退職祝いに贈る花束|おすすめの花や相場を紹介

退職祝いに贈る花束|おすすめの花や相場を紹介

温かみのある心のこもった退職祝いのギフトを贈るなら花束がおすすめです。花言葉を意識してプレゼントすれば、きっと退職される方を晴れやかな気持ちにしてくれますよ。

さらに種類を選べば風水効果を期待できるものやインテリアになるものもあり、ギフトを受け取った方はきっと喜んでくれます。

今回は、お祝いのギフトになる花や相場を知って、喜ばれるものを贈りましょう。

それでは、退職祝いに贈る花束におすすめの花を詳しく解説していきます。

アンドプランツでは、お祝いや送別時に人気のセレブレートブーケをご用意しています。

贈り物にぴったりな華やかな花束をお探しの方は、ぜひ詳細を確認してみてください。

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この記事を監修した人片岸美月
学生時代から生花店に勤務。服飾系学校を卒業後、Comme des Garconsへ入社。パタンナーアシスタントとしての経験ののち、ドライフラワーメインの花屋へ転職、アレンジ製作や装花などの制作を経験。2021年より、AND PLANTSに参画。

退職祝いにおすすめの花束

AND PLANTSでは、退職祝いの贈り物にもおすすめの花束を扱っています。

旬のお花を採用してそのお花に合った色味の花材や葉物を組み合わせたブーケ、お祝い事や送別時などにぴったりなセレブレートブーケなどをご用意しました。

さまざまなお色味の花束をご提案していますので、ぜひ贈る相手に相応しいものを選んでみてください。

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同期・同僚|退職祝いに関する花言葉をもつ花

転職して今の会社を退職されてしまう方には、新しい職場での幸せや健闘を祈るような言葉を贈りましょう。

ここでは同僚・同期が退職される際に贈る花をご紹介。

上記3種類の花は、希望・尊敬・感謝の花言葉をもち応援のメッセージになります。特にブルーエルフィンは旅立ってしまう人へぴったりの花で、贈り物にもおすすめです。

①ブルーエルフィン|「大きな希望」「チャンス到来」

チョウに似た青い花が、空へゆっくりと羽ばたくように咲くブルーエルフィン。複数に集まって咲く姿は、幸せを運ぶ妖精が飛んでいるようにも見えます。

高く上に昇るように花が咲くため、ブルーエルフィンには「大きな希望」や「チャンス到来」の花言葉が付けられています。庭の花壇や鉢植えで育てることが多いため、切花などフラワーアレンジメントではよく使われることはありませんが、珍しい分価値が生まれます。

ポップで明るい雰囲気を演出したいときにおすすめの花です。

②ゼラニウム|「尊敬」「決意」

「尊敬」や「決意」の花言葉をもつゼラニウムは、赤・ピンク・オレンジ・紫色の花が一重咲きや八重咲きに咲きます。

長く伸びた花茎の先に、4〜6つの花がドーム状に集まって花火がぱっと開くように咲くので一輪だけでも存在感があります。ゼラニウムは香りが良いので、花束にはこのゼラニウムの葉を足すと、とても喜ばれますよ。

南アフリカに自生する花なので乾燥に強く、厚みのある葉にたくさんの水をためているため、水切れを起こしにくい植物といわれています。切花にしてもしおれにくく、花持ちが良いため長く観賞もできます

③ワレモコウ|「感謝」「明日への期待」

​​地面から伸びる細い茎の先に、小さな赤い花が集まってツクシの頭のような姿になるワレモコウ。複数でまとめられた花束は素朴なキュートさがあり、ナチュラルな雰囲気が感じられます。

ワレモコウの花言葉には「感謝」や「明日への期待」とあり、これまで一緒に働いてきた人にお礼と応援のメッセージとして贈ってみましょう。ほかにも「憧れ」の花言葉が付けられています。

先輩・上司|退職祝いに関する花言葉をもつ花

お世話になった先輩や上司の方にも素敵な花束を贈りたいですよね。そこでおすすめなのが以下3つの花。

意味合いも素敵ですが、花の色にも品があります。男女問わず、きっと喜ばれるでしょう。

①ピンクバラ|「感謝」

「優しさ」「癒し」といった言葉があるバラですが、ピンクバラには「感謝」の意味が与えられています。

お世話になった先輩や上司の方にぴったりですし、目上の女性にもいいかもしれません。 男性の方に贈る場合は、ピンクの割合を少なめにして花束を構成するといいでしょう。

上品な色合いですが、多用しすぎないのがおすすめです。

ピンクバラは「季節のおまかせブーケ(ピンク)」に含まれています。ただし、季節によっては仕入れが行えない可能性もあるため、確約されているものではありません。

 

②スイートピー|「蝶のように飛躍する」

スイートピーが出回るのは春の3〜4月ごろ。卒業するシーズンでもあり、新天地へ旅立つシーズンでもあります。そのような時期に出回っていることもあって「蝶のように飛躍する」といった縁起のよい言葉があり、先輩・上司の方への贈り物として最適です。

色がとても豊かなので、相手のイメージに合ったものを選んでみてください。ほのかに漂う香りもまた素敵です。

③ガーベラ|「常に前進」「希望」

ガーベラの花言葉は「常に前進」「希望」といったポジティブなものが多く、誕生日やお祝いの贈り物として人気があります。新たな門出を迎える先輩に相応しいお花です。

一方、退職してゆっくりと自分の時間を過ごしたい上司の方にもいいでしょう。 色合いも豊富ですのでガーベラのみの花束も素敵ですし、上記2つの「ピンクバラ」「スイートピー」と組み合わせるのもいいかもしれません。

年齢問わずにおすすめできるお花ですので、渡す方の雰囲気に合ったものを選んでみてください。

寿退社|退職祝いに関する花言葉をもつ花

結婚や出産を機に会社を退職される方には、その喜ばしい知らせを祝福するような花言葉と花束を渡したいですよね。下記の3種類の花が寿退社の花束にぴったりで、どんな方にも喜ばれます。

  1. フクジュソウ
  2. サイネリア
  3. ベルフラワー

特にこの中でもサイネリアは「常に輝かしく」の花言葉をもち、結婚後・出産後とどんな場面でも「輝かしくいて」と、応援をしているようなメッセージにもなります。

結婚や出産が理由で退職するケースなど、仕事をやめたくない方も多くいるはず。それでも辞めざるをえない場合もあり、辛くなることもあるでしょう。

そんなときには、祝福の言葉だけではなくそっと支えてあげられるような温かみのある言葉が救いになるかもしれません。

①フクジュソウ|「祝福」「希望」

早春に地面からキクに似た黄色い花が顔を出し、ヨモギのような葉を展開するフクジュソウ(福寿草)は、春を一番に告げる花として昔から親しまれています。ガンジツソウ(元日草)の別名をもち、縁起が良く古くからお正月の飾り付けなどにも使われるようです。

「祝福」や「希望」だけでなく、「幸せを招く」「永久の幸福」「おめでた」の花言葉をもち、心からのお祝いの気持ちを伝えられます。

②サイネリア|「常に輝かしく」「喜び」

冬の花壇を彩る花としても人気のサイネリアは、グラデーション咲きといわれる色変わりをしながら花が咲きます。黄〜橙〜ピンクなどと変化が楽しめ、色の種類も豊富にあります。

サイネリアの花言葉には、「常に輝かしく」「喜び」「希望」「快活」とあります。これからの生活を「明るく迎えて欲しい」と、そっとメッセージを添えて渡すのもいいかもしれませんね。

③ベルフラワー|「大切な人」「感謝します」

初夏に星形をした鮮やかな紫の小さな花が、集まってふわりとした姿になるベルフラワー。キキョウに似た花が、細かく密集するように咲くためボリュームがあり、存在感があるため印象的な花束になります。

「大切な人」の花言葉は退職を悲しむ想いもありつつ、寂しくなるぐらいとても必要な存在だったと伝えられるような花束になります。また、ほかにも「感謝します」「不変」「優美」「希望」「誠実」などの明るい花言葉がベルフラワーには付けられています。

4〜5月にかけて切花や鉢植えが、店頭によく並ぶようになります。

定年|退職祝いに関する花言葉をもつ花

定年を迎え退職される方には、「長い間、大変お疲れ様でした」と伝えられるような花束がおすすめです。また、長きに渡って会社に尽力したその姿を讃えるような花を贈るのもいいですね。

このあと、定年退職祝いの花束におすすめの花を3つ紹介します。

ここで紹介する3つは、花言葉が退職祝いにおすすめというだけではありません。花束の主役と脇役となるような組み合わせでもあります。もしどれが良いのか迷ったら、3つを組み合わせて1つの花束にするのもOK。

花束の差し色となるような脇役を探しているなら、筆者個人的にはシンプルで大胆なグリーンカラーのモルセラがおすすめです。今トレンドカラーである「くすんだ色」とよくなじみますよ。

①トルコギキョウ|「優美」「希望」

白やピンクなど、花びらが幾重にも重なって渦を巻くように咲くトルコキキョウは、バラのような上品な華やかさがあり、花束の主役となります。

花は白・ピンク・黄・青・紫など色や模様のバリエーションが豊富なので、贈る人のイメージにあわせた花束がつくれます。

また「優美」や「希望」の花言葉をもつトルコギキョウは、会社に長く勤めた方の姿を讃え、これからの新しい人生に向けて捧げる言葉としてふさわしいです。

ほかにも「感謝」「変わらぬ美」「華麗なヒロイン」などの花言葉があります。

トルコギキョウは「季節のおまかせブーケ(ピンク)」に含まれています。ただし、季節によっては仕入れが行えない可能性もあるため、確約されているものではありません。

②サルビア|「尊敬」「知恵」

長く伸びる花茎に筒状の真っ赤な小さな花が集まって、まるで炎(ほのお)のような姿になるサルビア。上空に向かってストレートに伸びる小さな花は、情熱的な赤さで「尊敬」や「知恵」の花言葉が付けられています。

品種改良されたものは花の色が青や白などもあり、好みのサルビアを選びやすいです。また、花だけでなくハート型の濃緑の葉もキュートで、花束により深みをもたせます

③モルセラ|「永遠の感謝」「希望」

ラッパのような小さな緑の花がたくさん集まって、とう立ちするように高く伸びるモルセラ。花・葉・茎と全身がパステルグリーンカラーなので、花束のアクセントになりますし、さりげないおしゃれさが生まれます。

また、繊細な網目状の模様がある花には、ミントのような爽やかな香りがあり清涼感を感じる花束になります。乾燥にとても強い性質があり、花を切り離してもすぐに枯れにくいので、ほかの花よりも花持ちがいいです。

退職祝いの花束にはドライフラワーもおすすめ

​​一般的に退職祝いの花束は、生花で贈ることが多いと思います。しかし最近では技術の進歩や流行、花の種類の豊富さなどから、ドライフラワーの花束を贈ることも増えているようです。

ドライフラワーは生花とは違い、くすんだ色でまとめられ、ノスタルジックさがあるおしゃれな花束になります。また、花の色が抜け過ぎないように乾燥させてあるので、さまざまな色が楽しめ、贈る人のイメージにあわせた選びもできます。

ギフトとしてもらったあとでも、部屋のインテリアとして長く飾れ、思い出として残るプレゼントにもなります。少し個性を感じる退職祝いを贈りたい方に、ドライフラワーの花束がおすすめです。

ここでは、当店ANDPLANTSで取り扱っている退職祝いの花束におすすめのドライフラワーを3つ紹介します。

特に筆者は、1番目に紹介するドライフラワーをおすすめします。イエロー系とグリーン系の色合いが明るい印象で、退職される方を温かく見送ることができると思います。

ANDPLANTSでは、ドライフラワーの花束や花材をほかにも販売しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

[https://andplants.jp/collections/dryflowers]

①イエロー系|爽やかさと華やかさのある花束

イエロー系とグリーン系でまとめられたドライフラワーは、爽やかさと華やかさがある花束です。

黄色いぼんぼんのようなキュートでポップさのあるクラスペディアは、花束全体をやわらかい雰囲気にし、温かみを感じます。ユーカリの緑は、清涼感があり涼しい雰囲気を感じられる花束を演出します。

そして、メインとなる真っ赤なバンクシアの花がより際立ち印象的です。

[https://andplants.jp/products/dryflower-vase-yellow-large]

②ブルー系|男性・女性どちらにも喜ばれる花束

エリンジュームの小さな花や、コバルトブルーの実が付くビバーナムなどでまとめられたブルー系の花束。フェミニン感が感じにくく、女性だけでなく男性の方にも喜ばれやすくおすすめです。

着色した花はなく、全て自然のブルー系の色味だけでまとめた花束なので、固い雰囲気は感じません。また、コットンプランツでふわりとやわらかい印象を感じます。

[https://andplants.jp/products/dryflower-vase-blue]

③ピンク系|インテリアアクセントにもなる花束

ピンクのバラ・ケイトウ・パンパスグラスと、グリーン系のユーカリでまとめたドライ花束。くすんだピンクの色味は、キュートで愛らしく、優しい雰囲気が漂います。

また、バラには「深い尊敬」や「心からの尊敬」の花言葉があります。さらにピンクのバラには「感謝」の花言葉があるので、退職祝いの花にもぴったりでおすすめです。

[https://andplants.jp/products/dryflower-vase-pink-large]

退職祝いの花束の相場

毎年贈ることがあまりない退職祝いのギフト。正しい相場がどれくらいなのか、不安になることもありますよね。

一般的に、上司や同僚などで値段は変動します。上司は5,000〜10,000円程度、先輩・同僚・部下は3,000〜5,000円ほどといわれています。

これよりも高価なギフトを贈ってしまうと、お返しが高くなってしまい、相手の方に負担がかかって迷惑になってしまう場合もあります。

高価なギフトを渡す場合は、職場などと複数の方と一緒に予算を決めて出し合い、1つのものを渡すのが最適です。

花束の値段やシーン別の相場に関して、さらに詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

関連記事:花束の値段|シーン別の相場やオーダー方法を紹介

退職祝いに花束を贈るときのマナー

退職祝いにもマナーがあり、相手の方を気遣った行動が大切です。特に花束を退職祝いのギフトとして贈るときは、以下の3つの注意点を把握しておきましょう。

このあと、詳しくそれぞれを解説します。

香りが強過ぎない花を選ぶ

草花や花木は種類によっては、香りが強過ぎるものがあります。

日本の三代香木の1つといわれる「キンモクセイ」は、上品な甘い香りがありますが、しばしばトイレの芳香剤のような香りといわれることも。個体によっては、株から切り離した花も強い匂いを出し続けることもあるので、花束は避けた方がいいかもしれません。

白い花を咲かせるチューベローズは、夜になると強い甘い香りを出す性質をもっているので、注意が必要です。

悪い花言葉・仏花などは避ける

植物の中には、怖い花言葉がつけられたものもたくさんあります。退職祝いの花束を選ぶときは、どんな花言葉が付けられているのか確認することが大切です。

例え良い意味でも、それぞれのギフトシーンで、ふさわしくないものもあるので注意してくださいね。

また、日本の国花でもあるキクの花は、お墓のお供えものとしても使われる仏花です。そういった花は良いイメージがあまりないので、避けた方が無難です。

しかし、カーネーションやトルコギキョウなど、中には結婚式やギフトの贈り物までと幅広く使われるものもあるので、お店の店員さんに相談して決めるのも大事です。

  1. キンモクセイ|「誘惑」「陶酔」
  2. アジサイ|「冷酷」「無情」「浮気」
  3. クレマチス|「縛り付ける」「策略」
  4. デンドロビウム|「高慢」
  5. 赤いシクラメン|「嫉妬」

大型サイズの花束は避ける

​退職祝いの花束は、電車などでも持ち帰れるような手軽なサイズを選ぶのがおすすめ。

大き過ぎると大きな荷物になってしまい、持ち帰りに不便になります。また、せっかくの花束が潰れてしまうこともあるので、大きくても中型サイズがいいかもしれません。花束を入れる袋も忘れずに、一緒に渡しましょう。

ギフトを贈る相手の方が何を使って帰宅するのか、どんな荷物をもって帰るのかなどを事前に聞いておき、花束のサイズを決めるのもいいですよ。

退職祝いに贈る花束でよくある質問

​​

花束を退職祝いのギフトとして選ぶときは、どんな花が喜んでもらえるか、そもそも迷惑ではないかと不安がたくさんありますよね。

花束をプレゼントすることについて、疑問に感じていることが解決できるようにアドバイスとともに紹介します。

男性に花束を贈るときの相場は?

一般的な相場は3,000〜5,000円とされていますが、渡す相手の立場を考慮するとなおよいかもしれません。

同僚の方であれば3,000前後でもいいですし、上司の方なら6,000前後でもいいでしょう。

複数人で渡す場合は10,000万円ほどに設定して、ひとり当たりの予算を1,000円とするのはいかがでしょうか。

立派なものを渡せますし、コストも抑えられます。ボリュームがありすぎても受け手が困るので、金額だけでなくサイズ感も意識してみてください。

男性には何色の花束が無難?

「青」や「白」などの寒色系ベースが無難です。

男性的な色は「黒」「青」「水色」「赤」などと言われています。ただし、寒色系のみで花束を構成すると少々冷たい雰囲気になるかもしれません。

そこで、アクセントカラーとして「赤」や「オレンジ」などを少し加えると、バランスの取れた花束になります。

一方、もし暖色系が好みであれば、寒色系にせず好きな色を選んであげましょう。あくまで無難な色は寒色系ですが、好みの色が事前にわかっているなら、好みの色に寄せるほうがいいです。

関連記事:花束にあわせる花の色|選び方とおすすめの紹介

退職祝いに合う花言葉を持つ花といえば?

オレンジバラがおすすめです。

花言葉は「絆」「信頼」「愛嬌」。言葉の意味合いから男性に贈ってもいいですし、花の可愛らしい色合いから女性に贈っても好まれます。

また、オレンジは青や白などの寒色系の色とも相性がいいです。そのため、組み合わせの際に参考となりますよ。

花束に添えるメッセージはどんな内容がいい?

退職祝いの花言葉やメッセージは、「ありがとう」「お疲れ様」「希望・未来」「尊敬」「成功・達成」「勝利」などが、相手の方に喜ばれます。

もし自分が退職をするとなった場合、どんな言葉やメッセージをもらったら嬉しいでしょうか。花束に添えるメッセージが浮かばない場合は、自分ごととして考えてみてください。

また、相手と親密な関係であれば「心に浮かんだ言葉」を添えるのもアリです。きれいな言葉より「飾らない自分なりの言葉」のほうが相手の心に深く残るでしょう。

関連記事:花束に添えるメッセージ|例文や書き方の紹介

花束とアレンジメントではどっちがおすすめ?

渡した後も長くインテリアとして楽しんでもらいたいならアレンジメントがおすすめです。お花屋さんにもよりますが、アレンジメントはすぐに飾れるように、カゴや花器などと組み合わさっています。

そのため、もらった側は自宅ですぐにディスプレイが可能です。

一方、花束は花瓶を新たに用意しなければいけません。すでに花瓶を持っている方であれば問題はありませんが、持っていない方は置き場所に困ることも。

そこで、おすすめなのがAND PLANTSの花瓶。シンプルな形から個性的なものまで揃っているため、相手に合わせたものを選ぶことができます。花束と一緒に贈ると、きっと喜んでくれるでしょう。

[https://andplants.jp/collections/vase]

造花のフラワーアレンジメントを贈っても大丈夫?

​​現代のギフトやプレゼントでは、カタチに残る贈り物も人気のようです。造花を使ったアレンジメントは、枯れることがなくいつまでも華やかさがあり、長くインテリアとして楽しめます。

また生花では退職祝いを渡すまでや、送別会後などでは花がしおれて、残念な姿になってしまう場合もあります。造花であれば持ち運びに便利で、しおれてしまう心配もないため、生花よりも喜ばれることも。

生花と間違えてしまいそうな質感やつくりになっている造花も多いので、検討している方は、不安になる必要もありませんよ。

退職祝いで花束の代わりに観葉植物を贈るのはアリ?

観葉植物ももちろんアリです。インテリア性もありますし、日本の素朴な家屋にもよく合います。加えて、縁起のよい花言葉がある植物が多いので、退職祝いにもピッタリです。

たとえば、サンスベリア・ゼラニカはいかがでしょうか。乾燥に強くお水やりの手間がかからないため、忙しい方にもおすすめです。

花言葉は「永久」「幸福」。退職してからまだまだ人生は続くので、これからを祝して贈るときっと喜んでもらえます。

関連記事:退職祝いに贈るおすすめの観葉植物!費用相場と注意点も解説

まとめ

退職祝いのギフトとして喜ばれる花束。花や葉の色・形で選ぶだけではなく、相手の方にぴったりな花言葉を選び贈ることが大切です。

もしも退職祝いのギフト選びに迷ってしまったときは、今回紹介した9種類の花を検討してみてください。見た目や花言葉が良く、贈り物としてきっと喜ばれる花束になります。

また、香りが強過ぎるものや仏花などはできるだけ避け、相手の方が気分を害さないようマナーをしっかりとわきまえましょう。もちろん、一番大切なことは相手の方とその家族への気遣い・配慮する気持ちです。

どんなギフトを選んでも、相手を思いやる心があればきっと喜んでもらえますよ。

柴﨑 光一
建築・インテリア学科卒の元造園士。植物が大好き過ぎて、大自然のカナダで植物と戯れながら、 観葉植物・庭木・草花を使ったガーデニングの世界を開拓しています。 建築と造園の経験に加え、趣味のさまざまな植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、 みなさんに観葉植物の魅力をお届けします。好きな観葉植物は、ザミオクルカス・ザミフォーリアとフィカス・アルテシマです!

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