日陰や過湿の環境に強い観葉植物を選べば、グリーンのあるおしゃれな浴室を演出できます。アイビーやポトスなど、天井から吊すようなハンギングで飾ると、見た目もハイセンスな仕上がりに。
浴室の観葉植物で気になるカビは、湿気がたまらないように風通しを良くしたり、土をハイドロカルチャーに変えることで生えにくくなりますよ。
飾り方のコツや、育てるときのポイントを押さえることで、おしゃれで清潔な浴室になり、観葉植物も枯れずに済みます。
今回は、浴室でも枯れにくいおすすめの観葉植物や浴室に向いた観葉植物の選び方のポイント、飾り付けるときの注意・飾り方を解説。
加えて、浴室で風水効果を発揮する観葉植物や効果も詳しく紹介します。
[/collections/plants-bath]↑こちらでは浴室におすすめの観葉植物を商品一覧でまとめているので、併せてご覧ください。
浴室に飾る観葉植物の選び方のポイント
観葉植物を浴室に飾るときのポイントは以下の通りです。
- 窓ありか窓なしか
- ハイドロカルチャーが可能かどうか
- 高い湿度に耐性があるかどうか
- 植物を置く場所があるかどうか
窓の有無によっては、植物の生育に支障が出ます。スペースに見合ったサイズのものを選定するのも大切ですよ。
窓ありか窓なしか
比較的、浴室は家の北側や、南東からの太陽の光が差し込みにくい位置に、設計されることが多いです。その分窓があっても観葉植物にとっては暗く、光が少ないと観葉植物は光合成ができず、栄養をつくれないので、そのまま枯れてしまうことも。
浴室で観葉植物を育てる場合は、できるだけ日陰に強い観葉植物がおすすめ。
窓がある場合は、明るい窓際に置き、窓がないユニットバスなどは、耐陰性の強い植物を選び、月に数回ほど明るい場所に移動させると良いです。
電気をつけた場合でも、白熱電球や蛍光灯では不十分なので注意してくださいね。
ハイドロカルチャーが可能かどうか
土を使わずに、水だけで生長する観葉植物は、浴室で育てやすいものがほとんど。
水で育てる方法は、花瓶に植物を挿しただけの水栽培や、ハイドロボールやゼリーを使った水耕栽培(ハイドロカルチャー)とあります。これらで発根し、そのまま枯れずに大きく生長する植物は、過湿に強く、水だけで生きられます。
また、ハイドロカルチャーで育てれば、土の表面にカビが生えることも少ないので、清潔な状態を保てます。鉢に水がたまり過ぎても、余った水を簡単に捨てられ、土で浴室を汚す心配もありません。
ただし、水だけでは生長の限界があり、ある一定の高さになると背丈が止まってしまうことも。大きくしたい場合は、土で育てるようにしましょう。
高い湿度に耐性があるかどうか
浴室は過湿になりがちな場所です。乾燥を好むような観葉植物では、根腐れをしやすく枯れてしまうことも。できるだけ、湿度を好むような観葉植物を選びましょう。
具体的には、熱帯地域のジャングルに生息するポトスやモンステラのようなサトイモ科の植物です。樹木の枝や岩に着生するようなランや、エアプランツなどもおすすめですよ。
植物を置く場所があるかどうか
浴室に置ける観葉植物があったとしても、置く場所がなければ育てられないですよね。
窓際の開いたスペースや、シャワーの水が直接かからない、浴室の用品棚など、先にスペースを確保してから置きましょう。
ほかにも壁や天井からハンギングできるスペースなども、確認してみてくださいね。
浴室におすすめの観葉植物10選
ここでは、日陰や過湿に強くて、浴室でも枯れにくいおすすめの観葉植物を10種類紹介します。
このあと、それぞれの種類を詳しく紹介します。
①パキラ
日当たり | 日当たりのよい置き場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後 |
透き通るような薄くて鮮やかな緑の葉を、テングのうちわのように広げるパキラ。幹の太さや樹形が個体で異なり、個性的で明るい印象のある浴室をコーディネートするならおすすめの観葉植物です。
耐陰性が強いパキラは、窓がある浴室が良く、午前中は日が差し込み、午後は日陰になるような半日陰で育てるのが最適。西日が当たってしまうと、葉が乾燥してしまうので、壁の陰になるような場所に置きましょう。
浴室は空気がこもりがちで風通しが悪いことが多いです。お風呂の時間以外は風通しをよくするために窓を開けたり換気扇を回したりすると、パキラを上手に育てられます。
[https://andplants.jp/products/pachira-tableplants-m] パキラの育て方はこちら②ペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)
日当たり | 明るい日陰(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
複数の白い斑が入り、スイカのような見た目の葉を伸ばすペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)。厚みのある丸い濃緑の葉と、赤く染まった茎のコントラストが美しいです。葉数も多く、ポップで明るい浴室をコーディネートできるかもしれませんね。
熱帯アメリカに自生するペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)は、過湿で木漏れ日が差すような場所で育てるのが最適。西日など、直射日光が当たってしまうと葉焼けを起こし、チャーミングな葉がボロボロになってしまうことも。
冬は水のやりすぎに注意しながら、ハンギングで吊るしたり棚の上に置いたりして風通し良く管理してください。冬管理をしっかり行うことで根腐れしにくくなるため、枯れる心配が少なくなるでしょう。
[https://andplants.jp/collections/peperomiaargyreia] ペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)の育て方はこちら③ピレア・ペぺロミオイデス
日当たり | レース越しのカーテンの光(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
アーチを描くように、まん丸の葉が伸びるピレア・ペペロミオイデス。中心の茎が高く伸び、丸い葉が螺旋(らせん)状に出る姿が、キュートで癒しを感じます。
西インド諸島に広く分布するピレア・ペペロミオイデスは、日陰に強く暖かい場所で良く育ちます。暑さにも強いので、夏場に熱がたまってしまう浴室でも枯れる心配がありません。
ただし、日当たりが悪過ぎると、葉の色味が薄くなってしまうことも。水やりをするときなど、定期的に直射日光の当たらない明るい場所で、管理するようにしましょう。
[https://andplants.jp/collections/peperomioides] ピレア・ペペロミオイデスの育て方はこちら④モンステラ
日当たり | 日当たりのよい置き場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
切れ込みが葉に深く入るモンステラは、浴室で育てやすい人気の品種。種類を選べば、白や黄色の斑が入った品種もあるので、浴室のおしゃれなインテリアになり、リゾート感のある雰囲気が感じられます。
熱帯アメリカの薄暗いジャングルに生息するモンステラは、日陰でも育ちやすく、わずかな光があれば、日当たりの悪い場所でも枯れる心配がありません。窓側から離れた場所や、窓がない浴室でも育てられます。
気温が5度を下回ってしまうと、株が弱って枯れてしまうこともあるので、冬の間は暖かい場所で管理するのが最適です。
株が大きくなると、茎葉が伸び過ぎて折れやすくなったり、見た目が悪くなったりすることも。1〜2年に1回のペースで、茎を切り詰めて剪定(せんてい)し、古くなった葉は取り除きましょう。
[https://andplants.jp/collections/monstera] モンステラ・デリシオーサの育て方はこちら⑤カラテア・マコヤナ
日当たり | 日当たりのよい置き場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
カラテア・マコヤナは、葉柄が個性的でインテリア性の高い観葉植物です。耐陰性に優れているので、日当たりがあまり良くない置き場所でも成長します。
お水が好きな植物なので、春夏は水切れに注意をして土をよく観察しておくとよいです。一方で秋冬は、成長が次第に止まると水を吸わなくなるので様子見をしましょう。日当たりや風通しの有無によって、頻度も変化します。
[https://andplants.jp/collections/calatheamakoyana] カラテア・マコヤナの育て方はこちら⑥オーガスタ
日当たり | 日当たりのよい置き場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後 |
艶のある大きな葉が広がるオーガスタ。南国リゾート感のある雰囲気は、浴室に飾る観葉植物としても人気があります。トロピカルな葉が開放感を演出するため、よりリラックスできる浴室にしたい場合におすすめです。
秋冬の気温が下がる時期では、成長スピードが緩やかになります。寒くなる時期に合わせてお水やりの頻度を減らしていきましょう。乾燥に強いので、特に秋冬はそこまで水を求めなくなります。
メリハリをつけて管理をすれば育てるのは難しくないので、初心者の方にも適しています。ぜひ、南国の雰囲気を味わえる開放的な浴室にしてみませんか。
[https://andplants.jp/products/birdofparadisetree-s] オーガスタの育て方はこちら⑦ビカクシダ・ネザーランド
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土や水苔の表面が乾いてから 秋冬:土や水苔が乾いてから2~3日後 |
波打った大きな葉が、鳥の羽のように伸びるビカクシダ・ネザーランド。存在感のあるどっしりとした姿が、クールでおしゃれな浴室を演出します。土を必要としない着生植物なので、ミズゴケなどを使って、スタイリッシュに壁に飾ることもできますよ。
アフリカやオーストラリアなど、熱帯地域に自生するビカクシダは、高温多湿な環境を好み、日陰でも育つシダ植物です。
できるだけ日当たりが良くて過湿な環境で管理すると、葉がしっかりと立ち上がり、見た目の美しい姿に。乾燥には弱いので、土やミズゴケが乾き切る前に、葉の上からシャワーをたっぷりと与えてくださいね。
[https://andplants.jp/collections/platyceriumbifurcatumnetherlands]⑧ガジュマル
日当たり | 日当たりのよい置き場所(室内) |
温度 | 最低0℃以上をキープする |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
ガジュマルは、たくましい幹をしているユニークな観葉植物。お世話もしやすいので植物初心者の方にもおすすめです。
ガジュマルは幹の途中から「気根」と呼ばれる根っこを出していて、空気中の水分を吸収して体内に取り込みます。そのため、湿度の高い浴室では気根がよく育つかもしれません。切っても問題ないですが、気根を育てることでガジュマルのインテリア性が高まり、おしゃれな浴室グリーンになるでしょう。
気根からも水分吸収を行うので、土は乾燥気味にして育てることがポイント。浴室の窓際などに置いて、おしゃれに楽しんでください。
[https://andplants.jp/collections/chinesebanyan] ガジュマルの育て方はこちら⑨ストレリチア・レギネ
日当たり | 直射日光を避けた日当たりのいい場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)たっぷりと水やり 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後 |
ストレリチア・レギネは、花の形がパプアニューギニアに生息している極楽鳥に似ているため「極楽鳥花」とも呼ばれている観葉植物です。「すべてを手に入れる」「輝かしい未来」といった花言葉をもっているため、風水を考えた浴室にも適しています。
葉や根が多肉質で乾燥に強いため、お水やりの管理が容易です。ただし、浴室を使用していないときは換気をして風通しよく育ててあげてください。
葉が上に向いていることから、気持ちを前向きにしてくれると言われています。浴室に置いておくと、お風呂時間で気持ちよく気分転換できるでしょう。
[https://andplants.jp/collections/strelitziareginae] ストレリチア・レギネの育て方はこちら⑩スキンダプサス
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土が乾いてから 秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後 |
スキンダプサスは、シルバーグリーンの斑入りの葉っぱが特徴的な観葉植物です。耐陰性もあるので、光量が少ない浴室でも管理できます。
サトイモ科の植物なので乾燥には強く、冬場は1〜2週間に1回のお水やりでも生育可能です。浴室は湿度が高くなりがちなので、リビングや寝室などの室内よりも水やりは控えめに与えてください。土の乾燥具合を確認して水やりすることが重要です。
スキンダプサスはつる性植物のため、ハンギングでディスプレイするのもよいかもしれません。浴室のカーテンレールから吊り下げると、よりおしゃれなコーディネートができるでしょう。
[https://andplants.jp/collections/scindapsus] スキンダプサスの育て方はこちら浴室にあう観葉植物のインテリア例
浴室にあう観葉植物のインテリア例を2つご紹介します。
- 量を意識したインテリア例
- ハンギングを活用したインテリア例
また、インテリアと観葉植物の組み合わせを網羅的に知りたい方は「インテリアに合う観葉植物」の記事も参考にしてみてください。
量を意識したインテリア例
引用:https://www.instagram.com/maborosisanta/
浴槽まわりのスペースに余裕があれば、観葉植物を並べてみるのはいかがでしょうか。
日々の疲れをリフレッシュする場所がさらに豊かな空間になるはずです。水を好む種類であれば浴室とは相性がいいので、生育面でもメリットが大きいです。
ハンギングを活用したインテリア例
引用:https://www.instagram.com/kurayoshi_n/
ハンギングでのディスプレイも適しています。
浴室に観葉植物を吊るすことで、ちょっとした森林のような空間になります。マイナスイオンの効果で、心身ともにさらにリラックスできるでしょう。
また、ハンギングにおすすめの観葉植物は、下記のページに10種類以上まとめました。人気の品種かつ数に限りがありますので、お早めにご覧ください。
[https://andplants.jp/collections/plants-hanging]浴室に観葉植物を置いた際の風水効果とは?
体にたまった汚れを洗い落とす場所である浴室は、風水的に悪い運気をきれい洗い流し、心も体も清める場所とされています。
しかし、気が悪くなってしまうと、邪気がたまりやすく運気も下がってしまうことも。
生きている観葉植物を浴室に置けば、悪い気を吸い上げ、気が良くなるよう浄化する効果があります。また、水の気と木の気が調和を生み出し運気を上げる効果も。
浴室で風水効果を発揮する観葉植物
下記の表に風水効果を発揮する観葉植物をまとめました。浴室に観葉植物を置くだけで、一日の疲れをさらに癒し、良質な運気を運んでくれるでしょう。
チランジア・キセログラフィカ | 邪気を払ってくれる |
チランジア・ウスネオイデス | 邪気を払ってくれる |
コーヒーの木 | リラックス効果がある |
フィカス・ウンベラータ | 人間関係を調和してくれる |
フィカス・ベンジャミン | 良縁に導いてくれる |
フェイクグリーンの風水効果
観葉植物よりも飾りやすく、浴室の好みの場所に置けるフェイクグリーン。風水上では、定期的にきれいに掃除をすれば、運気を高める効果はあるようです。
ただし悪い気を吸い上げて、浄化することはできないので、風水の効果をしっかりと受け取るなら、生きている観葉植物がおすすめ。
関連記事:観葉植物の風水|場所と効果別のおすすめ
観葉植物を浴室に飾る際の注意点と管理方法
浴室はリビングや室内と比べると、日当たりや風通しが悪く、日陰になりやすかったり、湿気がたまりやすかったりします。選ぶ観葉植物によっては、枯れやすい環境になる可能性も。
浴室でも育てられる観葉植物を選んだあとは、日当たりや風通し、気温や湿度などを、できるだけ植物にとって快適な環境をつくることがポイントです。
- 水はけのいい土にする
- トゲのある植物は避ける
- 風通しを良くする
- 定期的に日光を当てる
- 温度が低くなりすぎないようにする
水はけのいい土にする
浴室で観葉植物を育てていると、土は乾きにくく、いつまでも湿った状態が続きやすいです。できるだけ、水はけや通気性の良い土を使うようにしましょう。
赤玉土だけを使った土なら、コバエなどの虫も発生せず、いつも清潔な浴室を使えます。
生長を楽しみながら鑑賞したい場合は、赤玉土やヤシ繊維の土に、腐葉土や黒土を混ぜ込んだものがおすすめ。水はけや通気性が良くて、大きく生長もしてくれます。
トゲのある植物は避ける
ハナキリンやパキポディウムなど、トゲのある観葉植物を狭い浴室に置くのは、できるだけ避けましょう。
髪や体を洗っているときに不意にあってしまうと、衣服を着てない状態では怪我をしやすいです。掃除をするときも、手が当たって傷になってしまうこともあります。
風通しを良くする
浴室に観葉植物を置く際は、風通しをよくしてください。過湿になりがちな浴室は、風通しが悪くなって土にカビが生えたり、根腐れを起こしたりすることもあります。
窓を開放したり換気扇を回したりするのもいいでしょう。浴室を使っていないときでも、こまめに換気をしてください。
定期的に日光を当てる
浴室の日当たりや電球の光だけでは、観葉植物は育ちにくいため、定期的に日当たりのよい場所で育てください。
基本的には、月に2〜4回ほど明るい場所へ移動させると良いですが、葉の色味が悪かったり、徒長したりするときは週に1回のペースに切り替えましょう。
特に水やりをしたときは、浴室から出して1日ほど明るい場所で管理するのがベスト。直射日光の当たらない日当たりと風通しが良い場所で育てると、すくすくと育ちやすいです。
温度が低くなりすぎないようにする
冬の浴室は、暖房がないと気温が低くなりやすく、観葉植物が枯れてしまうこともあります。
浴室を使っていないときは、窓やドアを閉め、冷たい風が入らないようにしましょう。窓やドアをあけて乾燥させるときは、観葉植物を暖かい場所へ移動させておくのもポイント。
気温が低過ぎると、葉が黄色くなったり、表面に黒い斑点模様が出たり、さらには落葉してしまうことも。暖房が設置できない場合は、冬の間だけ暖かい場所で育てるのが安全です。
浴室での観葉植物の飾り方
スペースやものが限られた浴室では、観葉植物が枯れずに済むような飾り方をすることが大事です。直接床に置いたり、シャワーの水がかかってしまったりする場所では、すぐに枯れやすく、浴室も汚しやすいです。
簡単に飾れるよう、以下2つの方法を紹介します。
- 窓際に並べる
- ボールに吊るす
窓際に並べる
観葉植物を浴室の窓際に置く場合は、水が直接かからない場所を選びましょう。シャワーの水が過剰にかかってしまうと、土がずっと湿った状態が続き、根腐れすることも。
また、土が濡れている状態では、水やりの頻度や回数がわかりにくく、バラバラになりがちなので、できるだけ土が乾きやすい場所に置くのがポイント。
春から秋ごろまでは窓際に置き、冬の間は寒くなって枯れてしまわないように、窓から離して置いてくださいね。
ポールに吊るす
浴室には、タオル掛けやカーテンポール、シャワーヘッドの固定バーと、観葉植物を吊るしやすいものがあります。
マクラメ編みやネットなどを使って、観葉植物をハンギングして飾ってみましょう。宙に浮いていると、鉢底や株の隙間などに湿気がたまりにくく、通気性が良くなりますよ。
まとめ
浴室で観葉植物を育てるときは、日陰や過湿の環境に強い観葉植物を選ぶことが大切です。
それから、飾り方のコツや、育てるときのポイントを押さえることで、おしゃれで清潔な浴室になり、観葉植物も枯れずに済みます。
ぜひ観葉植物を浴室に飾って、グリーンのあるおしゃれな浴室を演出してくださいね!
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