近年SDGsに向けて、オフィスに観葉植物を置く企業が増えてきました。ドイツやカナダでは幼稚園でも観葉植物を置き、働く環境を良く変え、子どもたちの知育にも役立てようとしているところもあるようです。
適切に選べば幼稚園にも観葉植物が置け、子どもたちの興味や発見につながり、新しい教育環境をつくれるかもしれません。さらに先生たちにとっても、仕事のストレスを減らすことができ、働きやすい環境が生まれます。
では、どんな観葉植物を選んだら、子どもたち・先生たちにとって良い環境がつくれるのか。
この記事では幼稚園に置くおすすめの観葉植物の種類を詳しく紹介します。筆者が実際に先生や保育士の方にリサーチをして、幼稚園に置きやすい観葉植物を選び提案したので、購入に悩んでいる方などは、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ここで紹介する観葉植物で、どれが良いのか迷ってしまったときは、筆者個人的にはオリーブの木が幼稚園におすすです。
AND PLANTSでは、オフィス・店舗に大型の観葉植物の導入を検討されている方におすすめのXLサイズも取り揃えています。大型の観葉植物を飾りたい方は、ぜひご覧ください。
[/collections/plants-xl]幼稚園に置く観葉植物の選び方
好奇心旺盛な子もいれば、物静かな子もいて、性格は子どもによってばらばらです。ときには何をするかわからず、予測をすることも難しいため、行動をよく注意しなければならないこともあると思います。
小さな子どもを見守る幼稚園では、置く観葉植物にも注意を払うことが大事です。
ここでは、幼稚園に置く観葉植物の選び方について詳しく解説します。
- 毒がないもの
- 子どもたちの興味や学びにつながるもの
- 育てやすいもの
毒がないもの
過酷な環境で生きる熱帯や砂漠地帯の観葉植物は、毒を持っていることがあります。毒の強さは植物の種類によって違い、樹液が皮ふに触れるとかゆみやかぶれの症状を起こすものから、食べてしまうと体にしびれやまひを感じるものまであります。
中には残念ながら小さな子どもが死亡した事例もあるので、幼稚園に置く観葉植物は注意深く選びましょう。
比較的手に入りやすいものの中では、ポトス・モンステラ・ディファンバキアなどのサトイモ科に分類する観葉植物は毒性が強く、小さな子どもたちには危険です。
樹液が肌に触れるだけで、水ぶくれややけどのような状態になる場合もあるので、幼稚園や保育園では置かないようにしてください。
何か起こってからでは遅いので、「特にそこまで気にする必要はない」というような安易な考えはやめましょう。
購入するときは、園芸店などの専門店で直接足を運んだり問い合わせたりして、詳しい店員さんと相談しながら決めることが大切です。
子どもたちの興味や学びにつながるもの
幼稚園に観葉植物をせっかく置くのであれば、子どもたちの興味や学びにつながるようなものを置いてみませんか。
植物は季節ごとに色や姿が変わり、さまざまな変化を楽しめます。美しい花が咲くもの・鮮やかな葉が展開するもの・実が付くものなど、条件や環境によってその変化に違いがあり、新たな発見や学びにつながります。
特に食用となるハーブ類や実が付く種類は、観賞やインテリア性を高めるだけでなく、子どもたちと一緒に収穫が楽しめ、植物や自然に触れる機会が増えるのでおすすめです。
幼稚園によっては、ハーブを収穫して一緒にピザなどの料理を作るところもあるようです。
育てやすいもの
幼稚園や保育園では、子どもたちを預かったあとは、行事の準備や事務作業などやることが多く、時間の確保が難しいと思います。
植物のケアの時間が確保ができない場合は、できるだけ水やりや植え替えなど回数が少なくて、管理の手間があまりかからない観葉植物を選びましょう。
水やり・肥料やりが少ない植物は、生命力が強いもの・肥料成分が少ない場所でも育つものなど。植え替えや剪定が少ない植物は、生長スピードがゆっくりなもの・病害虫の被害が少ないものが該当します。
忙しくて毎日ケアができなくても、1〜2週間に1回ほど観察するだけでも大丈夫なので、観葉植物の管理に心配な方や初心者の方にもおすすめです。
幼稚園におすすめの観葉植物
ここでは、幼稚園におすすめの観葉植物を5つ紹介します。
- カラテア・マコヤナ
- パキラ
- オリーブの木
- ペペロミア・サルデルシー(スイカペペロミア)
- サンスベリア・ゼラニカ
①カラテア・マコヤナ|動きのある葉が子どもの興味を引く
日当たり | 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
大きな固い葉の中に、植物のシルエットに似た模様が入るカラテア・マコヤナ。ラテアートのようなかわいい模様が入る葉は個性的でインテリア性が高く、幼稚園の雰囲気をより明るくします。
ブラジルなどの熱帯地域に自生するカラテア・マコヤナは、暑さによって体内の水分が蒸発しないように、「就眠運動」を行います。夜になるとオジギソウやネムノキのように、葉が上向きに閉じて眠るようなそのユニークな特性は、子どもたちの興味を引き、発見や学びにつながるかもしれません。
多湿な環境を好むので、春夏は水切れに注意をし、土を極端に乾かさないように水やりしましょう。一方で秋冬は、気温が低い場所で管理していると生長が緩やかになるので、土を乾かし気味にします。
また、生長が鈍くなったり止まったりすると、水やりや肥料やりの頻度が変わって難しくなってしまう場合もあります。できるだけ15℃以上の一定の暖かい環境をつくって管理するといいです。
陽の光が強いと美しい葉が丸まってしまうので、カーテンやブラインドで遮光した明るい場所で管理します。
[https://andplants.jp/collections/calatheamakoyana]②パキラ|丈夫で初心者でも育てやすい
日当たり | 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いてから 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
透き通るような薄い鮮やかな緑の葉を、手のひらをパッと広げるように展開するパキラ。幹が太くて真っ直ぐに伸びるものや、ねじれて仕立てられたものなど、樹形のバリエーションが豊富で美しい観葉植物です。
パキラは、ほかの植物と比べると水やりや植え替えの頻度が少なく、管理の手間があまりかかりません。土を乾かし気味にすると根腐れしにくく、初心者でも育てやすいです。
日陰に耐性があるので午前中は日が差し込み、午後は日陰になるような半日陰で育てましょう。
ただし、直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうこともあるので、日中はカーテンやブラインドで遮光をしてください。
[https://andplants.jp/collections/pachira]③オリーブの木|子どもと一緒に収穫も楽しめる
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | マイナス3〜5℃まで耐えられる |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら 秋冬:土の中が乾いてから5日後 |
地中海沿岸部に自生するオリーブは、カラッとした気候を好み乾燥した土で良く育つ樹木です。厚みのある銀葉は直射日光にも強く葉焼けを起こしにくいです。そのため、観葉植物だけでなく、幼稚園の庭木やシンボルツリーとしても人気があります。
10月ごろに実を付けるオリーブは、「ルッカ」「アルベキナ」「ミッション」など品種を選べば、1本で自家結実し収穫ができます。さらに、複数のオリーブを隣り合わせにすることでより多くの実を付け、子どもたちと一緒に収穫を楽しめるでしょう。
また、人工授粉をすれば実が付く確率が高くなるので、子どもたちに教えながら一緒に取り組むと、面白みのある保育時間になるかもしれません。
ちなみに、「ルッカとマンザニロ」「ミッションとネバディロブランコ」といった品種の組み合わせが実をたくさん付けるのでおすすめです。
栄養が不足するとオリーブは葉が落ちてしまう場合もあるので、春から秋の間は2ヶ月に1回ほどのペースで肥料を与えてください。
[https://andplants.jp/collections/olive]④ペペロミア・サルデルシー(スイカペペロミア)|ユニークな葉が面白い
日当たり | 明るい日陰 |
温度 | 最低15℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いてから 秋冬:土の中が乾いてから4〜5日後 |
厚みのあるまん丸の濃緑の葉に白い斑が入り、スイカのような模様になるペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)。ポップでかわいらしい葉はアーチを描くように地面から伸び、ユニークな姿を長く楽しめます。
テーブルやデスクの上に飾れば、植物の特徴や面白さを子どもたちの目線で観察ができるかもしれません。
熱帯アメリカに自生するペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)は、過湿で木漏れ日が差すような場所で育てるのがベスト。西日など直射日光が当たってしまうと葉焼けを起こし、チャーミングな葉がボロボロになってしまうこともあります。
冬の間はできるだけ土を乾燥気味にし、風通し良くして管理すると根腐れしにくく、枯れる心配もあまりありません。
[https://andplants.jp/collections/peperomiaargyreia]⑤サンスベリア・ゼラニカ|枯れにくい
日当たり | 明るい日陰 |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いてから2〜3日後 秋冬:葉の表面にしわが寄ってから(10月以降はほぼ断水) |
植物の管理に自信がない人は、丈夫な性質で枯れにくいサンスベリア・ゼラニカがおすすめです。観葉植物の中でも特に枯れにくいといわれることもあり、ケアができない日が続いてしまっても株が枯れてしまうことがあまりありません。
熱帯アフリカやマダガスカルなどに自生するサンスベリア・ゼラニカは、厚みのある葉にたくさんの水分を含み、暑さや乾燥にとても強く水切れを起こしにくいです。季節や置く場所によって違いますが、水やりは1ヶ月に1〜2回のペースで乾燥気味に育てます。
基本的に直射日光が当たる場所でも育ちますが、土が湿った状態では蒸れやすく根腐れを起こしやすいです。水やりから数日後に、陽の当たる場所に移動させましょう。
また、地面から長く伸びた剣(つるぎ)のようなスリムな葉はスタイリッシュで、空いた小スペースに置きやすいサイズです。
[https://andplants.jp/collections/sansevieriazeylanica]幼稚園に観葉植物を置くときに考えるべきこと
幼稚園に観葉植物を置くときは、以下3つのポイントについて考えてみてください。
- 観葉植物を育てられる環境であるか
- 導線やスペースがあるか
- 子どもの目線にあわせた配置か
子どもたちが長く過ごす場所なので、危険がない環境づくりも大切です。
観葉植物を育てられる環境であるか
幼稚園に観葉植物を置く場合は、枯れない環境かどうかを確認しましょう。日当たりや風通し、温度や湿度など、植物が元気に育ちやすい環境に整えることがポイントです。
植物に適した環境ではないと、葉が変色したり落ちたりして、幼稚園の美観が損なわれる場合も。園内の雰囲気が暗くなってしまうこともあるので、必要であれば冷暖房器・除湿加湿器・グローライトなど設置して設備を整えてから、観葉植物を置きましょう。
また、植物のケアができる時間があるか、管理する人がいるかなど条件にも着目して観葉植物を購入するといいです。
導線やスペースがあるか
子どもたちが安全に過ごせる環境をつくるためには、人が歩く導線や作業するスペースを広く確保することが大切です。どこに観葉植物やものを置くか決めて配置することで、子どもはのびのびと過ごせ、怪我をすることもあまりありません。
また導線がしっかりと決まれば、ものが邪魔になりにくく、先生たちも快適に仕事や作業ができます。無駄なスペースを減らすことができ、有効的に余ったスペースを活用することも可能です。座席数や遊具や道具の保管場所などの確保などにもつながるので、適切な数で観葉植物を購入して配置してください。
子どもの目線にあわせた配置か
幼稚園に置く観葉植物は、子どもたちの目線に合わせた高さで配置するのがおすすめです。
子どもの目線では見えない高さや位置に置いても、近くで植物の観察ができず知育にもつながりません。植物が日々どのように変化していくのか、気付くことで面白みや発見にもなり、のびのびと園内で過ごせるでしょう。
そのためには、毒性のない植物を選び、安全性のある配置を心がけることが大切です。
幼稚園に置く観葉植物のレイアウト|インテリア例
ここでは、幼稚園に置く観葉植物のレイアウト方法を3つ紹介します。
- つるが伸びる植物は高いところに飾る
- 倒れにくい鉢を使って飾る
- 縦のラインを意識して配置する
つるが伸びる植物は高いところに飾る
つるで長く伸びる植物は、子どもたちの目線にあわせた配置ではなくても比較的近くで観察がしやすいので、高い位置に飾ってみましょう。
高いところから垂らして飾ることで、緑の割合が増え部屋の見栄えが良くなり、おしゃれな空間に仕上げられます。
長く伸びたものなら子どもたちも近くで観察でき、さまざまな方向から視点を変えて観察できます。
つるで伸びなくても、葉が長く伸びるようボストンファーンやアジアンタムなどの一部のシダ植物や、ムベやトケイソウなどの実がなる植物などが無毒でおすすめです。
倒れにくい鉢を使って飾る
幼稚園に観葉植物を置くときは、安定感のある倒れにくい鉢植えや鉢カバーを選びましょう。
丸みのある膨らんだ形のもの、鉢底がしゅっと細くなったものは、バランスを崩すと倒れやすく、怪我をすることもあるかもしれません。
比較的、背の高くない四角形・円柱型の鉢や重みのある鉢なら、子どもたちが触れてしまっても倒れにくく、危険になることも少ないです。万が一のために、鉢底に転倒防止シールやマットを付けておくとより安全でおすすめです。
縦のラインを意識して配置する
部屋の柱や壁の角隅に観葉植物を飾るとインテリア性が高くなり、おしゃれな部屋に見えます。縦のラインに沿うように観葉植物を置くことで、空間が立体的に見え、部屋が印象深くなるからです。
特に背の高くなるものや細くすらっと伸びるようなものは、ラインを強調しやすく、プロが手がけたような動きのある部屋に仕上げられます。
幼稚園に置く観葉植物の育て方
適切な場所に観葉植物が置けても、管理がしっかりとできていなければ葉の色が悪くなったり、株が枯れてしまったりすることもあります。観葉植物の基本的な育て方について、知っておくことが大切です。
ここでは、幼稚園に置く観葉植物の育て方について、基本的なポイントを4つ紹介します。
- 葉水や掃除を定期的に行う
- 水やりをする週を決めておく
- 日当たりや光を調整する
- 大きくなったら植え替えと剪定を行う
関連記事:観葉植物の育て方|コツや管理法について
葉水や掃除を定期的に行う
幼稚園に飾った観葉植物は、定期的に葉水や掃除をしてきれいにしましょう。葉にはチリやホコリが積もりやすく、見た目が汚く見えることもあります。衛生的に悪くて子どもたちにとってもあまり良くないので、できるだけ週に1回ほど掃除をするといいです。
また、葉水はできるだけ毎日行うことで、極端に乾燥しにくくなるため、葉焼けや水切れを起こすことも少なくなります。ただし、夜は気温が低く寒さで株が弱る場合もあるので、植物の活動が盛んになる午前中に行いましょう。
水がたっぷりとかかれば、葉がみずみずしくなり、鮮やかな緑を観賞できます。葉から滴り落ちた水はタオルなどで拭き取って、きれいにしてくださいね。
水やりをする週を決めておく
忙しい日が続いてしまうと、誰が水やりを行ったのか、何回水を与えたのか、わからなくなってしまうこともあります。
また、水やりがうまくできていないと、観葉植物は乾燥して水切れを起こしたり、過湿になって根腐れを起こしたりして枯れてしまう場合も。なるべく水やりをする週を決めておき、土の中の乾燥具合を確かめてから行いましょう。
例えば春から夏の暖かい時期は、観葉植物の生育が旺盛になるため、水をたくさん必要とします。春は1〜2週間に1度、夏は1週間に1〜2度のペースで。
秋や冬は気温が低くなり、観葉植物の生育の流れが緩やかになるので、月に1〜2度のペースで土の乾燥具合を確認しながら水を与えます。
ただし、環境や観葉植物の種類や品種によっては水を吸収する量が違うので、あらかじめ温度や育て方をチェックしておくといいですよ。また、水やりの面倒な手間を省きたい場合は、下記のお水やりチェッカーもおすすめします。
[https://andplants.jp/products/watering_checker_sustee_small_single]日当たりや光を調整する
直射日光の当たり過ぎや日照不足は、観葉植物の生長不良の原因となりやすいです。
日中の直射日光に当たり過ぎてしまうと、葉焼けや水切れを起こしたり、鉢の中が蒸れて根腐れを起こしたりすることもあります。特に夏の西日の当たり過ぎは、観葉植物を弱らせて枯らしてしまう場合も。
反対に日照不足になると光合成ができず、十分に栄養を吸収できずに枯れてしまいます。
できるだけ育てる植物にあわせて日当たりや光を調節しましょう。午前中に陽の光が当たって、午後は日陰になるような半日陰な場所に置くのがベストです。植物は午前中に光合成を活発に行い、午後になるにつれ流れが鈍くなります。
園内に直射日光が差し込む場合は、鉢を移動させるか、カーテン・ブラインド・すだれなどで日陰をつくります。また、窓数や照明の関係上で暗過ぎる場合は、園芸用のグローライトを設置して、光を当てて管理してあげてください。
大きくなったら植え替えと剪定を行う
鉢植えで育てる店内の観葉植物は、基本的に2年に1回のペースで植え替えや剪定をします。
根鉢がパンパンに固くなってしまうと、土中の酸素濃度が薄くなるため、植物の根が窒息状態に陥りやすくなります。根詰まりを起こして枯れてしまう場合もあるので、鉢底・土の表面から根が出たときにも植え替えをしましょう。
剪定は、植物の生長をコントロールするのと環境を良くするために行うものです。枝葉がたくさん伸びて大きくなり過ぎたときや、株の内側に光や風が当たりにくくなったときにも行うといいです。
ただし、植物によって生長スピードが違うので、生育にあわせて植え替えと剪定の頻度を変えてくださいね。
まとめ
小さな子どもたちを預かる場所である幼稚園では、毒性のない観葉植物を選び、怪我をしないように安全に配置することが大切です。何か起きてからでは遅く、責任を問われることもあるかもしれません。
子どもの目線になって安全性をしっかりと確認することがポイントです。
また、観葉植物の種類を選ぶことで、インテリア性を高めるだけでなく、子どもの発見や知育にもなり、のびのびと過ごせるような環境づくりもできるでしょう。先生たちの働く環境にとってもプラスとなるので、ぜひ育てやすい観葉植物を置いてみてください。
今回紹介した観葉植物でどれが幼稚園に良いか迷ってしまったときは、葉や花が観賞できて、実も収穫できるオリーブの木を選んでみましょう。子どもたちにとっても自然を近くで感じられる観葉植物です。