「観葉植物ってベランダでも育てられるんだろうか。もしできるならおすすめの植物を知りたいな」と思っていませんか?
観葉植物の管理に慣れていないと、お手入れの仕方や注意点などわからないことが多くあるかもしれません。
今回は、ベランダ(バルコニー)でも育てられる観葉植物を10選ご紹介します。管理方法や冬越しさせるコツも解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
[/collections/plants-veranda]↑こちらではベランダにおすすめの観葉植物を商品一覧でまとめているので、併せてご覧ください。
ベランダで観葉植物に虫がつかない管理方法
「ベランダに観葉植物を置く際、虫がつくのか気になる」と心配する人もいますよね。実は、ちゃんと配慮すれば外で管理しても虫は寄ってきません。管理方法を下記3つにまとめましたのでご覧ください。
- 受け皿の水は捨てる
- 葉水を定期的に行う
- ベランダを清潔に保つ
植物をケアするのも大切ですが、ベランダ周りの環境を整えるのも重要です。具体的に見ていきましょう。
受け皿の水は捨てる
観葉植物に水をあげた後、受け皿の水をそのままにしていませんか?受け皿に水を溜めてしまうと蚊やこばえが卵を産んでしまいます。虫の発生を防ぐためには、水をあげた後に受け皿へ溜まったものを捨てることが大切です。
秋冬は気温もだいぶ下がるので虫の発生はほとんど見られません。しかし夏場は、虫がもっとも好む温度とされる26〜30℃くらいになるため注意が必要です。
夏場には、1日〜数日で孵化することもあるでしょう。ベランダに水が流れても問題ない場合は、そもそも受け皿を置かないのがおすすめです。
葉水を定期的に行う
葉水とは霧吹きのこと。普段であれば、植物は雨風を浴びることで虫予防が自然とできています。
しかし屋根がある環境では、ベランダに観葉植物を置いても雨を浴びない場合があります。 雨を浴びない環境だと埃などが溜まりやすくなり、適切な光合成ができません。
光合成ができないと栄養補給が正しく行えないので、虫がついたときの免疫力が低下しやすいです。 葉水を定期的に行うことで、埃を取り除き虫から身を守ることができます。
外に置いてあると忘れがちなので、お水をあげる際に一緒にやってあげるとよいでしょう。
[https://andplants.jp/products/groriapro5]ベランダを清潔に保つ
観葉植物に注目しているとベランダ周りの手入れを忘れがちですが、虫が発生する場所は手入れの行き届いていない環境です。
特に排水溝は手入れがされていないと汚れが溜まりやすいです。汚れが溜まっている環境は、水分を含んでいることがあるので虫が卵を産む可能性があります。卵を生まれないためにも、排水溝はきれいに整えておくといいです。
植物に水をあげるときに、ベランダ周りも一緒に手入れしておくと効率よく忘れずに行えます。小まめに掃除して虫が発生しない環境を作りましょう。
ベランダで育てやすいおすすめの観葉植物10選
ベランダで育てやすいおすすめの観葉植物を下記に10点まとめました。植物名をタップすると、それぞれの植物見出しに移動します。
葉の形も違えば背丈も異なりますので、ベランダと相性のよい植物を選んでみてください。
①シマトネリコ|清涼感がある
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | -3℃まで耐えられる |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
観葉植物の定番として人気の高いシマトネリコもベランダにおすすめです。シマトネリコは一年中、緑のつやつやしい葉をつける清涼感のある植物です。お水が大好きなので、特に春夏は毎日水やりをしてあげてください。
水切れを起こすと、葉が固くなり枯れてしまいます。 春頃からベランダで管理をしておけば、真夏の直射日光でも葉っぱが焼けることはありません。
関東の気候であれば、多少葉っぱを落とすことはあっても冬越しは問題ありません。ベランダに一年中出しっぱなしにしても平気な植物ですし、屋根のないバルコニーにも管理が可能ですよ。
[https://andplants.jp/products/shimatonerico-l] シマトネリコの育て方はこちら②オリーブの木|平和のシンボル
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | マイナス3〜5℃まで耐えられる |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いてからたっぷりと 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後にたっぷりと |
「平和のシンボル」で有名なオリーブも、ベランダの観葉植物としてぴったりです。というのも、オリーブは日当たりを非常に好むからです。
一方で屋内での管理には向いていないので、屋外向きであることを覚えておきましょう。ベランダに出しっぱなしにしても平気ですし、屋外なら、屋根がないバルコニーでも管理ができます。
湿った土の状態が続くと葉っぱを落とすことがあるため、オリーブは乾燥気味で育てるとよいです。土が完全に乾いてからお水やりをしてください。
オリーブは白い実をつけることもあります。ただし剪定を行なった場所から咲くため、実を付けたい場合は枝を切るのが条件です。4月ごろの本格的な暖かさになったときに剪定してあげれば、夏までに咲くでしょう。
[https://andplants.jp/collections/olive] オリーブの木の育て方はこちら③コルジリネ・レッドスター|インテリア性が高い
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | -5℃くらいまで耐えられる |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | やや弱い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら(屋外であればほぼ毎日) 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
コルジリネ・レッドスターは、モダンな雰囲気があるインテリア性の高い観葉植物です。リビングや書斎・寝室などどこに置いても絵になるので、おしゃれが好きな方にも適しています。
耐寒性があるので、関東甲信越であればベランダで育てるのに最適です。出しっぱなしにしてても問題ありません。品の良いカラーリーフが存在感を放つため、お家の外観を彩ってくれるでしょう。
また、葉っぱが鋭いことから風水では邪気を払う効果も。玄関の外などに置いておけば、悪い気を断ち良い気を私たちにもたらしてくれます。運気を一新したい際に、一つあると心強いかもしれません。
[https://andplants.jp/collections/cordylineaustralis] コルジリネ・レッドスターの育て方はこちら④ガジュマル|生命力が高い
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | 最低5℃以上をキープする |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
ガジュマルは、たくましい幹をしているユニークな観葉植物。お世話もしやすいので植物初心者の方にもおすすめです。ゴムの木の仲間として知られています。
ベランダで育てる場合は注意点が季節ごとにあります。
春夏は「直射日光を避けて管理をする」。秋冬は「気温が落ち着いた夏〜秋頃から屋外で管理をする」です。真冬に屋外に出すと、外気温にうまく適応できず枯れる可能性があります。
定番ではあるものの幹が独特な形をしているので、おしゃれなインテリアとして飾られることも多いです。
[https://andplants.jp/collections/chinesebanyan] ガジュマルの育て方はこちら⑤フェニックス・ロベレニー|シンボルツリーに最適
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | 最低0℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:ほぼ毎日 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
フェニックス・ロベレニーは、葉っぱが放射状に伸びた熱帯ムードただよう観葉植物です。一つあるだけで場の雰囲気がガラリと変わるので、お店や自宅などのシンボルツリーに適しています。
水の吸収が大変早いため、水の渇きも非常に早いです。そのため、夏場はほぼ毎日お水やりをします。一方で気温が下がる秋冬は成長が止まるので、お水やりの頻度も減らすのがおすすめです。
花言葉は「躍動感」。フェニックスのような生き生きとした葉っぱが、私たちにポジティブな運気をもたらしてくれます。
[https://andplants.jp/products/roebelenpalm-l] フェニックス・ロベレニーの育て方はこちら⑥ユーカリ・グニー|シルバーリーフが美しい品種
日当たり | 日当たりのよい屋外 |
温度 | -15℃まで耐えられる |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いてから 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
ユーカリグニーは、シルバーがかった葉っぱをもつ美しい観葉植物です。寒さへの耐性が優れているので、屋外の管理にも適しています。
ユーカリ属は全般的に湿った環境が苦手です。成長期の春夏だからといって乾いてからすぐにお水をあげると、根腐れを起こす可能性もあります。なるべく乾かし気味で育てるようにしましょう。
花言葉には「新生」「再生」「思い出」といった素敵な言葉があります。新たな門出に向けた贈り物でもよいですし、自分へのギフトとしてお迎えしてもよいかもしれません。
[https://andplants.jp/collections/cidergum] ユーカリ・グニーの育て方はこちら⑦ユーカリ・ポポラス|丸みを帯びた葉が柔らかい雰囲気を演出
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | 最低-10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いてから 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
ユーカリポポラスは、葉っぱが丸みを帯びている愛らしい観葉植物。良縁を引き寄せる効果があるとされているので、玄関の外などに置いてもよいです。
ポポラスは成長スピードが早いので、適宜剪定をする必要があります。自分の背丈を基準にして手入れをすると、管理が行き届きやすいです。剪定は、季節を問わず一年中行って構いません。
屋外の管理でも乾燥気味で育てるようにします。土の中をなるべく蒸れさせないようにすると、失敗しづらく健康に成長してくれるでしょう。
[https://andplants.jp/products/eucalypopulus-m] ユーカリ・ポポラスの育て方はこちら⑧ストレリチア・レギネ|気持ちのよい気を運んでくれる
日当たり | 直射日光を避けた日当たりのいい場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)たっぷりと水やり 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後 |
ストレリチア・レギネは、花の形がパプアニューギニアに生息している極楽鳥に似ているため「極楽鳥花」とも呼ばれている観葉植物です。「すべてを手に入れる」「輝かしい未来」といった花言葉をもっています。
インテリア性が高いので繊細そうな印象がありますが、実は葉っぱが多肉質で乾燥に強くお水やりの管理が容易です。そのため、初心者の方にもおすすめできます。
葉っぱも上に向いていることから、気持ちを前向きに保ち良い気を私たちに運んでくれると言われています。ベランダや玄関などの木の入りぐ気に置くとよいでしょう。
[https://andplants.jp/collections/strelitziareginae] ストレリチア・レギネの育て方はこちら⑨サンスベリア・ゼラニカ|悪い気を浄化してくれる
日当たり | 直射日光を避けた日当たりのいい場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:葉の表面にしわが寄ってから(10月以降はほぼ断水) |
屋内で置かれることが多いサンスベリアもベランダの環境に適しています。乾燥に強いため、水やりの頻度は1週間に1回程度で十分です。ただ屋外では乾くスピードが早いので、土の状況を見て調整してください。
葉が鋭いサンスベリアは、風水では悪い気を浄化する力があります。ベランダに置いてあれば、外から室内に入ってくる気を整えてくれるでしょう。
葉っぱは縦に伸びるものがほとんどなので、ベランダのスペースを取りません。スペースに余裕があれば、他の植物とディスプレイしてもよいでしょう。
[https://andplants.jp/collections/sansevieria] サンスベリア・ゼラニカの育て方はこちら⑩アカシア・ブルーブッシュ|日当たりの良い場所を好む
日当たり | 日当たりのよい置き場所(屋外) |
温度 | -5℃以上をキープする |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:春夏:土の表面が乾いてから 秋冬: 土の表面が乾いてから2~3日後 |
直射日光の当たる場所を好む植物のため、地植え、鉢植えどちらの場合もしっかりと日差しの当たる場所で管理してください。日当たりが悪い場所では枝葉が徒長してしまい美しく育ちません。
風水では「仕事運」「金運」を上げる効果が期待できるとされています。美しいシルバーブルーの葉を持つおしゃれな見た目と、春には黄色い小花がたくさん咲き常用樹のシンボルツリーとしても人気のある植物です。寒さに強くベランダのインテリアとしても適しています。
[https://andplants.jp/collections/acaciacovenyi] アカシア・ブルーブッシュの育て方はこちらベランダに観葉植物を置く際の注意点
ベランダに観葉植物を置く際の注意点を3つまとめました。
- 大型になったら剪定をする
- 風で倒れないように補助をする
- 室外機の風に当てないようにする
ちょっとした配慮をすることで上手に育てることができます。それでは具体的にチェックしていきましょう。
大型になったら剪定をする
屋内と違って、ベランダは観葉植物にとって良い環境である場合が多いです。特に、日当たりを確保できると生育スピードも著しく早くなります。
置くサイズにもよりますが、7・8号以上(直径21・24cm)のものは背丈も大きくなりやすいです。 もし屋根につきそうなくらい高さが出てしまったら、剪定を行いましょう。
ただし剪定は植物の枝や葉を切る行為ですので、ダメージを伴います。春夏の成長期であれば、ダメージより成長スピードが勝るので問題ありません。
しかし、秋冬は成長スピードが緩やかになるのでダメージをそのまま受けて枯れるケースが稀にあります。可能であれば、剪定は春夏の暖かい時期に行うのがおすすめです。
[https://andplants.jp/products/sakagen-flower-shears]風で倒れないように補助をする
ベランダで観葉植物を育てていると強風で倒れることがあります。植物が倒れると中の土が飛び出すだけではなく、最悪の場合枝が折れてしまいます。
枝が折れるだけでは枯れる原因にはなりませんが、見た目のバランスが悪くなるかもしれません。 鉢の上に重しを置いたり紐で縛ったりして、植物を固定する工夫が必要です。
紐で縛る場合は取手がないとできないため、重しを置くのがおすすめです。 たとえば不要になったペットボトルに水をいっぱい入れて土の上に置けば、重し代わりとして活用できます。
手軽にできるうえに効果もあるので、ぜひ一度試してみてください。
室外機の風に当てないようにする
観葉植物をベランダに置く際は、室外機の風に当たらないよう注意が必要です。風が当たると水分が失われてしまい、その部分だけ葉っぱが落ちることがあります。
ただ風が当たってしまう場合でも、至近距離を避けるとリスクを最小限にできます。どうしても避けられない場合は、市販で販売されている室外機カバーを活用するとよいでしょう。
ベランダに置く観葉植物を購入された方のレビュー
ここでは、実際にベランダで楽しむために観葉植物を購入された方のレビューを3つ紹介します。ベランダで何を育てようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
- シマトネリコ
- オリーブの木
- コルジリネ・レッドスター
シマトネリコ
シマトネリコは大きくなる植物なので、ベランダのシンボルとして育てることができます。広いベランダに置く大きな植物を探している方におすすめです。
[https://andplants.jp/products/shimatonerico-l]オリーブの木
涼しげな印象を与えるオリーブはベランダに置く観葉植物としておすすめです。品種によってはシャープな樹形を楽しむことができるので、「ベランダが狭いから大きくなると困る」と悩んでいる方でもベランダに置きやすいでしょう。
[https://andplants.jp/collections/olive]コルジリネ・レッドスター
美しい赤褐色の葉色がアクセントになるコルジリネ・レッドスター。ベランダのアイキャッチとしておしゃれな雰囲気をもたらしてくれます。
[https://andplants.jp/collections/cordylineaustralis]ベランダに合う観葉植物のインテリア例
ベランダで育てられる観葉植物のインテリア例をいくつかまとめましたので、下記をご覧ください。
引用:https://www.instagram.com/sky___photo/
上記のベランダにはコルジリネ・レッドスター、シマトネリコが置いてあります。
引用:https://www.instagram.com/pichan_desu/
窓際にあるフィカス・リラータ・バンビーノの曲線が大変美しいです。
また、スツールを活用して植物をディスプレイすれば上級者の仲間入り。高低差を作ることで、上下に奥行きが生まれます。
[https://andplants.jp/products/plant-stand-iron-l]引用:https://www.instagram.com/_saturdaymornings_/
スペースに余裕があれば大型の観葉植物を置くのも素敵です。
関連記事:インテリアに合う観葉植物|おすすめとおしゃれな飾り方について
観葉植物を冬越しさせるコツ
観葉植物を冬越しさせるコツを3つまとめました。
- 夏終わりから屋外で管理をする
- 秋冬は水やりの頻度を減らす
- 耐寒性のある観葉植物を置く
もし冬場も外で置きたい場合は、上記の3つをしっかり押さえておきましょう。
夏終わりから屋外で管理をする
観葉植物は急な環境の変化に適応できません。準備期間がない状況でいきなり冬場のベランダに出すと、枯れてしまうこともあります。
夏終わりからは徐々に涼しくなるので、そのタイミングで屋外に出しましょう。日差しも強くなく寒さもまだないため、植物が適応しやすいタイミングです。
秋冬は水やりの頻度を減らす
水やりの頻度を減らすと、実は観葉植物にとっていいこともあります。それは耐寒性が上がること。前提条件としてあらかじめ環境に適応させておく必要がありますが、適切に水やりの頻度を減らすのは悪いことではありません。
たとえば、オリーブやガジュマルは冬場であれば5〜7日程度は水をあげなくても枯れないことがあります。日当たりなどの状況にもよるため一概には断言できませんが、2〜3日・3〜4日など様子をうかがってみてください。
植物も厳しい寒さにさらされることで、身をより強く保とうとします。初めての冬越しが成功したら、次の年からは通常の管理で問題ありません。
耐寒性のある観葉植物を置く
観葉植物によっては冬の寒さに耐えられないものもあります。暖かい地域でないと生育が難しい植物も存在するので、耐寒温度を事前にチェックしましょう。
たとえば、エバーフレッシュは関東でも屋外の冬越しは難しいです。葉っぱが全て落ち、春に新芽が出ずに枯れてしまう可能性が高いです。
そのため、植物の性質を考慮してベランダに置くことをおすすめします。どうしてもベランダに置きたい人は、必ず夏以降から環境に適応させましょう。
観葉植物をベランダに置く際の風水効果
ベランダに置く観葉植物には風水効果があります。葉が鋭い植物は仕事運や勉強運アップ、丸く垂れ下がる葉は癒しの効果があるといわれています。
ベランダはさまざまな気が漂う場所ですが、観葉植物は外から中に悪い気が入らないようコントロールしてくれるのです。風水的なメリットを求める方にとっても、観葉植物をベランダに飾ることは理にかなっているといえます。
関連記事:観葉植物の風水|場所と効果別のおすすめ
観葉植物をベランダに置く際のよくある質問
観葉植物をベランダに置く際によくある疑問を3つまとめました。
- ベランダで夏越しさせるには?
- 大型の観葉植物を置くのは大丈夫?
- 育てやすい観葉植物を他に知りたい
順に確認していきましょう。
観葉植物をベランダで夏越しさせるには?
2〜4月の寒さが徐々にやわらいできたタイミングで、観葉植物をベランダで管理しましょう。夏になってからいきなりベランダに出すと「葉焼け」と言って「日焼け」のような現象が植物に起きます。
葉焼けが起こった部分は葉っぱの色素が死んでしまい元には戻りません。時間をかけて葉っぱが次第に落ちていきます。植物全ては枯れませんが、被害が大きいと色素がなくなる葉も増えます。
夏が始まる前に準備をして、万全な状態で暑い時期を乗り越えましょう。
大型の観葉植物を置くのは大丈夫?
ベランダに大型の観葉植物を置いても問題ありません。ただ背丈や幅があるものは風の影響を受けやすいので、転倒しないように注意する必要があります。
鉢の上に重しを置くのも有効ですが、麻紐や縄を使ってどこかに結びつけておくとより安全です。安全対策を行えない場合は、大型の観葉植物をベランダに置くのはやめましょう。
ベランダで育てやすい観葉植物を他に知りたい
育てやすいことで定評があるガジュマルがおすすめです。
ガジュマルは、夏の終わりからベランダで管理しておけば冬も越せます。冬越しできた植物は、基本的に年間を通して屋外で管理可能です。
また、「やっぱりガジュマルは室内で育てたいな」と思ったら、ふたたび戻せます。屋内・屋外で活躍してくれる頼もしい植物です。
[https://andplants.jp/collections/chinesebanyan]まとめ
屋外で育てられる観葉植物は多くありますが、管理する上では外に出すタイミングが大事です。
真夏・真冬の時期にいきなり外に出すのは避けて、基本的に1シーズン前から準備しておくと安心でしょう。
ベランダに置く観葉植物のほとんどは、風水効果も期待できます。風水を意識する方は、もたらす作用によって植物を置くのもおすすめです。
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