パキラを育てている方の中には、「肥料の与え方が分からない」「どんな肥料を与えればいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
葉の艶や張りを出すためにも、肥料は重要です。しかし、与えすぎると根を傷めるかもしれません。
そこで、今回はパキラの肥料について詳しく紹介します。与え方や注意点だけでなく、肥料の種類や形状についても解説しています。
この記事を最後まで読んで、パキラに正しく肥料を与えてください。きっとイキイキとしたパキラを楽しめるようになるでしょう。
パキラをより元気に育てたい方は「evo みどりがより鮮やかになる肥料」がおすすめです。グリーンが色濃くなるだけではなく、歯が黄色くなった際にも効果的ですよ。
[https://andplants.jp/products/evo_solid_fertilizer_for_green]パキラに重要な肥料成分
パキラにとって重要な肥料成分は以下の通りです。
- 窒素|葉肥
- リン酸|花肥
- カリ|根肥
- 中量肥料や微量要素もある
一言で肥料と言っても、含まれている成分はさまざま。一つ一つの成分がパキラに与える効果は異なります。
パキラの生育に重要な肥料成分を詳しく見ていきましょう。
パキラも含めた観葉植物の肥料の種類や使い方について気になる方は、「観葉植物の肥料」の記事でも紹介していますので、ぜひご覧になってください。
窒素|葉肥
窒素(N)は、パキラの葉に重要な肥料成分です。葉肥(はごえ)とも呼ばれ、以下のような効果があります。
- 葉や茎の成長を促進する
- 葉の緑色を濃くする
- 葉や茎を大きくする
窒素は植物の三大栄養素の1つで、多くの肥料に含まれています。植物の葉緑素生成や光合成に必要な肥料成分です。
「パキラの葉を増やしたい」「薄くなった葉色を濃くしたい」などの悩みを持つ方は、窒素の多い肥料を与えると効果があります。ただし、窒素を与えすぎると、茎が徒長したり葉が柔らかくなりすぎたりする点には注意が必要です。
リン酸|花肥
リン酸(P)もパキラに重要な肥料成分の1つです。花肥(はなごえ)または実肥(みごえ)とも呼ばれており、以下のような効果があります。
- 花芽を増やす
- 開花や結実を促進する
- 花や果実を肥大させる
- 根の生育を促す
リン酸は植物の三大栄養素の1つで、草花や野菜などの肥料に多く含まれています。
花や実に効果的な肥料成分なので、「観葉植物のパキラには必要ない」とされることもあります。しかし、根の生育にも関与しているため、パキラを元気に育てたい場合は、リン酸も与えた方が良いです。
ただし、リン酸を多く与えるとパキラが花を咲かせる準備をして、枝葉の成長が緩慢になることも。インテリアグリーンとして葉を楽しみたい方は、リン酸含量が少ない観葉植物用の肥料を与えてください。
カリ|根肥
窒素やリン酸と並んで、植物の三大栄養素であるカリ(K)。カリは、根肥(ねごえ)とも呼ばれており、以下のような効果があります。
- 根の成長を促進させる
- 植物の組織を頑丈にする
- 光合成をサポートする
- 新陳代謝を促す
カリは、根の生育や光合成に大きく関わる肥料成分です。根が土の中で伸びる際に傷つかないようにしたり、光合成で作られた栄養素の蓄積・移動をサポートしたりする効果があります。
カリの肥料効果は根の生育促進や光合成のサポートだけでなく、植物の組織を頑丈にする効果があるため、病害虫からの被害を抑えるのにも効果的です。
パキラは幹の根元に水分や栄養素をため込む性質があるので、カリの肥料成分は生育に非常に役立っています。根の生育を促すだけでなく、植物組織を頑丈にするといった点からも、パキラの生育に欠かせない肥料成分と言えるでしょう。
パキラだけでなく、どの植物でもカリが不足すると、新陳代謝が悪くなります。「葉先が黄色くなる」「病害虫の被害が増える」「根が傷む」などの症状が出やすくなるので、気を付けてください。
中量肥料や微量要素もある
肥料には、植物に大きな影響を与える三大栄養素以外にも、中量肥料や微量要素と呼ばれるものがあります。
三大栄養素ほどではありませんが、いずれも植物の成長に関わる成分です。種類と主な効果や役割を紹介します。
中量肥料 | 主な効果や役割 |
カルシウム(Ca) | 植物細胞の強化 |
マグネシウム(Mg) | 葉緑素生成 |
硫黄(S) | 植物体内のたんぱく質生成 |
微量要素 | |
鉄(Fe) | 葉緑素生成のサポート |
マンガン(Mn) | 葉緑素やビタミンなどの合成 |
ホウ素(B) | 根や新芽の生育促進 |
亜鉛(Zn) | たんぱく質やでんぷんなどの合成 |
モリブデン(Mo) | たんぱく質の合成 |
銅(Cu) | 植物の呼吸促進 |
塩素(Cl) | 炭水化物合成や光合成促進 |
パキラを含めた観葉植物は、鉢植えとして同じ土で長年育てることが多いため、中量肥料や必要量の少ない微量要素も欠乏することがあります。そのため、三大栄養素と合わせて与えた方が元気に育ちます。
近年では、窒素・リン酸・カリが含まれている肥料に、中量肥料や微量要素がプラスされていることも多いです。
AND PLANTSが取り扱っている「evo みどりがより鮮やかになる肥料」は、窒素・リン酸・カリの他に、葉緑素生成の効果のあるマグネシウムを含んでいます。パキラの葉をより鮮やかに育てたい方は、ぜひ与えてみてください。
[https://andplants.jp/products/evo_solid_fertilizer_for_green]肥料と活力剤(アンプル剤)は異なる
観葉植物を育てるにあたって、肥料の他に活力剤があります。土にすぐに挿して使えるようなアンプル容器としても販売されていることから、アンプル剤と呼ばれることもあります。
活力剤とは、前述した微量要素のことです。植物の生育をサポートしてくれる栄養素であるため、肥料と呼ばれる三大栄養素や中量肥料と合わせて与えてあげましょう。
注意点として活力剤だけ与えても、三大栄養素や中量肥料が不足していると植物の生育はあまり改善されません。肥料を与えている前提で、活力剤を植物に与えることが重要です。
微量要素は植物に必要とされる量がごくわずかであるため、活力剤に含まれている量も多くありません。つまり、肥料のように与えすぎても根を傷めることは少なく安心して使えます。
植物の根が傷んだり根腐れしたりしたときは、肥料ではなく発根促進効果のある活力剤を使うと復活に効果的です。
観葉植物の活力剤について詳しく気になる方は、「観葉植物の活力剤・栄養剤」の記事も参考にしてみてください。
パキラの肥料の種類
パキラに与える肥料の種類には以下の2種類があります。
- 化学肥料
- 有機肥料
肥料の種類の違いを見ていきましょう。
化学肥料|速効性
化学肥料とは化石燃料や鉱物を原料として化学的に合成した肥料です。植物が必要とする肥料成分を人工的に集約しているので、植物に与えた時に速効性があります。
肥料成分が水に溶けだすスピードを調整した固形の化学肥料もあるため、緩効性や持続性に優れたものもある点は、化学肥料のメリットと言えるでしょう。
また、臭いが少ないため、室内で育てるパキラに向いています。デメリットとしては、与えすぎると特定の肥料成分が増えすぎて成長に悪影響を与えたり、根が傷んだり土が硬くなったりする点です。
与える量やペースに注意してください。
有機肥料|緩効性
有機肥料とは、動物や植物由来の有機物を原料として作られた肥料です。土をフカフカにしたり、土の微生物バランスを整えたりする効果もあります。
化学肥料とは異なり、三大栄養素だけでなく中量肥料、微量要素なども含まれていることが多いです。有機肥料は有機質の状態なので、植物が吸収できる無機化合物に分解されるまでに時間がかかります。
そのため、効果が現れるまで時間のかかる緩効性の肥料です。また、化学肥料に比べて臭いがあるため、室内で育てるパキラには向いていません。
発酵や分解が不十分な有機肥料は、虫が発生する原因にもなるので、注意してください。
形状別|パキラの肥料
パキラに与える肥料には、2種類の形状があります。
- 固形肥料
- 液体肥料
それぞれの違いを詳しく解説します。
固形肥料|土の上に置いたり混ぜたりする
肥料には、粒状の固形肥料タイプがあります。固形肥料は土の上に置いたり、土に混ぜたりして使用します。
特徴は、土が湿った時に肥料成分が溶けだして効果を発揮する点。そのため、土に置いたり混ぜたりしておくと、水やりのたびに肥料成分が溶けだして、水と一緒に吸収されます。
じっくりと肥料が溶けだすので速効性はありませんが、長期的な肥料効果を期待できるでしょう。忙しくてパキラに肥料を与えることが難しい方は、あらかじめ土に固形肥料を置いたり混ぜたりしておくと安心です。
液体肥料|水に薄めて与える
肥料には固形タイプ以外に、液体タイプがあります。液体肥料は、水に薄めて与える肥料です。
水やりの際に、薄めて与えることで、水と一緒に吸収されて効果を発揮します。固形タイプと異なり、持続性はありませんが速効性があります。
「パキラの葉を早く大きくしたい」「薄くなったパキラの葉をすぐに濃くしたい」などの時に、水やりと一緒に与えると効果的です。ただし、液体肥料の希釈率は決まっています。
希釈液を濃く作れば、効果が高まることはありませんので注意してください。さらに、希釈率が守られていない場合は、根が傷む可能性も高いので与え方には気を付けましょう。
時期や与え方|パキラの肥料
パキラに肥料を効果的に与えるためには、以下のような与え方をしましょう。
- 元肥|植え替え時に土に混ぜ込む
- 追肥|生育期に与える
肥料は与える時期によって、呼称が異なります。その点も踏まえて、パキラへの肥料の時期と与え方を解説します。
元肥|植え替え時に土に混ぜ込む
購入したパキラを鉢に植え替える時に、土に混ぜ込む肥料を「元肥(もとひ・もとごえ)」と呼びます。粒状の化学肥料を混ぜ込むことが多いです。
有機肥料を混ぜ込むのも良いですが、虫の発生につながるかもしれない点には注意してください。元肥を与えることで、新しく伸び始めた根がすぐに肥料を吸収するため、新芽が出やすく、生育にも勢いが出ます。
化粧鉢に植えられてすぐに飾れる状態のパキラには、元肥が入っていない場合もあるため、購入前に確認すると安心です。入っていない場合は、土の上に固形の肥料を置いたり、水やり時に液体肥料を薄めて与えると良いでしょう。
AND PLANTSでは「健全な根」であることを主眼に開発された元肥「バイオゴールド クラシック元肥200g」を取り扱っています。太く白い根を作るのにもおすすめなので、ぜひ土に混ぜ込んでみてください。
[https://andplants.jp/products/basefertilizer]追肥|生育期に与える
パキラへの肥料は、元肥だけでは不十分です。元肥はゆっくりとしか効果がないので、新芽が多く出て葉が茂る生育期に肥料不足になる可能性があります。
そのため、生育期の5月~7月、9月~10月くらいに肥料を追加で与えてください。追加で与える肥料のことを「追肥(ついひ)」と呼びます。
追肥は、固形タイプでも液体タイプでも問題ありません。固形タイプの追肥であれば、およそ2~3か月おきに1回与えます。
液肥であれば、2週間に1回のペースで水やり時に薄めて与えましょう。固形タイプの追肥は、パキラを植えている鉢の大きさによって与える量が異なるので、パッケージや袋に記載のある量を守ってください。
パキラの肥料の注意点
パキラに肥料を与える際の注意点は、以下の4つです。
- 与えすぎない
- 弱っている時に与えない
- 冬や真夏に与えない
- 種まきや挿し木の土には肥料を与えない
それぞれ詳しく解説します。
与えすぎない
パキラに肥料を与える場合は肥料の量や濃度を守って、与えすぎないようにしましょう。肥料は多く与えるほど効果を発揮するわけではありません。
与えすぎはパキラの根傷みや根腐れの原因になります。特に化学肥料の場合は、土も硬くなるので、水はけや水持ち、根の張りにも悪影響をもたらします。
各メーカーが販売している肥料によって、与える量や濃度は異なるため、与え方には注意が必要です。初めて使う肥料は、記載されている肥料の与え方を確認してください。
弱っている時に与えない
パキラが弱っているときは肥料を与えないようにしてください。特に、根腐れや根傷みなど、根の調子が悪い時には与えません。
パキラが弱っているときは、成分が強い肥料を与えても吸収ができずに、余計に根を傷めてしまうためです。根腐れや根傷みをしている時は、肥料ではなく活力剤を与えて、生育のサポートや発根促進をすると安心です。
冬や真夏に与えない
パキラには冬や真夏に肥料は与えないようにしましょう。生育が緩慢な時期は、肥料をあまり吸収しないためです。
生育が緩慢な時期に肥料を与え続けると、土の中で肥料成分が蓄積されます。化学肥料が蓄積されると、無機化合物の影響で植物の根と土で浸透圧の差が逆転する現象が発生します。
根から水分が失われ、スカスカの根になる可能性が高いです。そのため、冬や真夏の生育が緩慢な時期は、肥料を控えてください。
種まきや挿し木の土には肥料は与えない
パキラの種まきや挿し木をしている土には、肥料を与えないようにしましょう。発根していない状態で、土に肥料を与えると種や挿し木からの発根が阻害されるためです。
土の中に肥料が多く含まれていると、発根したばかりの根と土の浸透圧の差が生まれます。水を与えても、発根したばかりの根が水分を吸収できずに枯れる可能性が高いです。
パキラを増やすために、種まきや挿し木をした場合、肥料は新芽と根がしっかり伸びた後に与えてください。
肥料以外|パキラの育て方
パキラの育て方で、肥料以外に重要なポイントは以下の4つです。
- 置き場所や日当たり
- 温度
- 水やり
- 剪定
それぞれのポイントを詳しく解説します。詳しい育て方が気になる方は「パキラの育て方」の記事を、ぜひご覧ください。
置き場所や日当たり
パキラは、レースカーテン越しの柔らかい光で育てましょう。
パキラの葉は薄く柔らかいため、日照が強い真夏だと室内の窓越しでも葉焼けすることもあります。日当たりのよい窓際に置く場合は、夏場はレースカーテンで光を和らげたり窓から距離を取ったりすると安心です。
ただし、日差しも入らないような暗い場所だと枝葉がひょろひょろと徒長しバランスが悪くなるので、おうちの中のほどほどの光が入る場所に置いてください。
温度
パキラは寒さに弱い植物なので、最低10℃以上をキープして育てます。冬は外には出さずに、暖かい室内での管理がポイントです。
10℃よりも低い温度に当たり続けると、葉が黒くなる「寒さ焼け」を引き起こします。屋外で育てると、秋から冬にかけて枯れる恐れがあるので気を付けてください。
室内であっても冬の窓際は屋外と変わらないほど冷え込むので、注意が必要です。また、暖房の風が直接当たると急激な乾燥によって枯れる恐れがあります。
そのため、冬は暖房の当たらない窓から離れた明るい場所に置いてください。
水やり
- 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
- 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後
パキラの水やりは、乾燥気味が基本です。
肥大する株元にたくさん水分を蓄えるので、根がある鉢底の部分まで乾かして水やりするメリハリが重要。
春夏は手で土を触って水分がつかないくらい乾いているか、根の周りの土までしっかりと乾いているかを確認してから、たっぷりと水やりをしてください。
ただし、受け皿に水を溜めると根腐れの原因になります。溜まった水はこまめに捨ててください。
気温が下がる秋から水やりのペースを落として、冬は土が乾いてから一週間後に水やりをします。冬の水やりは暖かい時間帯に行うのがポイントです。
気温の下がる夕方以降に水やりすると、根傷みの原因になるので気を付けてください。もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。
剪定
パキラの剪定時期は4月~7月です。徒長したり大きく育ちすぎたりした場合に、好みの高さで剪定します。ポイントは別の葉が伸びているすぐ上で切ることです。
パキラを剪定せずにそのまま育て続けると、枝葉が多くなりすぎて病害虫発生や、土から吸収する水分や肥料分が分散して葉が小さくなる原因に。
全体の量の7割程度を残してバランスよく剪定してください。初めての剪定であれば、徒長しすぎた枝や込み合っている場所を剪定するだけでも問題ありません。
また、なるべく内側に向いて伸びる枝葉も剪定しましょう。その結果、風通しがよくなり病害虫の発生の予防にも繋がります。
剪定を行う際は、切れ味の良いハサミを使いましょう。剪定しやすさや剪定後の見栄えにも影響します。
[https://andplants.jp/products/sakagen-flower-shears]パキラの肥料に関するよくある質問
最後にパキラの肥料に関するよくある質問とその答えを以下にまとめました。
- パキラに肥料を与える時間におすすめはある?
- パキラは肥料を与えなくても育つ?
- 水耕栽培のパキラへの肥料の与え方は?
- パキラに液体肥料だけを与えていますが、固形肥料も与えた方がいい?
それでは具体的に見ていきましょう。
パキラに肥料を与える時間におすすめはある?
パキラに肥料を与える時間のおすすめは、午前中です。基本的に、水やりと同じタイミングで与えます。
固形の肥料は、水やりで肥料分が溶けだすため、土が乾燥したタイミングで与えても効果はありません。液体肥料も水に薄めて与えるため、水やりと一緒に与えることで、水のやりすぎの防止になります。
そのため、肥料はなるべく水やりをする朝のタイミングで与えるようにしましょう。
パキラは肥料を与えなくても育つ?
パキラは肥料を与えなくても育ちます。しかし、長年植え替えをせずに育て続けると、もともと土にあった肥料成分はなくなるため、葉色が薄くなったり、葉が小さくなったりする可能性が高いです。
2年おきに新しい土に植え替えている場合は、肥料を与えなくても十分に育ちますが、肥料を与えて育てた方が見栄えはよくなります。もし「葉色をより濃くしたい」「葉をもっと茂らせたい」と考えている場合は、肥料を与えましょう。
水耕栽培のパキラへの肥料の与え方は?
水耕栽培のパキラへの肥料は、水耕栽培専用の肥料を与えてください。通常の観葉植物の肥料は、土栽培で育てていることを前提に作られています。
水耕栽培と土栽培で伸びた根は性質が異なるので、薄め方や与え方によっては悪影響を及ぼすかもしれません。専用の肥料であれば、水耕栽培しているパキラにも安心して与えられます。
水耕栽培用の肥料は、すでに希釈されて直接与えるタイプが多いですが、与える分量やペースはそれぞれの肥料の記載に従ってください。
パキラに液体肥料だけを与えていますが、固形肥料も与えた方がいい?
パキラの肥料は、液体肥料も固形肥料も与えた方が良いです。液体肥料は速効性がありますが、基本的に与えた時にだけの効果であって持続しません。
しかし、固形肥料を与えておくと、水やりのたびに肥料成分が溶けだすため、持続的に効果を発揮します。液体肥料を水やりのたびに薄めて与えていると、肥料の与えすぎになってしまい、根傷みに繋がるので気を付けましょう。
まとめ
パキラは育てやすい植物として人気がありますが、肥料の与え方によっては、見栄えが良くも悪くもなります。一言で肥料と言っても、成分や種類によって効果や与え方が異なるので、注意してください。
肥料と活力剤は、成分が異なるため、活力剤だけではパキラを健康的に育てるには不十分です。アンプルの形をした活力剤を与えていると、肥料を与えている気持ちになりますが、固形肥料や液体肥料を別に与えて育てましょう。
パキラの肥料をマスターすれば、他の観葉植物への肥料やりにも役立ちます。ぜひ素敵なパキラを育てるためにも、この記事を参考に肥料を与えてみてください。
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