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フィカス・ウンベラータの育て方

フィカス・ウンベラータの育て方

植物名 フィカス・ウンベラータ
学名 Ficus umbellata
英名 Umbellata
科目/属性 クワ科/フィカス属
原産地 熱帯アフリカ
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フィカス・ウンベラータの特徴

フィカス・ウンベラータはゴムの木の仲間で、ハート型の葉っぱをしている観葉植物です。ゴムの木と比べると葉が薄く幅広で葉脈がくっきりしていることもあり、ナチュラルな雰囲気を持ち人気があります。

成長速度が速く、一年で20㎝ほど大きくなることも。成長を楽しみたい方には、特に満足のいく植物です。

インテリア性の高いフィカス・ウンベラータは、一鉢置くだけでナチュラルでおしゃれな空間を作り出してくれます。そのため、初めて観葉植物を育てる方にも人気のインテリアグリーンです。

再生力がとても高い植物であるため、少し枯れて葉っぱを落としてきたとしても、春にふたたび新芽がたくさん吹いて元気になります。

フィカス・ウンベラータの花言葉

フィカス・ウンベラータの花言葉は「永久の幸せ」「すこやか」「夫婦愛」です。すこやかに育ち、ハート型の葉っぱを付けることから名付けられています。

いずれも幸せを感じさせてくれる素敵な花言葉ですね。大切な方の結婚や出産などお祝い事の贈り物に適しています。

フィカス・ウンベラータの風水

丸い葉を持つフィカス・ウンベラータは、置いた場所の気を調和しリラックス効果をもたらしてくれます。そのため、家族の集まるリビングや寝室に置くと家族全体の気を調和してリラックスできる空間になるでしょう。

また、ハート型の葉っぱなので恋愛運を高める効果があります。風水では東南の方角が人間関係や良縁を意味します。

そのため、東南の方角にフィカス・ウンベラータを置いて育てることで恋愛運がさらに高まるんですよ。良い出会いを求めている方は、ぜひ東南に置いて育ててみてはいかがですか?

関連記事:ウンベラータの風水|置き場所と方角について

フィカス・ウンベラータの育て方

フィカス・ウンベラータの育て方

日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2~3日後
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 5~9月

観葉植物の全体的な育て方の基本については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:観葉植物の育て方|コツや管理法について

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置き場所と日当たり

フィカス・ウンベラータは日当たりの良い環境を好みます。ただし、葉が大きく薄い特徴があるため、強い直射日光が当たると葉焼けしやすいので気を付けてくださいね。

夏の強い直射日光や西日が当たらない明るい場所に置くか、レースカーテンで光を和らげると良いですよ。耐陰性があるとは言え、あまり暗い場所に置くと枯れる原因になるので注意が必要です。

暗い場所から急に窓際に移動させると、すぐに葉焼けをします。移動させる際は、まずカーテン越しで1~2週間ほど環境に適応させると良いですよ。

温度

フィカス・ウンベラータは熱帯アフリカ原産のため暑さには強いですが、その反面寒さには弱い特徴があります。最低生育温度は10℃以上をキープして育ててください。

もし屋外で育てる場合は、気温が下がり始める秋から室内の明るい場所に移動させることが大切です。ただし、冬の室内の窓際は外気と変わらないくらいに冷え込みます。

また、暖房の風が直接当たると乾燥によって葉が落ちる原因にも。ですので、冬は暖房が直接当たらない窓から少し離れた場所で管理してくださいね。

水やりの頻度

  1. 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
  2. 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 

春夏の生育期は手で土を触って水分を感じなくなったら、鉢底から水が流れるくらいにしっかり水やりをします。ただし、受け皿に水を溜めておくと根腐れの原因になるので、小まめに捨てることがポイントです。

気温の下がる秋からは、土の乾燥具合を確認しながら水やりを控えてください。フィカス・ウンベラータは原産地では常緑樹ですが、日本の寒い冬に葉を全て落とすこともあります。

その場合は、特に水を控えて断水気味に管理しましょう。また、乾燥しやすい冬は水やりと一緒に葉水を行うことも、元気に育てるための大事なポイントです。

もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。

肥料

5~9月の生育期に、緩効性の置き肥を2か月に1回の間隔で与えてあげましょう。または即効性のある液体肥料を水に薄めて、水やり代わりに週に1回与えるのも良いですよ。

植え替えの時に長期間効果のある緩効性肥料を土に混ぜ込んでいる場合は、その後の肥料は必要ありません。

フィカス・ウンベラータは成長が早い植物なので、肥料が十分に効くと立派な株姿になります。しかし、肥料を規定量以上に与えると根痛みにより葉が落ちることもあるので注意してくださいね。

剪定方法

フィカス・ウンベラータの剪定時期は、5~9月です。特に5~6月は新芽も出やすく、剪定後の回復も早いベストタイミング。

冬の寒さで傷んだ枝葉や古い葉を思い切って剪定してください。葉が茂ったときに枝葉が重ならないようなイメージを持って切ると良いですよ。 

剪定した時に出る樹液は、ゴムの木同様に乳白色をしています。この樹液に触れると、体質によって肌がかぶれる可能性があるんです。

そのため、ガーデングローブやアームカバーなどして触れないように気を付けてくださいね。もし触れた場合は、流水でよく洗い流しましょう。

フィカス・ウンベラータのよくあるトラブルと対処法

フィカス・ウンベラータのよくあるトラブルと対処法

大きなハート形の葉が人気のフィカス・ウンベラータですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

植物や虫のトラブルに対処できるケア用品をまとめました。詳しくは下記のページからご覧になってみてください。

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関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根本が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 発根剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通り。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとフィカス・ウンベラータに悪影響です。

対処法はフィカス・ウンベラータの植え替えをすること。

フィカス・ウンベラータを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

葉焼け

フィカス・ウンベラータの葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニの症状は以下。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

フィカス・ウンベラータのよくある質問

フィカス・ウンベラータのよくある質問

最後にフィカス・ウンベラータのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. フィカス・ウンベラータは室内と屋外のどちらを好む?
  2. フィカス・ウンベラータにはアレルギーがあるの?
  3. フィカス・ウンベラータの葉が小さくなるのは?
  4. フィカス・ウンベラータの植え替え時期/植え替え方法は?
  5. フィカス・ウンベラータの葉が落ちる原因は?
  6. フィカス・ウンベラータの元気がない時の対処法は?

それでは具体的に見ていきましょう。 

フィカス・ウンベラータは室内と屋外どちらを好むの?

フィカス・ウンベラータは、室内の直射日光が当たらない明るい室内を好みます。屋外管理の場合は直射日光による葉焼けに注意が必要であり、冬は室内に移動させなければいけません。

そのため、明るい室内で管理したほうが葉が美しく育ちます。ただ、室内の場合は冷暖房の風が直接当たると葉が落ちる原因になるので注意が必要です。 

フィカス・ウンベラータにはアレルギーがあるの?

フィカス・ウンベラータは、ゴムの木の仲間になります。そのため、ラテックスアレルギー(ゴムアレルギー)を持つ方は樹液には触れないようにしてください。

植物自体に触れることは問題ありませんが、樹液に触れるとアレルギー反応を起こします。触れてしまったらすぐに洗い流すか、ガーデングローブをして作業をすれば安心です。

フィカス・ウンベラータの葉が小さくなるのはどうして?

フィカス・ウンベラータの葉が小さくなる原因は「日当たり不足」「水やり不足」「肥料不足」が考えられます。

フィカス・ウンベラータの原産地は日当たりの良い高温多湿の環境です。日本では、原産地と同じ環境にすることができないため葉が小さくなります。

そのため、なるべく原産地に近い環境を作ることが大切です。強い直射日光を避けた日当たりの良い場所で、しっかり水やりや葉水、肥料を与えると葉が大きくなりますよ。

また、剪定を繰り返して枝ぶりを良くしたウンベラータは、葉が小さくなる傾向にあります。枝数が増えると葉数が増えるため、その分葉のサイズが小さくなるのです。これは異常ではなく、性質なのでご安心ください。

フィカス・ウンベラータの植え替え時期/植え替え方法は?

フィカス・ウンベラータの植え替え時期は5~9月です。ただし、7月以降に植え替える場合は、猛暑日を避けて植え替えをします。

根鉢が固まっている場合は、古い土を落としながら根をほぐしてください。黒ずんだ根やスカスカの根も切り取って整理すると良いですよ。

その後は、一回り大きな鉢に植えなおしてたっぷりと水やりをします。植え替え直後はダメージがあるので、直射日光に当てずに明るい日陰で1週間ほど様子を見て元の場所に戻してくださいね。 

フィカス・ウンベラータの葉が落ちる原因は?

フィカス・ウンベラータの葉が落ちる原因は「日当たり不足」「寒さ」「水のやりすぎ(やらなすぎ)」です。

日当たりの良い環境を好むので、あまりに暗い場所の場合は葉を落とします。また、寒さに弱いので最低温度10℃以下になった場合は、葉が落ちることもあるんですよ。

土が常に湿っているほどの水やりは、根腐れの原因になります。逆に水のやらなさすぎは、水分不足で葉が落ちるので水管理は注意が必要です。

上記のことに気を付けて育てましょう。また、フィカス・ウンベラータは環境の変化にも敏感なので、急に日陰から日なたに移動したときも葉を落としがちです。

その場合は、自然と新しい葉が出てくるので安心してくださいね。

フィカス・ウンベラータの元気がないときの対処法は?

葉に張りがなかったり黄色くなったりして元気がない時は、根が傷んでいる可能性があります。

その場合は、 植え替えが必要です。5~9月の間であれば鉢から出して根の状態を確認します。

5~9月であれば通常の植え替え作業を行い、肥料を与えず明るい日陰で水やりをして様子を見てください。この時に、根っこの成長を促す発根剤を与えると効果的です。

冬の場合は、なるべく暖かい場所に置いて水を控えつつ霧吹きで葉水を与えながら春まで待って植え替えます。寒い時期に植え替えると余計にダメージを受けて、枯れる可能性があるので植え替えないようにしましょう。

フィカス・ウンベラータは再生力が強い植物です。少し枯れてきてしまっても、傷んだ葉を落として春になれば新芽がたくさん出てきて元気になるので安心してくださいね。

フィカス・ウンベラータのまとめ

フィカス・ウンベラータのまとめ

フィカス・ウンベラータは直射日光の当たらない明るい場所であれば、初めてでも一年を通して簡単に育てられます。さらに、大きなハート型の葉はナチュラルな雰囲気を持ち、1鉢あるだけでおしゃれな空間を作れます。

幸せを感じる花言葉は結婚や出産などのお祝い事にもぴったりです。また丸みを帯びたハート型の葉は、風水的にも恋愛運アップやリラックス効果を期待できます。

インテリア性が高いことも含めて、プレゼントやご自宅用におすすめの植物になります。ぜひ、素敵なインテリアグリーンとして育ててみてはいかがでしょうか。

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