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ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの育て方

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの育て方

植物名 ドラセナ・デレメンシス・コンパクタ
学名 Dracaena deremensis “Virens Compact”
英名 Dracaena Compacta
科目/属性 リュウゼツラン科ドラセナ属
原産地 熱帯アフリカ
日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 4~7月

 

\品種別の植物ケアカードも同梱します/

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの特徴

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは、光沢感のある葉と幹に入る節のストライプのコントラストが美しい植物です。コンパクタという名前通りに葉が広がらず、上に向かって生育します。

そのため、リビングやオフィスの限られたスペースでも育てやすく人気があるんですよ。厚みのある葉が集まって茂る様子は王様の冠のようで、シックでありながら豪華な雰囲気を持ちます。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは、初めて観葉植物を迎える方にも育てやすくお手入れもしやすいです。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの花言葉

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの花言葉は「幸福」です。ドラセナ属は、共通して「幸福」にまつわる花言葉が付けられています。

ハワイではドラセナの木を玄関や入口に置くと、「幸せ」が訪れると信じられていることが花言葉の由来です。そのため、ドラセナ属の木は別名で「幸福を呼ぶ木」と呼ばれています。

「幸福」という花言葉は、どんなお祝い事にも適しています。贈った側も贈られた側も幸せな気持ちにしてくれる花言葉ですね。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの風水

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタには金運を上げる風水効果があります。シュッと上に生育する葉姿が、金運を上げてくれるようです。

また、枝ぶりとしてもまっすぐ上に生育するドラセナは、「陽」の気を持っています。そのため、「陰」の気が溜まりやすいリビングの隅に置くと、悪い気を払ってくれるでしょう。

金運を上げるだけでなく悪い気も払ってくれるので、開業祝いや開店祝いなどに喜ばれます。

関連記事:ドラセナの風水|置き場所と方角について

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの育て方

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの育て方

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは、初めて植物をお部屋に迎える方にも育てやすい植物ですが、育て方にはポイントがあります。

ここでは、ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの育て方について解説します。育て方のポイントを押さえて、適切に育てることができれば、美しい姿で元気に育ち続けるでしょう。

置き場所と日当たり

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは日当たりのよい環境を好みます。しかし、夏の直射日光は葉焼けの原因になるので注意が必要です。

耐陰性もあるので、明るい室内であれば問題なく育ちます。置いた場所が暗すぎると、葉色が薄くなったり軟弱に育ったりと生育が悪くなるので気を付けましょう。

日当たり不足で生育が悪い場合は、明るい窓際や屋外の日陰で日光浴をさせると元気になります。ただし、夏でなくても直射日光に急に当てると葉焼けしやすいので気を付けてくださいね。

温度

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは暑さには強い反面、寒さに弱い植物です。温度は最低10℃以上をキープして育ててください。

屋外で管理している場合は、気温が下がり始める秋に部屋の中へ移動させることが大事なポイント。冬の窓際は屋外と同じくらいに冷え込むので、窓際から離しておくと管理がしやすいです。

暖房の風が直接当たると乾燥して葉が落ちやすいので、当たらない場所に置きましょう。

水やりの頻度

  1. 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
  2. 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後

春夏の生育期には、手で土を触って水分を感じなくなったら鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタに水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。

冬は手で土を触って水分を感じなくなって一週間程度あけた後に水やりをします。この時期は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。

もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。

肥料

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタには植え替えの時に、長期間ゆっくり効く緩効性肥料を土に混ぜ込んでおきます。さらに、生育期の4~9月に置き肥や液肥を与えると生育が良いです。

冬は生育が緩慢な時期なので、肥料やりはしないでください。冬も肥料を与えると根痛みの原因になります。

土の上に置いている置き肥は取り除き、2週間に1度の液肥やりもやめましょう。土の中に混ぜ込んだ緩効性肥料は、栄養として吸収されているので安心してくださいね。

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剪定方法

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの剪定時期は4~7月です。冬の間に傷んだ幹や枝葉を剪定します。

枝分かれしている幹は、どの部分から切っても問題ありません。切り口の下から新しい枝を出すので、理想の株姿をイメージして剪定すると良いですよ。

この時に、茂りすぎた葉や元気のない下葉も一緒に幹から外しておくと、すっきりして見栄えが良くなります。また、葉を整理することで風通しがよくなり、病害虫予防としても効果的です。

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ドラセナ・デレメンシス・コンパクタを購入した方からのレビュー

AND PLANTSのドラセナ・デレメンシス・コンパクタを購入した方からのレビューを下記にまとめました

「ドラセナ・デレメンシス・コンパクタのネット購入が不安」「ドラセナ・デレメンシス・コンパクタって実際のところどうなの?」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタを購入した方からのレビュー
ドラセナ・デレメンシス・コンパクタを購入した方からのレビュー
ドラセナ・デレメンシス・コンパクタを購入した方からのレビュー

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ドラセナ・デレメンシス・コンパクタのよくあるトラブルと対処法

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタのよくあるトラブルと対処法

限られたスペースでも育てやすいドラセナ・デレメンシス・コンパクタですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根元が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。

これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下の通りです。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 発根剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。

赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。

根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると枝が垂れ、新芽を残すために古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

関連記事:観葉植物の根腐れ|対処法や見分け方の紹介

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状。根詰まりの症状は以下の通りです。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとドラセナ・デレメンシス・コンパクタに悪影響です。

対処法はドラセナ・デレメンシス・コンパクタの植え替えをすること。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

関連記事:観葉植物の根詰まり|症状や対処法について

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下の通りです。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

関連記事:観葉植物の葉焼け|原因や対処法の紹介

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの害虫トラブルと対処法

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの害虫トラブルと対処法

明るい室内で育てやすいドラセナ・デレメンシス・コンパクタですが、害虫トラブルも存在します。

害虫によるトラブルが発生したときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

ハダニ

ハダニの症状は以下の通りです。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

関連記事:観葉植物に発生するハダニ|対処と予防法の紹介

アブラムシ

アブラムシの症状は以下の通りです。

  1. 新芽が萎縮している
  2. 葉が縮れている
  3. 新芽に虫が付いている
  4. 葉や幹がベタベタしている

アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です

放っておくとドラセナ・デレメンシス・コンパクタの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 縮れた葉はカットする
  2. アブラムシを取り除く
  3. 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
  4. アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

アブラムシが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用すると効果があります。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

関連記事:観葉植物に発生するアブラムシ|原因や対処・予防法

カイガラムシ

カイガラムシの症状は以下の通りです。

  1. 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が枝葉についている
  2. 黒いカビ(すす病)が発生している
  3. 葉や幹がベタベタしている

カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です

放っておくとドラセナ・デレメンシス・コンパクタの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
  2. 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
  3. カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的。

カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。

既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

関連記事:観葉植物の白い綿はコナカイガラムシ|対処法と予防法を紹介

コバエ

コバエの症状は以下の通りです。

  1. 土に虫が湧く
  2. コバエが植物の周囲を飛んでいる

コバエ自体は植物に無害ですが、観葉植物を育てるうえでの不快害虫です

放っておくとコバエは増えていくので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
  2. 新しい土に植え替える
  3. 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
  4. トラップを仕掛ける
  5. コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する

コバエが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。

コバエのトラップは食器用洗剤やお酢、めんつゆなどで作ることができます。植物の近くに置いておくと、簡単にコバエを捕殺できるでしょう。

コバエは、発酵不十分な腐葉土やバーク堆肥、有機質肥料の匂いに引き寄せられます。

そのため、有機質肥料を取り除いたり土の表面に赤玉土や鹿沼土など3~5㎝程度敷き詰めたりするとコバエ発生を防ぐことが可能です。

そもそもコバエは、完熟たい肥を使用した質のよい土であれば発生しません。また、土が常に湿っている状況を避ければ、発生する可能性は低いです。

コバエを発生させないためには、適切な土と水やり管理で育ててください。

関連記事:観葉植物に発生するコバエ|対策と原因について

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタのよくある質問

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタのよくある質問

最後にドラセナ・デレメンシス・コンパクタのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは地植えができるの?
  2. ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの葉先が枯れる理由は?
  3. ドラセナ・デレメンシス・コンパクタには種類がある?
  4. ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの適切な増やし方は?
  5. ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの植え替え時期/植え替え方法は?

それでは具体的に見ていきましょう。  

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは地植えができる?

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは寒さに弱いため、地植えをすることはできません。最低温度を10℃以上でキープして育てる必要があるからです。

日本では霜や雪も降ります。寒風だけでなく、霜雪に当たるとドラセナ・デレメンシス・コンパクタは枯れてしまいます。

そのため鉢植えで育て、冬は寒さに当たらないように室内で管理することが大切です。室内でも窓際では、屋外と変わらないくらいに冷え込むので、管理する場所には気を付けてくださいね。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの葉先が枯れる理由は?

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの葉先が枯れる理由は、「空気の乾燥」「根痛み」が考えられます。

空気が乾燥する冬は、特に葉先が痛みやすいです。さらに、暖房で室内が乾燥すると葉先が枯れてきます。

そのため、ドラセナ・デレメンシス・コンパクタに葉水を与えて、空気中の湿度を保つと葉先が枯れにくくなります。枯れてしまった葉先は、綺麗に切り取ることで見栄えも良くなります。

また、鉢の中で根が根詰まりしていたり根腐れしていたりすると、根が傷んで葉先が枯れることもあるんですよ。その場合は、植え替えをして状態の悪い根と葉を整理して、植え替えることで改善されます。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタには種類がある?

ドラセナ・デレメンシスという葉が広がる種類があります。そもそも、コンパクタはそのデレメンシスの葉が広がらない種類に分類されるんですよ。

ドラセナ・コンパクタと呼ばれる場合は、このデレメンシス・コンパクタも含めたコンパクトな数種類の総称として扱われています。そのため、ドラセナ・デレメンシス・コンパクタには種類がたくさんあるように思うのかもしれません。

しかし、本来はドラセナ・デレメンシスの葉が広がらないタイプの1種類ということになります。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの適切な増やし方は?

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは「挿し木」「茎伏せ」を、5~7月に行うことで増やすことができます。 

挿し木は、新芽の付いた枝を10~15㎝で切り取り、切り口を斜めにカットします。半日ほど吸水後に、挿し木さし芽用の土に優しく植えつけてください。

土が乾かないように明るい日陰で管理することで、根が出てきて成長します。新芽が育ち始めたら植え替えて育てると良いですよ。

茎伏せとは茎を横向きに土に植えて増やす方法です。枝を10㎝ほどにそれぞれ剪定して、両脇の切り口をまっすぐにカットします。

カットした茎を横向きに半分に植えて、明るい日陰で土が乾かないように管理してください。新芽と根が出てきた後は、挿し木と同様の育て方をします。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの植え替え時期/植え替え方法は?

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの植え替え時期は生育期の4~7月です。8月~10月も植え替えはできますが、植え替え後の寒い冬を考えると早めに植え替えたほうが良いでしょう。

鉢から取り除き、傷んだ根や黒ずんだ根があれば取り除きます。根詰まりしている場合は、土をほぐして根を解いてあげると良いですよ。

一回り大きな鉢に植えなおして、しっかりと水やりをします。その後は、明るい日陰で1週間ほど様子を見てから、元の場所に戻してあげてください。

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタのまとめ

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタは明るい室内であれば、簡単に育てることができます。コンパクトな葉姿と幹に入る節のストライプ模様を楽しむこともできることから、育てやすいインテリアグリーンとして活躍するでしょう。

「幸福」という素敵な花言葉を持ち、ご自宅用にもプレゼント用にもおすすめです。また、悪い気を払い金運を上げる風水効果は、開業祝いや開店祝いにも喜ばれます。

ぜひ、素敵なインテリアグリーンとして育ててみてはいかがですか。