。

肥料

クワズイモには植え替えの時に、長期間ゆっくり効く緩効性肥料を土に混ぜ込んでください。生育期の5~10月には置き肥や液肥も与えると、葉や幹が大きくなりやすいです。

冬は生育が緩慢な時期なので、肥料やりはしないでください。冬も肥料を与えると根痛みの原因になります。

土の上に置いている置き肥は取り除き、2週間に1度の液肥やりもやめましょう。土の中に混ぜ込んだ緩効性肥料は、栄養として吸収されているので安心してくださいね。

剪定方法

クワズイモの剪定時期は5~10月です。特に、新芽の出やすい5~7月に剪定すると、その後の生育が良くなります。

古い葉や傷んだ葉、風通しを悪くしている葉を剪定しましょう。葉柄の根元付近で剪定します。幹の根元に葉柄が残っても、その後は自然と枯れて取れるので安心してください。剪定にはよく切れる清潔なハサミやナイフを使うことで、病気を防ぐことができます。

クワズイモのよくあるトラブルと対処法

クワズイモのよくあるトラブルと対処法

ハート型の大きな葉と膨らんだ幹が魅力的なクワズイモですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根本が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 発根剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通り。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとクワズイモに悪影響です。

対処法はクワズイモの植え替えをすること。

クワズイモを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニの症状は以下。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

クワズイモのよくある質問

クワズイモのよくある質問

最後にクワズイモのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. クワズイモの好む土は?
  2. クワズイモの植え替え時期/植え替え方法は?
  3. クワズイモの適切な増やし方は?
  4. クワズイモは室内と屋外どちらを好むの?
  5. クワズイモが大きくなりすぎた時はどうするの?
  6. クワズイモを太くするにはどうすればいい?
  7. クワズイモは花が咲くの?開花時期は?

それでは具体的に見ていきましょう。 

クワズイモの好む土は?

クワズイモは水はけの良い土を好みます。高温多湿の環境を好みますが、水はけが悪いと根や幹が腐りやすくなるので注意が必要です。

市販の観葉植物の土で十分に育つので安心してください。オリジナルで土を作る場合は、水はけがよくなるように気を付けて作ることが大事です。

クワズイモの植え替え時期/植え替え方法は?

5~10月が植え替え時期になります。特に新芽の出やすい5~7月が、植え替えによる傷みも少なく回復しやすいです。

購入して2年ほどで植え替えになります。また、水やり後に土が吸水しなかったり鉢底から根が出ていたりする時も、植え替え時期です。

根が固まっていたら、土と一緒にほぐして一回り大きな鉢に植え替えましょう。その後は、しっかりと水やりをして、直射日光が当たらない明るい場所で管理して、元の場所に戻してください。

クワズイモの適切な増やし方は?

クワズイモは、「挿し木」「株分け」で増やすことができます。

挿し木は、幹の部分を5~10㎝ほど含んで剪定します。剪定した断面を半日ほど乾かた後に、新しい土に優しく植えてください。

この時に葉を半分ほど切っておくと葉からの蒸散を抑えることができて、根が出やすくなります。あとは、土が乾かないように管理しましょう。

株分けはクワズイモの幹の根元にできた子株を、ハサミやナイフで根が付いた状態で切り分けます。その後は、新しい土に植えて水やりしてください。

クワズイモは室内と屋外どちらを好むの?

クワズイモは室内の明るい場所を好みます。屋外の日陰でも育てることができますが、屋内と屋外に入れたり出したりすると、紫外線量に変化があり生育に良くありません。

そのため、室内の明るい窓際で管理してください。さらに、クワズイモは寒さにも弱いので、冬の屋外は枯れる恐れがあります。

室内の場合も、窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので注意しましょう。

クワズイモが大きくなりすぎた時はどうする?

クワズイモは生育が良ければ、葉が60㎝以上大きくなることもあります。幹もどんどん大きくなります。

大きく生長すること自体は素晴らしいので、もし広い場所であればそのまま育ててあげると立派な株姿を楽しめます。ただし、大きくなりすぎて倒れないように支柱などで支えてください。

スペースに問題がある場合は、挿し木や株分けをします。小さな株に仕立てて、最初から育てるのも一つの手です。

クワズイモを太くするにはどうすればいい?

クワズイモを太くするには、日当たりの良い場所で生育期に定期的に肥料を与えることが重要です。さらに、根から吸収した栄養が分散しないように、子株ができたら取り除くこともポイント。

また、植え替え時期に深い鉢に幹が埋まるように植えて育てると、幹が太くなりやすいです。1~2年後の植え替え時期に、幹にかぶせていた土を外します。

通常の鉢に、太くなった幹が見えるように植え替えてください。幹はすぐには太くならないので、じっくり育ててあげましょう。

クワズイモは花が咲くの?開花時期は?

株が大きく成熟していると、6~8月に白い棒のような花を咲かせます。この白い花穂の周りを、黄緑の葉が包む状態です。

この黄緑の葉は仏炎苞と呼ばれます。花ではなく葉の一種なので、この機会に覚えておくと良いでしょう。

クワズイモの花からは、わずかに甘い香りも楽しめます。ぜひ長く大事に育てて、花も楽しんでください。

クワズイモのまとめ

クワズイモのまとめ

クワズイモは明るい室内であれば、簡単に育てることができます。ハート形の大きな葉と存在感のある幹は、南国テイストのインテリアグリーンとして活躍するでしょう。

「復縁」や「仲直り」という花言葉は、恋人や夫婦のプレゼントにおすすめです。また、「仕事運」「恋愛運」「金運」を上げる風水効果はどんな方にも喜ばれます。

ぜひ、素敵なインテリアグリーンとして育ててみてはいかがですか。

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