フィカス・ジンの育て方

フィカス・ジンの育て方

植物名 フィカス・ジン
学名 Ficus elastica ‘Jin’
英名 Ficus Jin
科目/属性 クワ科フィカス属
原産地 インド

[https://andplants.jp/collections/ficusgin]

フィカス・ジンの特徴

フィカス・ジンは、散り斑が入った美しい葉をもつ植物です。ゴムの木の仲間ですが、市場でもあまり見ない珍しい品種として人気があります。

新芽が芽吹く頃は赤みがかった色を付け、徐々に白から緑へと移り変わる姿は優しくも美しい印象。明るい斑入りの葉が変化するので、お部屋に一つ置くだけでおしゃれな雰囲気を演出してくれるでしょう。

模様を維持したい場合は、日当たりのよい場所で管理することがおすすめです。育て方は通常のゴムの木と変わらないので、初心者の方でも簡単に育てることができます。

フィカス・ジンの花言葉

フィカス・ジンの花言葉は「永久の幸せ」です。

結婚祝いや新築祝い、出産祝いなどの贈り物にぴったりの花言葉。恋人や夫婦間のプレゼントだけでなく、開店祝いや開業祝いなど様々なお祝いにも喜ばれるでしょう。

個性的な葉をもつフィカス・ジンは、一つあるだけでおしゃれな空間を作る植物です。気軽に飾れるテーブルサイズから、素敵な花言葉と共に楽しんでみませんか。

フィカス・ジンの風水

フィカス・ジンには「金運」「家族運」を引き寄せる風水効果があります。永久の幸せという花言葉も持っているので、どちらにも素敵な幸運を呼び寄せてくれるでしょう。

金運を高めたいなら、玄関やトイレに置くのがおすすめです。家族運であれば、キッチンやリビングなどが効果的。

ただ植物を置くだけでは、風水効果は十分には得られません。そのため、置く場所を整理整頓して、日ごろのお手入れで元気に育ててくださいね。

関連記事:ゴムの木の風水|置き場所と方角について

フィカス・ジンの育て方

フィカス・ジンの育て方

日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 5~10月

関連記事:観葉植物の基本的な育て方|コツや管理法について

置き場所と日当たり

フィカス・ジンは日当たりと風通しのよい環境を好みます。ただし、直射日光に当たると葉焼けの原因になるので注意が必要です。

耐陰性も強いため室内で育てやすいですが、あまり暗い場所では生育が良くありません。特に、暗い場所では美しい散り斑が不鮮明に。

そのため、室内の明るい窓際で育てることがおすすめです。直射日光が差し込む場合は、レースカーテン越しの柔らかい光にして管理してください。

温度

フィカス・ジンは、寒さに弱い植物です。最低10℃以上をキープして育ててください。

屋外の日陰でも育てることはできますが、気温の下がる秋には室内へ移動する必要があります。しかし、室内と屋外を入れたり出したりすることは、紫外線量の変化により植物の生長に悪影響です。

そのため、初めから室内の明るい窓際で管理するとよいでしょう。冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離した明るい場所に置くと管理がしやすいです。

水やりの頻度

  1. 春夏:土の表面が乾いてから
  2. 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後

春夏の生育期には、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。生育期の水切れは、植物が葉を落とす原因になります。

水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。

冬は土の表面が乾いてから2~3日後に水やりをします。この時期は特に空気が乾燥するので、葉水を忘れずに与えると葉先が傷む心配がありません。

冬の水やりを控えることで寒さにも強い株になるので、水のやりすぎには気を付けてください。

肥料

フィカス・ジンには、植え替えの時に長期間ゆっくり効く緩効性肥料を、土に混ぜ込んでおくだけで十分です。土に肥料を混ぜ込んでいない場合は、置き肥や液肥を与えます。

生育期の5~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。

冬も肥料を与えると根痛みの原因になります。土の上に置いている置き肥は取り除いて、液肥やりもやめましょう。

剪定方法

フィカス・ジンの剪定時期は5~10月です。傷んだり茂りすぎたりした枝葉を剪定します。

新芽が出やすい5~6月の時期に剪定すると、その後の樹形を美しく維持しやすいです。剪定した枝の下から新芽が出るので、理想の姿を想像しながら風通し良く剪定してください。

ゴムの木の仲間なので白い樹液が出てきます。肌に痒みが生じたり炎症を起こす可能性があるため、その樹液には触れないようにしましょう。

剪定するときは、あらかじめ手袋をしておくと安心です。もし触れてしまった時は、水で綺麗に洗い流してくださいね。

フィカス・ジンのよくあるトラブルと対処法

フィカス・ジンのよくあるトラブルと対処法

生長するにつれて変化する散り斑が美しい希少なフィカス・ジンですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根本が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 活力剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通り。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとフィカス・ジンに悪影響です。

対処法はフィカス・ジンの植え替えをすること。

フィカス・ジンを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニの症状は以下。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

フィカス・ジンのよくある質問

フィカス・ジンのよくある質問

最後にフィカス・ジンのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. フィカス・ジンは希少種なの?
  2. フィカス・ジンの適切な増やし方は?
  3. フィカス・ジンは室内と屋外どちらを好むの?

それでは具体的に見ていきましょう。 

フィカス・ジンは希少種なの?

フィカス・ジンは、市場でもあまり見ることができない希少種です。

フィカス・エラスティカと呼ばれるゴムの木の斑入り品種になります。かすんだ散り斑が入る美しい葉が特徴です。

ゴムの木の仲間は、800種以上あるとされています。その中でも、フィカス・ジンは観賞価値が高く人気があるので、ぜひ手に入れたい植物としても有名です。

フィカス・ジンの適切な増やし方は?

フィカス・ジンは、「挿し木」「取り木」で増やすことができます。適期は、暖かく湿度の高い5~8月です。

挿し木で増やすためには、1~2枚の葉がある枝を剪定して穂木とします。剪定後、白い樹液が流れなくなるまで水で洗い流して、1~2時間吸水させてください。

その後は、挿し木用の土に優しく植えて、土が乾かないように明るい日陰で管理します。1か月もすると新芽が出てくるので植え替えて育てましょう。

取り木で増やすためには、幹の外皮に環状に薄く傷をつけて剥ぎ取ります。その後、湿らせたミズゴケを巻いてラップやビニールで隙間なく覆ってください。

1~2か月後に剥ぎ取った部分から発根していたら、剪定して植え替えて育てることができます。

フィカス・ジンは室内と屋外どちらを好むの?

フィカス・ジンは日当たりと風通しの良い室内を好みます。

屋外の明るい日陰でも育てることはできますが、寒さに弱いため気温の下がる秋には室内へ移動する必要があります。しかし、室内と屋外を入れたり出したりすると紫外線量が変化して、生育に悪影響です。

そのため、初めから明るい窓際に固定して管理することで、フィカス・ジンを美しく育てることができます。管理する場所を頻繁に変えると植物にストレスを与えるので注意してください。

フィカス・ジンのまとめ

フィカス・ジンのまとめ

フィカス・ジンは明るい室内であれば、一年を通して簡単に育てることができます。葉の模様の変化と美しい散り斑の入った葉は、おしゃれなインテリアグリーンとして活躍するでしょう。

「永久の幸せ」という花言葉は、結婚祝いや新築祝いのおしゃれなプレゼントにも最適です。さらに、金運や家族運を引き寄せる風水効果は、多くの方に喜んでもらえます。

ぜひ、希少で素敵なインテリアグリーンとして育ててみてはいかがですか。

[https://andplants.jp/collections/ficusgin]

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