ひな祭りのお花といえば、桃のお花が有名です。「お花をあげましょ 桃の花」のフレーズは広く知られています。
しかし、なぜひな祭りには桃のお花が飾られるのでしょうか。また、ひな壇に飾られる桃以外の植物にはどんな意味があるのでしょう。
今回は、ひな祭りに飾るお花の種類と意味について詳しくご紹介します。
ひな祭りにおすすめの春のお花もピックアップしてみました。ひな人形やインテリアに合わせやすい飾り方や、子どもと一緒に楽しむ方法も解説しています。
お花の飾り方や意味を知ることで、ひな祭りの楽しみがさらに広がるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ひな祭りの由来
ひな祭りは、「上巳(じょうし・じょうみ)の節句」と「ひいな遊び」が起源と言われています。
上巳の節句は、3月の最初の巳(み)の日に行われる中国の行事です。草木や紙で作った人形に自分の厄災を移し、海や川に流す禊(みそぎ)の儀式のひとつでした。
桃のお花を浸した桃花酒やハハコグサを混ぜ込んだ草餅など、霊力や薬効のある春の植物を食し、一年の健康を願ったと言われています。
一方、ひいな遊びは、平安時代に貴族の子女たちが好んだ遊びのひとつです。草木や藁で作った人形に着物を着せたり、飾りつけて並べたりして遊んでいました。
やがて「上巳の節句の人形」と「ひいな遊びの人形」が結びつき、女性の健康を願うひな祭りに発展します。宮中を模したひな壇に人形を飾る今のような形式になったのは、江戸時代とされています。
上巳の節句が女性と結びついた経緯ははっきりしませんが、桃が女性の象徴であり、ひいな遊びが女の子の遊びであったことが由来のようです。
ひな祭りに飾るお花
「ひな祭りには桃のお花」のイメージを持つ人も多いでしょう。
しかしひな人形をよく見ると、桃以外の植物も使われていることが分かります。古くからひな人形に添えられてきた植物は、次の5つが挙げられます。
- 桃
- 桜
- 橘
- 梅
- 菜の花
ひな壇に置かれる対の花飾りは、桃ではなく桜です。そしてもう一方には橘の飾りを置きます。桜と橘の代わりに、紅白の梅を飾ることもあるようです。
では、桃は一体どこにあり、どのように飾るのでしょう。
それぞれのお花に込められた意味を紐解きながら、飾り方をご紹介します。
①桃
桃は、古くから邪気を払う植物と考えられていました。ひな祭りの起源となった上巳の節句では、桃の花びらを浮かべた桃花酒を飲んで厄除けや長寿を祈ったそうです。
そのため、「桃の節句」と呼ばれるようになったと言われています。
ひな人形の中では、男雛と女雛の間に飾る「口花(くちばな)」が桃花酒を模しています。お酒の瓶に桃の花を挿したもので、三方と呼ばれるお供えの道具のひとつです。
また、ひな人形の中の花飾りとは別に、生花の桃の枝を花瓶に生けて飾る風習があります。
置き場所は、ひな壇横の床の上です。男雛と女雛のみを飾る「親王飾り」では、人形の脇に飾ります。
人形に水がかかったり、花びらが落ちたりしないよう、こまめに掃除をしながら飾りましょう。
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②桜
ひな人形の中には、向かって右側に、桜の花飾りが飾られています。
桜を飾る理由は、ひな人形の配置のモデルとなった紫宸殿(ししんでん)の前に桜が植えられているためです。
紫宸殿は平安時代の皇居で、皇族にまつわる重要行事が行われた場所です。紫宸殿の前には、西側に桜、東側に橘が対になって植えられていました。
桜は、魔除けや邪気払いの強い力を持つと考えられていました。鎮魂の力があることから、皇族を守る役割があったと言われています。
また、桜のある西側に左近衛府(さこんえふ)、橘のある東側に右近衛府(うこんえふ)と呼ばれる天皇側近の護衛の陣が敷かれたそうです。そのため、紫宸殿前の桜のことを「左近の桜」と呼びます。
しかし、ひな壇の右側に置くのに「左近の桜」とは、混乱する人もいるかもしれません。
左近衛府と右近衛府の左右は、紫宸殿から見た位置関係になっています。「おひな様から見て左側に左近の桜」と覚えるといいでしょう。
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③橘
橘(たちばな)とは、日本に古くから自生している日本固有の柑橘類です。
常緑樹でいつまでも葉が青々と茂っている様子や、黄色い果実が長い間枝に残る性質から、不老不死の木とされてきました。繁栄のシンボルでもあり、縁起のよい木として重宝されてきた植物です。
橘は、紫宸殿の前に、桜と対になる形で植えられていました。紫宸殿から見て右側の右近衛府の前に植えられたため、「右近の橘」と呼ばれています。
ひな壇では向かって左側、おひな様から見て右側に、橘の花飾りを飾ります。
また、「男雛側に橘、女雛側に桜」と覚えてもいいかもしれません。
ただし、関東と関西では男雛と女雛の並びが逆になっているので注意しましょう。
関東では向かって男雛が左、女雛が右です。一方、関西では女雛が左、男雛が右に置かれます。なお、近年は全国的に関東風の並びが一般的になっています。
④梅
桜と橘の代わりに、紅白梅の花飾りを飾る場合もあります。また、口花が桃のお花ではなく、松竹梅になっているひな人形も少なくありません。
中国で縁起がよい植物とされている梅は、8世紀頃に遣唐使によって日本に伝わったと言われています。
寒さが厳しい頃に香り高いお花を咲かせる姿は趣があり、古来から人々魅了してきました。丈夫で強く、早春に開花することから、無病息災・長寿・開運・出世などの象徴とされています。
3月上旬は梅が見頃の季節でもあるため、ひな祭りに取り入れられるようになったのでしょう。紅白の色合いがはっきりしていることから、ひな人形を華やかに見せる効果もあります。
飾る位置は、向かって左に白梅、右に紅梅を飾ります。
⑤菜の花
ひな祭りの時期になると、お花屋さんでは菜の花と桃を一緒に販売しているのを見かけます。
春の太陽を連想させる黄色いお花は、女の子の健やかな成長を願うひな祭りにぴったりです。
菜の花は弥生時代に中国から伝わり、油や食用として広く栽培されてきました。ひな祭りの時期に咲く身近な植物であったことから、取り入れられてきたのでしょう。
菜の花は飾るだけでなく、ひな祭りを祝うお料理にも使われます。また、昔の遊びのひとつに、菜の花で作る「菜の花雛」の風習もありました。葉を着物に、お花を頭に見立てて作る草のおひな様です。菜の花のほかに、タンポポやレンゲソウでも作られました。
菜の花を飾る際のルールは、特にありません。彩りを添えるように、ひな人形の近くに花瓶を置いて生けて飾るといいでしょう。
ひな祭りにおすすめのお花5選
伝統的に飾られるお花以外でも、ひな祭りにはさまざまな春のお花が飾られます。
人気のお花は、次の5種類です。
- チューリップ
- マーガレット
- ラナンキュラス
- ピンポンマム
- コデマリ
それぞれの特徴や、現代のひな人形に合わせやすい飾り方をご紹介します。
①チューリップ
子どもにも人気のチューリップは、ひな祭りにぴったりのお花です。桃や菜の花とも相性がよく、ひな祭りのアレンジメントや花束によく使われます。
チューリップは色が豊富で、八重咲きや飾り咲きなどさまざまな品種があります。ぜひ好みのチューリップを探してみてくださいね。
チューリップを飾る際は、切り口から3cm〜5cm程度を目安に、花瓶の水を少なめに入れましょう。茎が腐りにくくなり、長持ちしやすくなります。
また、チューリップは光を求めて茎を伸ばす習性があり、飾っているうちにも茎が伸びていきます。動きがあって面白いですが、茎が横に伸びて花瓶ごと倒れてしまうことがあるため、注意してください。
大きい花瓶に飾ったり、ひな人形から少し離して置いたりすると安心です。
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②マーガレット
マーガレットは、白い花びらに黄色い芯がかわいらしい春のお花です。「花占いに使われるお花」と言うと、イメージしやすい人も多いでしょう。
マーガレットの名前は、ギリシャ語で「真珠」を意味しています。真珠のように凛とした美しい女の子に育ってほしいと願いを込めて飾るといいですね。
切り花でもよく長持ちするのが特徴です。余分な葉を取り除き、咲き終わったお花をその都度カットすれば、つぼみまでしっかり咲きます。
場合によっては、2週間ほど長持ちすることもあるでしょう。長く飾りたい人におすすめのお花です。
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③ラナンキュラス
幾重にも重なる丸い花びらが華やかなラナンキュラス。ポップな色合いとバラのような見た目が、女性に人気の高いお花です。
柔らかな花びらがシルクのドレスを思わせることから、「晴れやかな魅力」「とても魅力的」の花言葉がついています。ひな人形と一緒に飾れば、魅力的な女の子に育ってくれるかもしれません。
ラナンキュラスは、赤やピンク、黄色、紫などお花の色が豊富です。さまざまな色のラナンキュラスをまとめてカラフルに生けると、ひな人形を一層明るく、かわいらしい印象にしてくれるでしょう。
ラナンキュラスは茎が腐りやすいので、花瓶の水は少なめに入れます。茎が長いと折れやすいため、やや短めに切って飾るといいでしょう。
④ピンポンマム
ピンポンマムは、ピンポン玉のような丸いお花が咲くキクの一種です。和の雰囲気があることから、ひな祭りやお正月のような日本らしい行事によく飾られます。
ピンポンマムは花色の種類が非常に豊富で、ベージュのようなくすみカラーの品種も多く出回っています。近年人気の淡い色合いのひな人形やインテリアに合わせやすいです。
キク類は、切り口をハサミで切るのではなく手で折ると、よく水を吸い上げて長持ちします。
ピンポンマムは、プリザーブドフラワーや造花でも人気の花材です。ひな人形と一緒に飾る際は、水を使わないプリザーブドフラワーや造花のピンポンマムを選ぶのもいいでしょう。
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⑤コデマリ
コデマリは、小さな手毬のような形状の白いお花をつける低木です。
細い枝がしなるほどにお花をつけ、春の喜びを表現しているような植物です。和洋どちらの雰囲気にもよく合い、現代のひな祭りにぴったりのお花と言えるでしょう。
また、コデマリは「優雅」「品位」の花言葉を持っています。強く美しい女性になってほしいと願いを込めたい時にぴったりですね。
コデマリのような枝物を生ける際は、切り口を斜めに切り、さらに十字に切れ込みを入れます。たっぷり水を入れた花瓶に生けると、よく水を吸って最後までお花を咲かせてくれるでしょう。
ただし、コデマリは花びらが散りやすいので、ひな人形にかからないよう注意してください。
ひな祭りに飾るお花の注意点
ひな祭りに飾るお花には、基本的に決まり事はありません。ひな人形やインテリアに合わせて、好みのお花を生けるといいでしょう。
しかし、小さい子どもやペットがいる家庭では、以下の点に注意するといいかもしれません。
- 有毒成分を含む植物
- トゲがある植物
ひな祭りの時期に出回る春のお花には、有毒成分が含まれる植物もあります。
中でも毒性の強いスズランは、切り花を生けた水にも毒が溶け込みます。小さい子の手に届く場所には置かないようにしましょう。
チューリップやスイセンも、誤食すると危険です。ペットを飼っている家庭では避けたほうがいいかもしれません。
また、トゲのある植物にも注意してください。小さな子が触れると怪我をしたり、ひな人形を傷つけたりする恐れがあるためです。
切り花としても人気のバラにはトゲがあります。販売しているお花屋さんではトゲを取り除いていることが多いので、安心して飾ることができるでしょう。
もし取り除かれていなかったり、ご自宅に咲いたトゲを持つお花を飾り付けたりする場合は、トゲ部分をハサミで切っておくと安心です。
ひな祭りのお花を置く場所
ひな祭りのお花は、どこにどんなお花を飾ればいいのでしょうか。
主な飾る場所は、以下の通りです。
- ひな人形の近く|花飾り・造花・プリザーブドフラワー
- ひな人形から離して|生花
順番に解説していきます。
ひな人形の近く|花飾り・造花・プリザーブドフラワー
ひな人形の近くやひな壇の中には、水を使わない花飾りや造花、プリザーブドフラワーを置くといいでしょう。
人形屋さんでは、桜と橘のセットや紅白梅のセットなど花飾りのみも販売しています。ひな人形に彩りがほしいときは、花飾りを買い足す方法もおすすめです。
また、造花やプリザーブドフラワーは水を使わずに長く飾っておけるため、ひな人形に添えるお花にぴったりです。ひな祭りらしいテイストの商品も多く出回っています。
造花は雑貨屋さんや100円ショップでも購入できるので、手作りするのもいいですね。飾るスペースやひな人形の大きさに合わせて作るといいでしょう。
造花やプリザーブドフラワーを飾る際は、置き方に決まりはありません。対にして飾ると、伝統的な雰囲気を楽しめます。
ひな人形から離して|生花
生花は、ひな壇の脇に飾りましょう。万が一倒れてもお水が人形にかからないような位置に置くと安心です。
2月から3月頃のお花屋さんには、春限定のお花が数多く入荷します。
桜やチューリップ、ミモザのような老若男女問わず人気のお花が多いため、お花に詳しくない方でも手に取りやすいでしょう。スイセン・スズラン・スイートピー・ヒヤシンス・フリージアのような香りのあるお花もおすすめです。
春のお花は、見る人をウキウキさせてくれるようなエネルギーに溢れています。お部屋を明るくして、前向きな気持ちにしてくれるでしょう。ひな祭りにはぜひ、お花屋さんを訪ねてみてください。
ただしスイセンやスズランは毒性があるため、飾る際には注意が必要です。小さい子どもやペットがいる人は、お花屋さんに相談してみるといいかもしれません。
子どもと一緒に楽しむお花の飾り方
次は、子どもと手軽に楽しめるお花の飾り方を4つご紹介します。
- 花瓶に生ける
- 簡単アレンジメント
- 簡単生け花
- 折り紙
春のお花は、ピンクやラベンダー色など、女の子の心をくすぐるような色合いのお花が豊富です。ぜひお子さんに、好きなお花を選んでもらってみてください。
ひな祭りらしいお花でなくても自由に選ばせてみましょう。大人が選ばないような、新鮮な組み合わせを選んでくれますよ。
インテリアとの相性が気になる時は、あらかじめ大人がお部屋やひな人形に合うお花を数種類買っておき、その中から選んでもらう方法がおすすめです。大人も子どもも満足できる仕上がりになりやすいでしょう。
子どもが自分でお花を選ぶことで、「ひな祭りは自分のための行事だ」と実感が湧き、季節の行事やお花を身近に感じるきっかけになるかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね。
花瓶に生ける
初心者におすすめの飾り方は、花瓶に生ける方法です。手軽にできるので、小さい子どもでも簡単に「できた」と感じやすいでしょう。生けるお花は1本〜3本程度にすると、まとまりやすくなります。
ひな人形のテイストに合わせて、花瓶から選んでみるのも素敵ですね。
AND PLANTSの商品の中で、筆者がおすすめしたい花瓶は、amabro MINI VASE -TWO TONE - Gray × Orange -です。
高さ12cmの花瓶は、男雛と女雛のみの親王飾りのサイズ感にちょうどいいでしょう。底面が広いので倒れにくく、ひな人形のそばにお花を飾りたい時にも向いています。
シンプルな花瓶が好みの人には、白い陶器のCalmeがおすすめです。
マットな質感が、ひな人形の和の雰囲気にもよく合います。5cm程度の口径は、生けたお花がばらつきにくい大きさで、子どもでもバランスよく生けられます。
[https://andplants.jp/collections/vase]簡単アレンジメント
アレンジメントは倒れても水がこぼれにくく、小さな子どもと飾りたい時におすすめです。
アレンジメント用の吸水性スポンジは、お花屋さんや100円ショップ、ホームセンターで手に入ります。
花器は、口が広い食器を使うと簡単です。水が染み込む素材の器を使う時は、吸水性スポンジをビニール袋に入れてから器にセットします。
作る際は、お花のほかに葉っぱも1本〜2本用意するといいでしょう。葉ものは隙間を埋めてくれるだけでなく、複数のお花をうまく調和してくれます。
筆者のおすすめは、アイビーです。茎が挿しやすく、どんなお花とも相性がよい葉ものです。落ち着いた印象にしたい場合は、ユーカリも使いやすいでしょう。
詳しくは、フラワーアレンジメントの作り方の記事も参考にしてみてください。
簡単生け花
日本の行事であるひな祭りには、生け花もよく似合います。
生け花では、剣山や花留めを用いてお花を固定します。花瓶に生けるよりもバランスが取りやすく、手軽にできる飾り方です。
花留めや剣山はホームセンターで手に入ります。安価なものもありますが、小さくて軽いものは倒れやすく、うまくお花を挿せないことも。直径10cm以上で重さがある剣山がひとつあると便利です。
切り口が硬い枝ものは、十字に切り込みを入れると挿しやすくなります。チューリップやガーベラのような水分の多い茎は、何度も挿し直すと茎が潰れてしまうので注意してください。
高さを出したり、横方向に広げたりするように生けると豪華に見えるでしょう。難しく考えず、大人も子どもも自由に生け花を楽しんでみてくださいね。
折り紙
子どもにとって身近な折り紙を使うと、一緒に飾りつけを楽しめます。
お花の形に折ったり、切ったりした折り紙にストローの茎をつけて花瓶に飾れば、オリジナルの花飾りの完成です。
上の写真は、筆者の娘が4歳の頃に一緒に作った折り紙のお花です。折り紙を短冊状に切り、2つ折りにしてホッチキスで止めています。
お花の色は、娘におひな様の着物の中から好きな色を選んでもらい、近い色の折り紙で作りました。
統一感のあるテイストにしたい人は、ひな人形の中から色を選んでもらうと全体のバランスがよくなっておすすめです。
作った折り紙で壁に飾りつけたり、吊るし飾りを作ったりしても素敵ですね。
まとめ
女の子の成長と幸せを願うひな祭り。きめ細やかなひな人形に美味しいちらし寿司、かわいいひなあられなど、日本人の心遣いの詰まった行事のひとつです。
ひな人形を飾る2月から3月は、華やかな春のお花が豊富に出回ります。
ひな人形を飾るスペースがない人も、好きなお花を飾ってひな祭りを祝ってみましょう。魔除けの効果があると言われる桃や桜を飾れば、春の風とともによい運気を運んできてくれるかもしれません。
ひな祭りを春の植物で彩って、一年の幸せを願ってみてくださいね。