寝室は、心身を休める大切な場所。質のよい睡眠ができる環境にすることが大切です。
風水では、自然の気の流れを取り入れることで、運気が上がるとされています。寝室にも風水を取り入れることで、安眠効果やよい運気の引き寄せが期待できるでしょう。
今回解説するのは、寝室の風水効果を高めるインテリアのレイアウトやコツです。寝室におすすめの開運アイテムや色だけでなく、NGアイテムや色についても紹介しています。
「寝室に風水を取り入れたい」「寝てる間に運気アップしたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。
寝室の運気を上げたいなら、観葉植物をおくのがおすすめです。風水の観点から見ると、植物は良運を招き入れ、運気を高めるとされています。
そこで、運気アップする植物を下記のページにまとめました。詳しい品種とサイズを確認できます。
[https://andplants.jp/collections/plants_fengshui]風水における寝室の重要性
寝室に風水を取り入れることで悪い気を浄化し、運気を再生させると言われています。疲れを癒すことで次の日の英気が養われ、よい運気の引き寄せにつながると考えられているからです。
また、風水では陰陽のバランスが大切と考えられていて、寝室は陰を意識するとよいとされています。陽の気が勝ると熟睡できずに疲れが取れないため、運気ダウンを招くと言われているからです。
寝室の運気を上げるためには、落ち着いたリラックスできる空間づくりを目指すとよいでしょう。
寝室を整えることで期待できる風水効果

風水では場所ごとに司る運気があり、寝室を整えることで期待できる風水効果は次の3つです。
- 恋愛運・結婚運
- 健康運
- 家庭運
それぞれ詳しく見ていきましょう。
恋愛運・結婚運
寝室は、愛情に関する運気と深いつながりがあるとされています。恋愛運や結婚運を引き寄せるためには、良質な睡眠を取れる空間づくりが大切です。
風水効果が高まる寝室で運気の浄化と再生を行えば、良縁を引き寄せられるようになるでしょう。
健康運
浄化と再生を行う寝室は、健康運のアップも期待できるとされています。
快適な睡眠によってリフレッシュできれば、運気のバランスが整って心身ともに健康に過ごせるようになるでしょう。
家庭運
寝室は、家庭運にも影響を与えるとされています。寝室で悪い気の浄化とよい気の再生が行われることで、家庭内の運気が安定し家族の円満につながると考えられているからです。
また、寝室を整えることで健康運が上がり、家族が元気に過ごせるようになることも、家庭運の上昇を引き寄せてくれるでしょう。
風水を取り入れた寝室インテリアのレイアウト

風水効果を高めるためには、部屋の中によい気の流れを作ることが大切です。寝室では、特に次のインテリアのレイアウトが、運気の流れに影響を与えやすいと考えられています。
- ベッド
- 寝具
- カーテン
- サイドテーブル
- 収納家具
- 照明
レイアウトのポイントを、それぞれ解説していきます。
ベッド

風水では、寝ている間に悪い気を出してよい気を取り入れると考えられているので、ベッドのレイアウトがとても重要視されています。
次の点に注意して、ベッドの位置を決めましょう。
- ベッドは木製にする
- ドアの正面に置かない
- ドアや窓から離す
- ベッドの一辺を壁につける
- ベッドの頭をドアに向けない
- 天井の梁の下に置かない
木製のベッドは、自然のエネルギーが風水効果を高めてくれるとされています。
ドアや窓の近くがNGなのは、窓際は冷気や熱気が伝わりやすく、ドアの近くはリラックスできないため、良質な睡眠の邪魔になってしまうことが理由です。
もし、窓から離すのが難しければ、厚めの遮光カーテンをかけるとよいとされています。
また、梁の下がNGなのは、悪い気が流れていると考えられているからです。同じ理由で、家具などの角がベッドに向いているのも、避けた方がよいでしょう。
枕の向き:北枕が一番良い
風水では、枕の向きも大切だと考えられていて、最もよい運気を取り込むのが北枕とされています。
- 北枕
風水では運が北から南に流れていくと考えられていて、北枕で寝るとよい運気の流れが入ってきやすいとされているため
また、東洋医学では頭を冷やして足を温めると健康によいと考えられています。陰の北は冷えやすく、陽の南は温かいという考えからも、北枕は理にかなっていると言えるかもしれません。
一方で、よくないとされるのが南枕です。
- 南枕
南は火の性質を持っていて、運気が燃えてしまうと考えれれているため
もし、南向きに枕を置く場合は、観葉植物を置くと火の気を緩和できるとされています。
また、得たい運気や効果によっては、東枕や西枕でも大丈夫です。
- 東枕
朝日が昇る方角に枕を置くと、上昇する運気を取り込めるので発展運によいとされる
- 西枕
太陽が暮れる方角に枕を置くと、リラックスして眠れるとされている
ただし、西枕は「沈む」気の影響を受けて、老け込みやすいとも言われています。生花や観葉植物など、生命エネルギーを持つアイテムを置いてみましょう。
寝具:白や暖色系のパステルカラーの無地がおすすめ
風水では、寝具の色や柄も睡眠の質や運気を左右すると考えられています。
白や暖色系のパステルカラーの無地か、柄物を取り入れるなら小さな柄に留めておきましょう。大きな柄は陽の気を持つため、寝つきが悪くなってしまうかもしれません。
寝具とカーテンすべてを柄にするのは避けて、どちらかを無地にするとよいとされています。
また、風水では女性は陰の気を持つとされています。女性が寒色系の寝具を選ぶと陰の気が強すぎてしまい、運気の低下を招きやすいとされているので注意しましょう。
カーテン

寝室のカーテンは、寝ている間に外から邪気が入ってくるのを防ぎ、家の中のよい運を逃がさないようにする役割があるとされています。
厚手の遮光カーテンで、運気の流れをコントロールしましょう。
風水では、レースカーテンも重ねてかけるとよいとされています。日中は、レースカーテンがよい運気を家の中に呼び込むと考えられているからです。
遮光カーテンとレースカーテンの2枚重ねで、陰陽のバランスが整い、寝室の運気アップにつながるでしょう。
サイドテーブル

風水では、枕元に木製のものを置くと運気アップが期待できるとされています。時計や寝る前に読んでいた本を置くのにも便利なので、ベッドサイドには木製のサイドテーブルをおくとよいでしょう。
サイドテーブルは、開運アイテムの花や観葉植物を置くのにもおすすめです。
また、枕元には水を置くと運気が上がると言われています。水が悪い気を吸収してくれると考えられているからです。
そのため、木製のサイドテーブルにコップ1杯の水を入れて寝ると、寝ている間に運気アップが叶えられるかもしれませんね。
収納家具

寝室に収納家具を置く場合は、背の低いローチェストがよいとされています。背の高い家具からは強い気が出るため、良質な睡眠の妨げになると考えられているからです。
できれば扉や引き出しがあり、中が見えない収納家具の方がよいですが、オープンチェストを置くなら整理整頓を心がけましょう。棚の中が乱れていると、運気も乱れてしまいかねません。
もちろん、中が見えない収納家具の場合も、整理整頓が大切です。
照明

寝室の照明には、温かみのある電球色を取り入れるのがおすすめです。心身ともにリラックスできて、良質な睡眠に導いてくれるでしょう。
メインの照明を自然光に近い昼白色にして、間接照明を電球色にすれば、時間帯によってちょうどよい明るさの空間づくりができます。
また、寝室は陰の性質を持っているため、暗くなりやすい部屋の隅には、陰の気が溜まりやすいとされています。間接照明を置くことで隅まで照らすことができ、陰陽のバランスが取れた寝室になるでしょう。
寝室の風水効果を高めるおすすめの色

風水効果を高めるためには、色にこだわることも大切です。寝室におすすめの色は、次に挙げたような明るく柔らかい色になります。
- アイボリー
- ベージュやキャメル
- パステルピンク
- ライトグリーン
- クリームイエロー
それぞれの色の特徴や取り入れ方を解説していきます。
アイボリー
アイボリーは白を柔らかくした色で、エネルギーをバランスよく取り入れられるとされています。穏やかな印象で温かみのある色が、寝室をリラックスできる空間にしてくれるでしょう。
アイボリーを、壁紙やラグ、寝具などの面積の大きい場所に取り入れると、部屋全体が明るくなります。
相性のよいゴールドやシルバーをポイントで取り入れると、より運気アップが期待できるでしょう。
ベージュやキャメル
ベージュやキャメルは茶色と黄色(金色)をミックスした色で、安心感やリラックス効果を与えてくれるとされています。
茶色の「安定」と黄色(金色)の「豊かさ」を併せ持つため、家庭の安定や金運にもよいとされている色です。
他の色と調和させやすい色なので、バランスの取れた空間づくりができるでしょう。ベッドのフレームや家具などに取り入れると、落ち着きがありつつ明るい寝室になります。
パステルピンク
パステルピンクは、陰の気に傾きがちな寝室を、温かみのある空間にしてくれる色です。淡いピンクには癒しの力があり、心身をリラックスさせ良質な睡眠に導いてくれるとされています。
ピンクは愛情を司る色なので、恋愛運や円滑な人間関係によい影響を与えてくれるでしょう。ただし、部屋全体にピンクを取り入れるのではなく、インテリアの一部にポイントで使うのがおすすめです。
特に、パートナーと同じ寝室を使っている場合は、ピンクが多すぎると女性の気が強すぎて、男性にはマイナスになってしまうとされています。
ピンクの花を飾ったり、時計などの小物に取り入れたりしてもよいでしょう。
ライトグリーン
グリーンは、心身のリラックスや健康運アップによい色とされています。特に、ライトグリーンは明るさも取り入れられるため、寝室が暗くなりすぎないのでおすすめです。
また、ライトグリーンは、繁栄や成長、金運アップに良い色ともされています。ベージュやキャメルと組み合わせると、金運の上昇がさらに期待できるかもしれません。
寝具やマットなどのファブリックで取り入れるのもよいですが、自然のエネルギーを取り入れられるライムグリーンの観葉植物を置いてもよいでしょう。
クリームイエロー
クリームイエローも金の気を持つため、金運アップによいとされる色です。
暖色系の温かさと明るさを持つため、寝室に取り入れることで空間のバランスを整え、良質な睡眠へのサポートをしてくれるとも言われています。
寝具やカーテンなどのファブリックだけでなく、壁紙をクリームイエローにするのもおすすめです。
寝室の風水効果を下げてしまう色

風水では、運気を下げてしまう色もあるとされています。寝室では、次に挙げる色は避けた方がよいでしょう。
- モノトーンや寒色系
- 原色や蛍光色
風水でよくないとされる理由とともに、解説していきます。
モノトーンや寒色系
モノトーンや寒色系の寝室はスタイリッシュでかっこいいですが、風水効果を考える場合は避けた方がよいでしょう。
黒や濃いグレーなどのモノトーンは、陰の気が強いため寝室のバランスを崩してしまうと考えられています。特に、黒は「停滞」の意味を持つため、寝室の邪気を溜めてしまい運気の低下を招いてしまうかもしれません。
また、水の要素が強い寒色系を寝室に多用すると、メンタルの不調を招きやすくなると考えられています。
一方で、青には心を落ち着かせる作用があると言われているので、ポイントで取り入れると青の風水効果も得られるでしょう。
原色や蛍光色
原色や蛍光色は、リラックス効果を得たい寝室には不向きな色です。
色の強さによる刺激が、睡眠の妨げになってしまいます。眠りが浅いと疲れが取れにくくなり、日中のパフォーマンスにも影響を及ぼしてしまうでしょう。
寝室の風水効果が期待できる開運アイテム

手軽に風水効果を取り入れることができるのが、開運アイテムです。寝室におすすめのアイテムを取り入れて、運気アップを期待しましょう。
- 花
- 観葉植物
- アロマフレグランス
- ラグマット
- 絵画
おすすめポイントや取り入れ方について、解説していきます。
花

良質な睡眠と運気アップを叶えるためには、生花を飾るのがおすすめです。
寝室に生花を飾っておくと、寝ている間に花の持つよい気を吸収して、運気アップが期待できると考えられています。また、花の持つ癒し効果でストレスが軽減し、リラックス効果も得られるでしょう。
特に、ベッドの横にサイドテーブルを置き、花を飾るとよいとされています。おすすめの色にもあったパステルピンクやクリームイエローが空間を明るくしてくれますが、叶えたい運気で花の色を選ぶのもありです。
寝室の花の選び方は、次の記事でも詳しく紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
関連記事:寝室を花で癒しの空間に|おすすめの色や花の選び方と飾らないほうがよい花
観葉植物

寝室に観葉植物を置くのもおすすめです。植物の生命エネルギーがよい気を引き寄せ、癒し効果でリラックスできるとされています。
特に寝室には、「調和」や「安定」をもたらすとされる丸い葉や、陰の気をもつとされる下向きに伸びる観葉植物を置くとよいでしょう。
例えば、丸みのある葉を手のひらのように広げたシェフレラは、日陰でも育てやすく丈夫な植物です。落ち着きのある姿が、リラックス効果を与えてくれるでしょう。
下向きに伸びる観葉植物では、ヘデラ(アイビー)がおすすめです。尖った葉が邪気を祓い、寝室をリラックスできる空間にしてくれるでしょう。
下に伸びる植物は恋愛運にも効果があるとされているため、寝室の運気アップとの相乗効果が期待できるかもしれませんね。
ほかにも、運気アップが期待できる寝室におすすめの観葉植物があるので、気になる方は以下のページからチェックしてみてください。
[https://andplants.jp/collections/plants_interior_bedroom]アロマフレグランス

アロマフレグランスは、香りによる安眠効果と運気アップが期待できるとされています。風水効果を高めるには、なるべく天然成分を香らせるのがおすすめです。
香りのタイプによって影響を与える運気が異なるとされているので、選ぶときの参考にしてください。
- 柑橘系:金運
- フローラル系:恋愛運
- ウッディ系:健康運
- サンダルウッド(白檀):厄除け、浄化
リードディフューザーやアロマストーンなど、電気や火を使わないタイプが寝室には使いやすいです。
香りは上に上がっていく性質があるため、サイドテーブルやローチェストの上などの低い位置に置きましょう。
ラグマット

風水では、寝るときに足元を温めると運気が上がると言われているので、ラグマットを敷くとよいでしょう。
特に、寝室がフローリングの場合は、ラグマットの存在が重要になります。風水では、フローリングを地面と同様に考えるからです。
ラグマットを円形や楕円にすると、気の流れがよくなり人間関係を円滑にしてくれるとされています。四角のマットを選ぶ場合は、角が丸いものにするとよいでしょう。
また、短毛のラグマットは汚れが溜まりにくいため、風水的にもよいとされています。
絵画

寝室の運気アップには、絵画を飾るのもおすすめです。睡眠の質がよくなり、よい運気を取り込みやすくしてくれると言われています。
絵画のモチーフは、風景や植物などの自然を感じるもの、温かみや丸みを感じられるものを選ぶとよいでしょう。
一方で、人物画や尖った印象のある絵は、気持ちを興奮させてしまうため、寝室にはよくないとされています。
寝室の風水効果を下げてしまうNGアイテム

風水では、寝室にあると運気を下げてしまうとされるNGアイテムもあります。
- ぬいぐるみ・人形
- テレビやスマホ
- ドライフラワー
- 水槽
NGな理由も含めて解説するので、参考にしてください。
ぬいぐるみ・人形
風水では、寝室にぬいぐるみや人形を置くと、寝ている間に運気を吸い取られてしまうと考えられています。
悪い運気だけを吸い取るならよいのですが、よい運気も吸い取ってしまうため寝室ではNGアイテムとされているのです。
しかし、絶対に置いてはダメというわけではありません。たくさん置くのは控えて1~3体くらいにすれば、大きな影響はないとされています。
また、ぬいぐるみと一緒に寝るとリラックスできるという方は、風水を気にせず自分の心に従った方が良質な睡眠を得られて運気アップにつながるでしょう。
テレビやスマホ
風水では、寝室にテレビやスマホなどの電化製品を置くと、気を乱して運気の低下を招くと言われています。人の体は水の性質を持ち、電化製品は金の気を持つため、相性が悪いとされているからです。
寝る直前までテレビやスマホの画面を見ていると、寝つきが悪くなり睡眠の質が悪くなってしまうとも言われています。
寝室にテレビやスマホを置くときは、ベッドからなるべく離すとよいでしょう。
また、なるべく寝室には家電がない方がよいとされ、空気清浄機も置かない方がよいと言われています。空気清浄作用があるとされるサンスベリアを置くと、植物の癒し効果も得られるのでおすすめです。
ドライフラワー
寝室にドライフラワーがNGなのは、よい気を吸い取られてしまい運気が低下すると考えられているからです。
また、ドライフラワーは枯れた花で陰の気を持つとされているため、寝室の陰の気が強まり邪気が溜まりやすくなってしまうとも言われています。
もし、ドライフラワーを飾る場合は、ベッドから離れた窓際の風通しのよい場所を選ぶとよいでしょう。
ほこりが溜まらないように、こまめに手入れするのも大切です。
水槽
寝室に水槽を置くと、水のゆらぎや魚の動きでリラックスできていいのではと考える方もいるかもしれません。
しかし、風水では水槽の水が陽の気を発し、陰の性質を持つ睡眠を妨げてしまうとされています。陰陽のバランスが崩れて気が乱れることで、眠りが浅くなって疲れが取れなくなると考えられているのです。
特に、ろ過フィルターやエアーポンプの稼働音が、安眠の妨げになるかもしれません。
もし、寝室に水槽を取り入れる場合は、稼働音が出る機材を使わない水槽を、ベッドから離れた位置に置くようにしましょう。
風水における寝室の吉凶の方角と運気UPのポイント

寝室の持つ性質と方角との相性による吉凶も、風水では大切な要素です。
また、方角ごとに司る運気と相性のよい色があり、寝室によいとされる色のアイテムを取り入れることで、運気アップが期待できるとされています。
- 風水における寝室の吉方位|北・南東・北西
- 風水における寝室の凶方位|南・北東・南西
- 方角が司る運気と相性のよい色
自分の寝室の方角と照らし合わせて、チェックしてみてください。
風水における寝室の吉方位|北・南東・北西
北や北西は陰の気があり、落ち着いた空間が求められる寝室と相性のよい方角です。ただし、暗くなりやすい方角なので、間接照明で明るくしたり換気で湿気が溜まりにくくしたりするとよいでしょう。
また、南東はよい縁を引き寄せる方角とされているので、恋愛運や結婚運と関係の深い寝室にぴったりです。
風が良縁を運んでくれると言われているので、風通しをよくして、花やアロマフレグランスからよい香りが寝室に広がるようにしてみましょう。
風水における寝室の凶方位|南・北東・南西
南は火の性質を持っているため、陽のエネルギーが強すぎて寝室の運気を燃やしてしまうとされています。
南に寝室がある場合は、取り入れる色で運気のバランスを取るとよいでしょう。
- ベージュなどの茶系:土の性質が火の気を落ち着かせてくれる
- ライトグリーン:火の気と相性のよい木の気で運気のバランスを取る
- 白:火の気の熱が和らぎ、落ち着いた空間になる
また、北東は鬼門、南西は裏鬼門と呼ばれ、邪気が溜まりやすい方角とされています。運気が高まる色を取り入れて気の流れをよくすることで、運気が停滞しない空間づくりを心がけるとよいでしょう。
- 北東:浄化の白や魔除けの赤、安定の茶色を取り入れる
- 南西:安定を意味するベージュや、パステルイエローで明るい空間に
- 邪気を祓ってくれるとされるサンスベリアを置くのもおすすめ
こまめな換気や掃除も、よい気の流れを引き寄せるとされています。
方角が司る運気と相性のよい色
風水では、方角ごとに司る運気と相性のよい色があるとされています。よい運気を引き寄せやすい寝室づくりに取り入れてみてください。
方角 | 運気 | 相性のよい色 |
北 |
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北東 |
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東 |
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南東 |
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南 |
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南西 |
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西 |
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北西 |
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中央 |
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寝室のおすすめの色とうまく組み合わせて、運気アップにつながる空間にしましょう。
寝室での風水効果を高めるコツ

寝室の風水効果を高めるためには、次の4つの行動も大切と考えられています。
- 掃除と換気できれいに保つ
- 寝室のドアや窓を閉めて寝る
- 部屋着からパジャマに着替えて寝る
- 朝起きたら朝日を浴びる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
掃除と換気できれいに保つ
寝室をよい運気を引き寄せる空間にするためには、掃除と換気をこまめにして、きれいな状態を保ちましょう。
寝室は陰の性質を持つため、邪気が溜まりやすいとされています。換気や掃除が不十分だと、ますます悪い気が停滞して、運気の低下を招くと考えられているからです。
寝具の交換や洗濯だけでなく、カーテンも定期的に洗濯しましょう。
カーテンには外から入ってくる悪い気を防ぐ役割がありますが、使い続けていると邪気が溜まって運気を下げる原因になってしまうかもしれません。
寝室のドアや窓を閉めて寝る
風水では、夜寝るときはドアや窓を閉めた方がよいとされています。寝ている間に陰の気が流れ込んできて、運気を下げてしまうと考えられているからです。
また、ドアや窓が開いていることで、入ってくる冷気や音などで安眠が妨げられてしまうとも言われています。
部屋着からパジャマに着替えて寝る
寝るときは肌触りのよいパジャマに着替えて、良質な睡眠が取れるようにしましょう。
風水では、部屋着のままで寝ると、運気の低下を招くと言われています。
パジャマには、寝ている間に吐き出した悪い気を吸い込む役割があり、睡眠に適した服装を選ぶことが大切と考えられているからです。
上げたい運気に合わせた色柄のパジャマを選ぶことも、風水ではよいとされています。
- ピンク:恋愛運、結婚運
- イエロー:金運や総合運
- グリーン:健康運
- ブルー:精神を落ち着かせる
- ブラウン:心の安定
- ラベンダー:邪気の防御、リラックス効果
- 花柄:恋愛運
- リーフ柄:健康運
- 幾何学模様:総合運
寝ている時に邪気を吸うので、毎日換えたり洗濯したりすることで、不運がやってこないとも言われています。
朝起きたら朝日を浴びる
朝起きたら、まずは朝日を浴びましょう。
朝日によって快適に目覚めて一日を健康的に過ごすことが、運気の上昇につながると考えられているからです。
朝起きたときに窓を開けて風を通すのも、よい運気を取り入れられるとされています。
寝室の風水についてのよくある質問

最後に、寝室の風水についてのよくある質問を2つ紹介します。
- 寝室にドレッサーや鏡を置いてもいい?
- ワンルームではベッドをどう置いたらいい?
風水を取り入れる際の参考にしてください。
寝室にドレッサーや鏡を置いてもいい?
寝室にドレッサーや鏡を置いてはいけないという考えもありますが、置き方に注意すれば大丈夫です。
鏡がよくないとされる理由はいくつかあります。
- 寝姿が鏡に映ると気を吸い取られてしまう
- 鏡が気を反射して睡眠の質が低下してしまう
- 鏡で反射した気が運気を乱してしまう
解決方法としては、次の3つです。
- 起きたときに鏡に姿が映らない位置に置く
- 鏡面を閉じる
- 鏡面を閉じられない場合は布などを掛けておく
もし寝室に鏡がある場合は、工夫してみてください。
ワンルームではベッドをどう置いたらいい?
ワンルームだと、活動空間との仕切りが難しいですよね。ベッドを置くときは、次の点に注意してみてください。
- 玄関やキッチン側に間仕切りを置く
- 寝るときにキッチンが見えないように置く
- 寝姿が鏡やテレビに映らない位置にする
- 窓から離す
- 壁と並行に置く
ベッドのあるスペースを落ち着ける空間にすることで、睡眠の質が上がり運気の上昇が期待できるでしょう。
まとめ
風水では、寝室は浄化と再生の場所とされています。
人の体は、寝ている間に悪い気を出してよい気を取り入れると考えられているため、リラックスできて良質な睡眠が得られる寝室にすることが大切です。
今回は、寝室の風水効果を高めるコツやインテリアのレイアウトについて解説してきました。
安眠できない寝室だと、疲れが取れずに心身にストレスがかかり、悪い気を引き寄せてしまいかねません。開運アイテムや色を取り入れながら、居心地のよい空間づくりを心がけましょう。
寝室の運気を上げたいなら、観葉植物をおくのがおすすめです。風水の観点から見ると、植物は良運を招き入れ、運気を高めるとされています。
そこで、運気アップする植物を下記のページにまとめました。詳しい品種とサイズを確認できます。
[https://andplants.jp/collections/plants_fengshui]