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フランスゴムの木

フランスゴムの木の育て方

植物名 フランスゴムの木
学名 Ficus rubiginosa
英名 Ficus rubiginosa
科目/属性 クワ科/フィカス属
原産地 オーストラリア東部など
日当たり 日当たりのいい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後
肥料 液体肥料・緩効性肥料
剪定時期 4〜10月
育てやすさ ★★★☆☆

 

\品種別の植物ケアカードも同梱します/

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フランスゴムの木の特徴

フランスゴムの木は、緩やかなカーブを描いた幹と、光沢のある濃い緑色の葉が美しい観葉植物です。

一般的なゴムの木と比べると、葉が小さいため、どんなインテリアともおしゃれに調和し、カフェやヘアサロンなどでもよく目にすることがあります。

フランス人の植物学者が発見したことで、フランスゴムの木と名付けられました。

生命力があり、特別なお手入れも必要としないため、初心者の方にも育てやすい品種です。

フランスゴムの木のような樹木タイプは、ひとつでお部屋の主役になる観葉植物を探している方に、おすすめです。

フランスゴムの木の花言葉

フランスゴムの木の花言葉は、「永久の幸せ」です。

ゴムの木の生命力が強いことから「永久」という言葉に繋がり、丸い葉っぱは調和や安らぎの象徴とされることから、「幸せ」という言葉に繋がっています。

フランスゴムの木の風水

風水においては、フランスゴムの木のような丸い葉っぱを持つ植物は、「陽」の気を持つとされ、リビングなどに飾ると家相によいといわれています。

また、丸い葉はお金の象徴でもあるので、金運アップにも効果的です。

関連記事:ゴムの木の風水|置き場所と方角について

フランスゴムの木の育て方

フランスゴムの木

フランスゴムの木は、初めて植物をお部屋に迎える方にも育てやすい植物ですが、以下のポイントを知っておくとより楽しく・トラブルなく育てられます。

  1. 明るい場所に置く
  2. 水やりはメリハリを持って与える
  3. 風通しを確保する

それぞれのポイントと、基本的な育て方について詳しく解説します。

また、動画では植物バイヤーによる育て方のポイントをわかりやすく紹介しています。

①明るい場所に置く

フランスゴムの木は日当たりと風通しのよい環境を好みます。ただし夏の直射日光や西日など強光に当たると葉焼けしやすいため、注意が必要です。

耐陰性はありますが、ほとんど日光の光が入らないような暗すぎる場所では徒長したり葉が落ちたりする原因になり、うまく生育できません。軟弱に育ち葉色も悪くなるため、明るい窓際に置いてください。

特に、購入後は明るい窓際に置くことがポイント。生産農家から市場を経て小売店に届くまでの流通の過程で、フランスゴムの木にストレスがかかっているためです。

まずは体力を回復させてください。その後、1か月~2か月後に徐々に暗めの場所に移動させて慣らせると、蛍光灯やLEDが付いているお部屋の真ん中の場所でも育ちます。

室内で夏の直射日光が差し込む場合は、レースカーテン越しの柔らかい光にしてあげましょう。

②水はメリハリを持って与える

  1. 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
  2. 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)

春夏の生育期には、土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。

水やりはメリハリが重要です。少量の水を与えるだけでは鉢底まで水が行き渡らず、生育に悪影響を及ぼします。かといって、常に土が湿っているほど水を毎日与えると根腐れする可能性が高いです。

水やりは与える場合は鉢底から流れるくらい、与えない場合は土がしっかり乾くまで与えないメリハリを守りましょう。

ただし、乾燥しすぎると葉落ちの原因になりますので、真夏は土が乾きすぎていないかチェックしましょう。また、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。

水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。

冬も手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)水やりをします。この時期は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。

ただし、気温が低い時間帯に水やりや葉水を与えると逆効果なので、室内が暖かい時間帯に与えてください。

もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめです。

③風通しを確保する

フランスゴムの木を育てる際には、風通しを確保してください。お部屋の壁際や隅に置くと、壁に近い部分は空気が滞留しやすいです。

風が通らず、空気が滞留すると病害虫が発生して葉が落ちる可能性があります。また、壁際の葉に光も当たりにくいので注意してください。

風通しを意識して、壁にぴったりくっつけずにフランスゴムをお部屋に置いて育ててください。窓を定期的に開けたり、サーキュレーターやエアコンで風の流れを作るのも風通しの確保に効果的です。

温度

フランスゴムの木は寒さに弱い植物です。最低10℃以上をキープして育ててください。

寒さに当たり続けると、葉がぽろぽろと落ちる原因になります。冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離れた明るい場所に置いてください。

ただし、暖房の風が当たると急激な乾燥によって葉が傷みやすいので気を付けましょう。

肥料

フランスゴムの木には、生育期の5~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。

フランスゴムの木は肥料が少なくても十分に育ちますが、葉を茂らせたい場合は土に混ぜ込んだ元肥以外に追肥もしましょう。ただし、肥料の与えすぎは根を傷めるため、与えるペースや時期はしっかり守ってください。

剪定方法

フランスゴムの木の剪定時期は4~10月です。傷んだり茂りすぎたりした枝葉を剪定します。

葉の付け根から新芽が出てくるので、葉のある部分であればどこから切っても問題ありません。剪定後の姿をイメージしながら、風通しよく切り戻してください。

気温の下がる秋よりも、気温の上がり始める春から夏にかけて剪定すると形がよくなります。また、フランスゴムの木はゴムの木の仲間なので、樹液には触れないように気を付けてください。

体質によってかぶれる恐れがあるので、剪定するときは手袋をすると安心です。もし触ってしまった場合は、流水で丁寧に洗い流してください。

フランスゴムの木のよくあるトラブルと対処法

ここでは特に起こりやすいトラブルについて、それぞれの原因・症状・対処法を解説します。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根元が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 発根剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

関連記事:観葉植物の根腐れ|対処法や見分け方の紹介

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状。根詰まりの症状は以下の通りです。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとフランスゴムの木に悪影響です。

対処法はフランスゴムの木の植え替えをすること。

フランスゴムの木を現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

関連記事:観葉植物の根詰まり|症状や対処法について

葉焼け

フランスゴムの木の葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

関連記事:観葉植物の葉焼け|原因や対処法の紹介

ハダニ

ハダニの症状は以下。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

ハダニは、「こまめな霧吹き」「葉の埃・汚れを拭き取る」などをすれば発生しづらくなります。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

関連記事:観葉植物に発生するハダニ|対処と予防法の紹介

カイガラムシ

カイガラムシの症状は以下の通りです。

  1. 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が枝葉についている
  2. 黒いカビ(すす病)が発生している
  3. 葉や幹がベタベタしている

カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です

放っておくとフランスゴムの木の生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
  2. 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
  3. カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的。

カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。

既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

関連記事:観葉植物の白い綿はコナカイガラムシ|対処法と予防法を紹介

フランスゴムの木の育て方に関するよくある質問

フランスゴムの木

最後にフランスゴムの木の育て方に関するよくある質問とその答えをまとめました。

では、具体的に見ていきましょう。

フランスゴムの木は挿し木で増やせる?

フランスゴムの木は、挿し木で増やすことができます。

葉が付いた状態で茎を切り取り、半日ほど吸水させ、土に挿しておくと根が出てきます。

樹液が皮膚につくとかぶれることがあるため、ゴム手袋などをして作業すると安心です。

フランスゴムの木はペット(犬・猫)にとって毒性はない?

フランスゴムの木はフィカス属に分類されるため、樹液にはラテックスという成分が含まれています。

ペットや小さいお子様がいるご家庭では、誤って口にしないよう手の届かない場所で管理してください。

フランスゴムの木が枯れる原因は?

枯れる原因としては、水枯れ・根腐れ・日当たり不足の3つが考えられます。それぞれの対処法は以下のとおりです。

水枯れ  腰水をしてたっぷりと土に水を含ませます。一度水をたっぷりと与えたあとは、こまめに土の乾き具合を確認し水切れに気をつけて管理しましょう。
根腐れ 腐った根を取り除き、水はけのいい土に交換します。根が少なくなり、株も小さくなった場合は1まわり小さい鉢に植え替えるとよいです。
日当たり不足 日当たりが良い場所で管理をします。暗すぎる場所に置いていると、葉が黒くなりぱたぱたと落ちるからです。レース越しの光が入る明るい場所に移動します。

一見枯れたように見えても、根が生きていれば復活する可能性があります。早急に対処すると助かる可能性は高くなるので、まずは植物が傷んだ原因を確かめ早めに対応しましょう。

ダメになった葉っぱはすべて取り除き、原因を改善したあとは発根剤を使って管理すると、根や新芽の伸長を促し回復を早めることができます。

フランスゴムの木は虫が発生することもある?

カイガラムシやアブラムシなどの害虫が付く可能性があります

風通しの良い場所に置き、霧吹きなどで葉に水をかけてあげることで(葉水)、予防になります。

培養土の中に入って産卵する習性があるコバエの発生を防ぐには、土の表面に赤玉土を厚めに載せてカバー・麻布で覆うなど物理的にカバーすると効果的です。

それでも発生した場合は、オルトランを土に撒いて殺虫スプレーで対処します。

フランスゴムの木の葉が落ちる場合はどうしたらいい?

フランスゴムの木は、日光を好む性質があるので、日光不足が葉を落とす原因かもしれません。

もし、葉が緑色ままでパタパタと落ちたり、黒ずんでいたりする場合は、日照不足が考えられます。明るい場所に移動し、様子を見てあげましょう。

フランスゴムの木は屋外に置ける?

春から秋にかけては、屋外に置くこともできます。しかし、基本的に紫外線量に変化を起こさない方が良いので、室内に置きっぱなしが良いでしょう。

また、屋外に出す際は直射日光に当たらないように気をつけます。特に真夏はほんの10分でも葉焼けを起こすことがあるので注意します。

フランスゴムの木の冬の管理方法は?

ほかの時期と同様に室内での管理が基本ですが、エアコンの風が直接当たらないよう置き場所には注意が必要です。窓際や玄関などの冷気が当たりやすい場所からは移動させます。

冬場でも霧吹きなどで葉に水をかけてあげるときれいな状態を保てますが、低温多湿にならないように、葉水は室温を上げた上で午前中〜日中に済ませましょう。

フランスゴムの木の葉や枝がベタベタする原因は?

フランスゴムの木の葉がベタベタする原因としては、コナカイガラムシという害虫のしわざが考えられます。

ベタベタして見えるのは、このコナカイガラムシの排泄物です。

コナカイガラムシは、繁殖力が強く樹液を吸って植物を弱らせるので、見つけ次第早めに駆除しましょう。

フランスゴムの木の「曲がり」って何?

フランスゴムの木の中には、幹が緩やかなカーブを描いたタイプも売られています。

フランスゴムの木の幹は、柔らかく弾力があるため、比較的簡単に癖をつけやすく、このように造形したタイプも人気を集めています。

フランスゴムの木のまとめ

フランスゴムの木

育て方を一通り読んだとはいえ「うまく育てられるか心配…」と考えてしまう方もいるのではないでしょうか。しかし、フランスゴムの木は日陰でも管理ができる品種なので、初心者の方でも安心して育てられます。

屋内であれば容易に冬越しができるので、気温の低い時期も心配は不要。お水やりのタイミングだけ覚えてしまえば、とてもお世話が楽です。

また、AND PLANTSでは直線的に伸びた樹形や曲がりの美しいフランスゴムの木も扱っています。数に限りがありますが、現在であればお好みのタイプが選べますので、気になる方は下記のページからご覧になってみてください。

フランスゴムの木が一つあるだけで、毎日の暮らしがより豊かになるはずです。

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