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マドカズラ 育て方

マドカズラの育て方

植物名 マドカズラ
学名 Monstera friedrichsthalii
英名 Swiss cheese plant
科目/属性 サトイモ科モンステラ属
原産地 熱帯アメリカ
日当たり 直射日光が当たらない明るい場所
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 5~9月
育てやすさ ★★★★★
この記事を監修した人佐藤桃子
ハウスメーカーで造園・観葉植物などに携わったのち、観葉植物専門店の店長としてトータルでプロデュースを手掛ける。2022年よりAND PLANTSに所属。著書に 『選び方・育て方のコツがわかる!観葉植物の教科書』 『INTERIOR GREEN 観葉植物と日常』(ブティック社)。他、監修本多数。
[https://andplants.jp/collections/swisscheeseplant]

マドカズラの特徴

マドカズラは、葉に窓のように穴があく不思議な半つる性の植物です。その個性的な姿はスタイリッシュなインテリアグリーンとして人気があります。

モンステラと同じくモンステラ属ですが、葉に切れ込みは入りません。半つる性で横に広がり、垂れていきますが、ヘゴ支柱などを利用して上に伸ばすとボリュームよく育ちます。

耐陰性を持つため、初めて植物を迎える方でも育てやすいです。プラントハンガーなどで吊るしてもおしゃれなので、お部屋を飾るインテリアグリーンにいかがでしょうか。

マドカズラの花言葉

マドカズラの花言葉は「嬉しい便り」「壮大な計画」「深い関係」です。

葉の穴は、太陽の光を下葉に届ける役割があります。その様子から「嬉しい便り」という花言葉が付けられました。

マドカズラの生命力と成長に従い入る葉の穴が「壮大な計画」という花言葉の由来です。「深い関係」は、葉に入る穴がマドカズラの成長に深く関係していることから名付けられています。

「嬉しい便り」は希望の光を運んでくれる意味として、新しい門出を迎える方への贈り物としても喜ばれるでしょう。

マドカズラの風水

マドカズラには、「健康運」の風水効果があります。丸みを帯びた葉は気を和らげ、その場をリラックスする雰囲気に変えます。

寝室などのくつろげる場所に置くことで、リラックス効果が高まり日々のストレスから解放され健康的になれるかもしれません。さらに、丸い葉は良縁を引き寄せる効果があるので、気の入り口である玄関や窓際に置くと素敵な出会いを期待できます。

健康運を上げたり良縁を引き寄せたりする風水効果は、就職祝いや新築祝いに最適です。

関連記事:観葉植物の風水|場所と効果別のおすすめ

マドカズラの育て方

マドカズラの育て方

関連記事:観葉植物の育て方|コツや管理法について

置き場所と日当たり

マドカズラは日当たりのよい環境を好みます。ただし、直射日光に当たると葉焼けしやすいため注意が必要です。

耐陰性はありますが、ほとんど日光が入らない場所に置くとうまく生育できません。葉に穴があかず徒長した姿になるため、明るい窓際に置いてください。

直射日光が差し込む場合は、レースカーテン越しの柔らかい光にしてあげましょう。夏の直射日光に当たると、葉焼けしやすいため気を付けてください。

温度

マドカズラは寒さに弱い植物です。最低5℃以上をキープして育ててください。

寒さに当たり続けると葉が黄色くなり、落とすこともあります。5℃以下になると葉が傷む恐れがあるため、なるべく暖かい場所で管理するのが重要です。

冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離れた明るい場所に置きます。暖房の風が当たると急激な乾燥によって葉が傷むので、暖房の風が当たらないように気を付けましょう。

水やりの頻度

  1. 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
  2. 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)

春夏の生育期には、手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。

水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。夏場は水を切らしすぎないように気をつけましょう。

水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えていきます。

冬も手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)水やりをします。この時期は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。

水やりや葉水を気温の下がる時間帯に与えると、マドカズラが傷む恐れがあります。水やりや葉水は暖かい時間に行ってください。

もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。

肥料

マドカズラには、生育期の5~10月(真夏を除く)に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。

マドカズラは肥料が少なくても十分に育ちますが、葉を茂らせたり艶を出したりしたい場合は土に混ぜ込んだ元肥以外に追肥もしましょう。ただし、肥料の与えすぎは根を傷めるため、与えるペースや時期はしっかり守ってください。

剪定方法

マドカズラの剪定時期は5~9月です。傷んだり伸びすぎたりした茎や葉を剪定します。

枯れたり傷んだりした葉を取り除く場合は、茎の付け根部分から切り取ると見栄えが悪くなりません。節から新しい茎を出すので、理想の株姿をイメージして伸びすぎた茎を剪定するとよいでしょう。

サトイモ科植物のため、樹液には毒性のあるシュウ酸カルシウムが含まれます。剪定をするときは、触れないように気を付けてください。

体質によってかぶれる恐れがあるので、剪定するときは手袋をすると安心です。もし触ってしまった場合は、流水で丁寧に洗い流してください。

マドカズラによくあるトラブルと対処法

マドカズラのよくあるトラブルと対処法

個性的な葉姿が人気のマドカズラですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根元が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまうことも。これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下の通り。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 発根剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると枝が垂れ、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

関連記事:観葉植物の根腐れ|対処法や見分け方の紹介

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通り。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとマドカズラに悪影響です。

対処法はマドカズラの植え替えをすること。

マドカズラを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

関連記事:観葉植物の根詰まり|症状や対処法について

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下の通り。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

関連記事:観葉植物の葉焼け|原因や対処法の紹介

マドカズラの害虫トラブルと対処法

マドカズラの害虫トラブルと対処法

マドカズラには害虫トラブルも存在します。

害虫によるトラブルが発生したときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

ハダニ

ハダニの症状は以下の通りです。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

関連記事:観葉植物に発生するハダニ|対処と予防法の紹介

アブラムシ

アブラムシの症状は以下の通りです。

  1. 新芽が萎縮している
  2. 葉が縮れている
  3. 新芽に虫が付いている
  4. 葉や幹がベタベタしている

アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です

放っておくとマドカズラの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 縮れた葉はカットする
  2. アブラムシを取り除く
  3. 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
  4. アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

アブラムシが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用すると効果があります。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

関連記事:観葉植物に発生するアブラムシ|原因や対処・予防法

カイガラムシ

カイガラムシの症状は以下の通りです。

  1. 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が枝葉についている
  2. 黒いカビ(すす病)が発生している
  3. 葉や幹がベタベタしている

カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です

放っておくとマドカズラの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
  2. 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
  3. カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的。

カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。

既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

関連記事:観葉植物の白い綿はコナカイガラムシ|対処法と予防法を紹介

コバエ

コバエの症状は以下の通りです。

  1. 土に虫が湧く
  2. コバエが植物の周囲を飛んでいる

コバエ自体は植物に無害ですが、観葉植物を育てるうえでの不快害虫です

放っておくとコバエは増えていくので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
  2. 新しい土に植え替える
  3. 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
  4. トラップを仕掛ける
  5. コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する

コバエが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。

コバエのトラップは食器用洗剤やお酢、めんつゆなどで作ることができます。植物の近くに置いておくと、簡単にコバエを捕殺できるでしょう。

コバエは、発酵不十分な腐葉土やバーク堆肥、有機質肥料の匂いに引き寄せられます。

そのため、有機質肥料を取り除いたり土の表面に赤玉土や鹿沼土など3~5㎝程度敷き詰めたりするとコバエ発生を防ぐことが可能です。

そもそもコバエは、完熟たい肥を使用した質のよい土であれば発生しません。また、土が常に湿っている状況を避ければ、発生する可能性は低いです。

コバエを発生させないためには、適切な土と水やり管理で育ててください。

関連記事:観葉植物に発生するコバエ|対策と原因について

マドカズラによくある質問

マドカズラによくある質問

マドカズラのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. マドカズラを育てるのは難しい?
  2. マドカズラを育てるのに支柱は必要?
  3. マドカズラの元気がない時の復活方法は?
  4. マドカズラの冬の管理方法は?
  5. マドカズラの適切な増やし方は?
  6. マドカズラは水耕栽培(ハイドロカルチャー)できるの?
  7. マドカズラを大きくするには?

それでは具体的に見ていきましょう。 

マドカズラを育てるのは難しい?

マドカズラを育てるのは難しくありません。耐陰性があり、室内の明るい窓際で育てられるため初心者にも優しい植物です。

ただし、直射日光や寒さには弱い性質があります。強い直射日光に当たると葉焼けする恐れがあります。窓際ではレースカーテン越しの柔らかい光に当ててください。

熱帯の植物なので寒さに強くありません。冬は室内の明るく暖かい場所で管理することがポイントです。

この2つを気を付けるだけでグッと育てやすくなります。

マドカズラを育てるには支柱が必要?

マドカズラの株を上に大きくしたい場合は支柱が必要です。

植物の葉は上へ誘引すると大きくなる性質があります。ボリュームと高さを出したい場合は支柱を使いましょう。コルクやヘゴの支柱を使うと、節から伸びる気根も活着しやすいです。

背を高く伸ばしたくない場合は、伸びた茎を剪定してコンパクトに仕立てると支柱は必要ありません。

マドカズラの元気がない時の対処法は?

マドカズラが元気がない時の対処法は、「明るい場所に移動」「植え替え」です。

暗い環境で元気がない時は、明るい窓際に置くと元気になるので安心してください。この時に、直射日光に当たらないように気を付けます。

明るい環境で元気がない場合は、根が傷んでいるかもしれません。何度も水切れさせたり水をやりすぎたりしている可能性があります。

鉢から優しく取り外して、新しい土で植え替えてください。その時に、黒ずんだり傷んだりしている根を取り除きます。冬場の場合は植え替えで痛みが出るので、できるだけ避けるか、暖かい場所で行います。

植え替え後は明るい日陰で様子を見ましょう。

マドカズラの冬の管理方法は?

マドカズラの冬の管理方法は、最低5℃以上をキープして管理することです。

冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離して管理してください。また、暖房が直接当たると葉の乾燥が進み、マドカズラの生育が悪くなります。

冬は空気が乾燥して葉が傷みやすいため、水やりと一緒に葉水を行うと葉がきれいな状態を維持できます。ただし、低温状態で葉水をすると逆効果です。冬に葉水をする際は、室温を十分に上げてから霧吹きしてください。

冬の水やりは乾燥気味に行うことで、マドカズラの耐寒性が上がります。冬は水のやりすぎに注意しましょう。

マドカズラの適切な増やし方は?

マドカズラは「挿し木」「茎伏せ」で増やすことができます。どちらも生育期の5~9月に行いますが、気温が上がる5~7月に行うと最も成功率が高いです。

挿し木は伸びた茎を節を含めて10~15㎝に切り、葉を1~2枚だけ残して土に優しく植えます。直射日光に当たらない明るい日陰で、土が乾かないように2~3週間管理すると新芽が出てくるでしょう。

挿し木は、水挿し(土に植えずに容器に溜めた水に挿しておく方法)でも簡単に増やすことができます。水挿しで発根させた場合は、そのまま育てることも可能です。

マドカズラは茎の節から気根を伸ばし、やがて土に伸びることで根になります。そのため、気根が付いている茎を切り分けて増やしても問題ありません。

茎伏せは挿し木同様に節を含めた茎を切り取り、その茎を土の表面に横に寝かせておく方法です。挿し木が土に縦に植えるのに対して、茎伏せは横に植えるような形になります。

土が乾かないように管理すれば、節から新芽が出てくるので安心してください。

マドカズラは水耕栽培(ハイドロカルチャー)できるの?

マドカズラは水耕栽培が可能です。水を入れた花瓶やコップに剪定した節のある茎を入れておくと根が出てきます。

そのまま育てることもできますが、水中には根から出る老廃物を分解する微生物がいません。そのため、根が腐りやすい点に気を付けて下さい。

毎日水を入れ替えて、イキイキとしたマドカズラに育てましょう。また、固形の焼土であるハイドロボールを使用した水耕栽培も、同様に楽しむことができます。

根のついた苗を水耕栽培する場合は、流水で綺麗に土を落としてください。根が落ち着くまで数枚の葉が黄色くなり自然と落ちることはありますが、水環境に適した根が新しく出ると新芽もたくさん伸びていきます。

気根のついたマドカズラの茎であれば、簡単に水栽培ができるので挑戦してみてくださいね。

マドカズラを大きくするには?

大きくするには支柱を使って育てるとよいです。マドカズラは順調に成長すると、葉を広げ茎を上や横に広げるように伸ばす性質をもっています。

大きくしたい場合は、横へ広げず伸びた茎を支柱で支えてください。その後は、明るい環境で適切に水やりや肥料を与えて育てます。

支柱はコルクやヘゴ使うと、節から伸びる気根も活着しやすいです。葉だけでなく活着した気根にも霧吹きでしっかり水分を与えると、生育がよくなります。

マドカズラのまとめ

マドカズラのまとめ

マドカズラは明るい室内であれば、一年を通して簡単に育てることができます。個性的でユニークな葉姿をしているため、おしゃれなインテリアグリーンとして活躍するでしょう。

「嬉しい便り」「深い関係」という花言葉は、就職祝いや開店祝いのプレゼントに最適です。健康運や良縁を引き寄せる風水効果は、多くの方に喜んでもらえます。

ぜひ、育てやすいインテリアグリーンとして育ててみてはいかがですか。