商品を探す

KEYWORD

キーワード検索

CATEGORY

商品カテゴリー

花束の大きさ

花束の大きさ|価格相場や大きさの目安、注文する時の6つのポイントをご紹介

歓送迎会や卒業式、告白、プロポーズに渡したい花束。

気持ちの込もったお花をプレゼントしたいけれど、どんな大きさの花束を用意すればいいか分からない…と迷った経験はありませんか。

また「注文した花束が届いたら思ったより小さかった」といった失敗はあまりしたくないものです。同じ金額でも、お店や作成する人によって大きさに差が出ることもあります。 そこで今回は、花束の大きさを金額別・シーン別にまとめてみました。

どのシチュエーションでどんな大きさの花束を選ぶと喜ばれるのか、贈る相手に合った選び方を解説していきます。

さらに、思っていた通りの花束を注文するために大切な、6つのポイントもご紹介しています。ポイントを押さえれば、電話やインターネットでも気軽に注文しやすくなるかもしれません。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

[https://andplants.jp/collections/flowers]

花束の種類|ワンサイドタイプとラウンドタイプ

花束には、ワンサイドブーケタイプとラウンドブーケタイプの2種類があります。

それぞれの特徴を表にまとめてみました。

ワンサイドタイプ ラウンドタイプ
正面向き 360度
茎が長め 茎が短め
華やか かわいらしい
ボリュームがいい お花が詰まって見える
フォーマルな印象 カジュアルな印象

正面からお花がよく見えるように組んだワンサイドブーケタイプは、花束らしい形と言えるでしょう。大きく見えるため、華やかな場面やフォーマルな場面に好まれます。

ラウンドブーケタイプは、360度お花が綺麗に見える花束です。ころんと丸く、お花がぎゅっと詰まってトレンド感のある花束に仕上がります。若い人や女性へのプレゼントにおすすめですよ。

花束の大きさの目安|値段別

チューリップの花束

花束の値段は大きさによっても異なります。具体的には、以下のパターンです。

  • 1000円〜|ミニブーケ、1本巻き
  • 2000円〜|小さめの花束
  • 3000円〜|片手で持てる大きさ
  • 5000円〜|両手で持てる大きさ
  • 7000円〜|やや大きめの花束
  • 1万円〜|大きめの花束
  • 3万円〜|特別な花束

同じ値段でも、ワンサイドタイプとラウンドタイプとでは大きさが異なります

ワンサイドタイプの花束は、茎の長さを残して作成されるため、ボリュームが出やすいです。大きい花束にしたい場合は、ワンサイドタイプがいいでしょう。

一方お花をぎゅっと寄せて作るラウンドタイプは、茎の長さを出しにくい特徴があり、やや小さめに仕上がる傾向があります。大きさよりかわいさを重視したい時におすすめです。

なお花束の金額と大きさの関係は、お花屋さんや作成する人によっても違いがあります。目安として参考にしてみてくださいね。

1000円〜|ミニブーケ、1本巻き

1000円前後の花束

1000円の花束は、長さ15cmほどのミニブーケに仕上がります。

花束によく使われる主なお花の価格相場を以下にまとめてみました。

バラ 150円〜500円
カーネーション 150円〜300円
ガーベラ 100円〜300円

1000円前後の花束は、上記のお花1〜2本をメインに作られることが多いです。カスミソウやスプレーカーネーションなどの小分けにできるお花1本〜2本と、葉ものを添えて作られます。

お花の値段は、旬の時期などその時の仕入れ価格によって変動します。低予算でも、タイミングが良ければ好みのお花を入れてもらえるかもしれません。一度お花屋さんに相談してみてくださいね。

またバラなどお花1本をラッピングした1本巻きは、1つ300円前後で購入できます。卒業式など大人数に渡すときにおすすめのプレゼントです。

[https://andplants.jp/products/seika_wrapping_gerbera_pink]

2000円〜|小さめの花束

2000円程度の花束

プレゼントに添えたり、ちょっとした手土産やお礼に渡すのに人気のサイズ感です。

ラッピングを含んだ具体的なサイズの目安は、次の通り。

ワンサイドタイプ ラウンドタイプ
高さ25cm前後/幅15cm前後 高さ・幅20cm前後

一般的には、メインのお花3本〜5本と、カスミソウなどの小花と葉ものを添えて仕上げられます。

花材はガーベラやミニバラ、トルコキキョウやカーネーションなどが主流です。2000円の予算では、お花の種類を指定するのは難しいかもしれません。入れたいお花がある場合は、お花屋さんに相談してみましょう。

なお2000円の花束は、少ないお花でどう魅せるか、お店や作る人によって違いが出やすい金額です。そのため、ボリューム感に差が出やすい傾向があります。注文する時はサイズをよく確認しましょう。

3000円〜|片手で持てる大きさ

歓送迎会の花束や誕生日プレゼントなどによく選ばれる金額のひとつです。

片手で持てる大きさで持ち運びやすく、外出先で渡しやすいでしょう。大きすぎず、仰々しすぎない花束を探している人におすすめの金額です。

ワンサイドタイプ ラウンドタイプ
高さ30cm前後/幅20cm前後 高さ・幅25cm前後

バラやヒマワリなどの季節のお花5本〜7本をメインに、小花や葉物を組み合わせて作られます。3000円以上になると花材の幅も広がり、好みのお花を指定しやすくなります。

ただしユリやコチョウランなど1本が高価でサイズが大きいものは、3000円の予算では入れられないかもしれません。お花屋さんに相談してみるのがおすすめです。

[https://andplants.jp/products/custom-flower-pink-small]

5000円〜|両手で持てる大きさ

5000円の花束は、女性が両手で持てるくらいの大きさです。

ラッピングも含めた具体的なサイズ感の目安は、次の通りです。

ワンサイドタイプ ラウンドタイプ
高さ50cm前後/幅30cm前後 高さ・幅30cm前後

バラやラナンキュラスなど季節のお花10本程度をメインにして、小花や葉ものも数種類使用されることがあります。

ダリアやアジサイなど選べる花材の種類も増え、一気に華やかな印象に仕上がります。トレンド感のある花材も入れたいなら、5000円以上の花束を頼むといいでしょう。センスよく仕上げたい時は、お花がぎゅっと詰まって見えるラウンドタイプがおすすめですよ。

一方ワンサイドタイプなら、より大きく見栄えのする花束になります。壇上で渡す際などフォーマルな場面に贈る花束にふさわしい大きさです。

[https://andplants.jp/products/custom-flower-green-medium]

7000円〜|やや大きめの花束

7000円程度の花束

7000円以上の花束は、女性が両手で抱えるくらいの大きさです。7000円以上になってくるとお花の本数も増え、重さも出てきます。

ワンサイドタイプ ラウンドタイプ
高さ60cm前後/幅30cm前後 高さ・幅40cm前後

バラやダリアなど季節のお花10本〜15本をメインに、カーネーションやトルコキキョウなどのお花や葉もので組み合わせて作られます。

ユリなど、1本が高価なお花も入れられる価格帯です。やや大きめの印象に仕上がることが多いので、上司や目上の人へのプレゼントなど豪華さがほしい時に向くでしょう。

女性が持ち運ぶにはやや大きいサイズ感のため、外出先で渡す時は持ち帰り用の袋をつけると親切です。

1万円〜|大きめの花束

1万円前後の花束

退職祝いや発表会のお祝いの花束など、しっかりした大きさの花束を用意したい時は1万円以上がおすすめ。大きく華やかで、高級感が出ます。

ワンサイドタイプ ラウンドタイプ
高さ70cm前後/幅40cm前後 高さ・幅50cm前後

一般的にはダリアやユリなど一輪が大きいお花をメインに、バラやトルコキキョウなどのお花と葉もので仕上げられます。

花材の幅が増え、プロテアのようなワイルドフラワーをメインとした花束やランを使った南国テイストの花束など、個性を出すこともできるでしょう。

2万円〜|特別な花束

2万円前後の花束

2万円以上の花束は、プロポーズや還暦祝いなど大きな節目にふさわしい特別感のあるプレゼントです。

ワンサイドタイプ ラウンドタイプ
高さ70cm前後/幅50cm前後 高さ・幅60cm前後

大輪のバラやダリア、ユリやコチョウランなどを使った豪華な花束に仕上がるでしょう。

バラのみの花束なら、バラ30本で2万円前後、バラ50本で4万円前後が相場です。サイズは少し小さくなる可能性があります。

2万円以上になるとお花の本数が多く、大きくて重くなります。小柄な女性では抱えられないこともあるので、渡す場所やシチュエーションには気をつけましょう。車で送迎できる時や、自宅へ持参できる時に渡すのがおすすめですよ。

シーン別の価格相場と大きさ

3000円程度のワンサイドタイプの花束

ここからは、シーン別にふさわしい花束の価格相場と大きさを解説していきます。

花束を渡す主なシーンをまとめてみました。

  • 歓送迎会|3000円〜1万円
  • 卒業式|1000円〜5000円
  • 祝賀会などフォーマルな式典|7000円〜1.5万円
  • 発表会や公演|5000円〜1万円
  • 告白やプロポーズ|1000円〜5万円
  • 母の日や父の日|3000円〜1万円
  • お誕生日プレゼント|3000円〜1万円
  • お見舞い|3000円〜5000円

それぞれの価格相場や選び方のポイントを解説していきます。

歓送迎会|3000円〜1万円

歓送迎会の花束の価格相場は3000円から1万円前後です。

上司の栄転祝いや退職祝いなど大きな節目のお祝いには、7000円〜1万円前後の花束が人気です。複数人で出し合ってプレゼントするケースも多いでしょう。品物のプレゼントと一緒に渡す際には、5000円前後の花束が相場です。

同僚や部下の退職、異動などのケースでは、3000円〜5000円の花束が選ばれています。数人に同時に渡す時には、それぞれ花束の色合いを変えるのもいいですね。

卒業式|1000円〜5000円

卒業生から先生へ贈る花束は、5000円前後が相場です。大学生から教授に贈るケースでは、7000円〜1万円の花束もよく選ばれます。

卒業生や卒業する先輩など、大人数に渡す場合はガーベラやカーネーションなどの1本巻きが人気です。セロハンのラッピングにリボンをつけて、1本300円〜500円ほどで購入できます。

卒業式シーズンの春は、1本巻きに適した春のお花がたくさんあります。中でも「門出」の花言葉を持つスイートピーや、「お祝い」の花言葉を持つラナンキュラスがおすすめです。

一年中手に入るガーベラには「希望」の花言葉があり、卒業シーズン以外にも部活動や習い事の引退などにぴったりです。

[https://andplants.jp/products/seika_wrapping_gerbera_yellow]

祝賀会などフォーマルな式典|7000円〜1.5万円

祝賀会や授賞式などのフォーマルな式典では、壇上でよく映える7000円以上の花束がよく選ばれています。

壇上で渡す場合は、華やかなワンサイドブーケタイプがいいでしょう。お祝いにふさわしいユリを入れると、よりフォーマルな印象に仕上がります。

お花屋さんに注文する際、持ち帰りの袋も忘れずに頼みましょう。

特に受賞者は荷物が多くなりがちで、花束をそのまま渡すとかさばってしまいます。ホテルの会場で行う式典では、花束が大きいと移動が大変になってしまうことも。大きな専用の持ち帰り袋があると、相手を困らせません。

ANDPLANTSでもオプションで紙袋をつけられます。ぜひ利用してみてくださいね。

[https://andplants.jp/products/celebrate_bouquet_cool_color_large]

発表会や公演|5000円〜1万円

コンサートや舞台などの公演祝い。

舞台上で渡す花束は、会場や舞台の規模に合わせて5000円以上の花束を用意するといいでしょう。バレエやミュージカルなどを楽しめる大ホールでは、1万円前後の大きな花束が舞台映えします。長さを出したワンサイドブーケタイプがおすすめです。

子どもの発表会には、3000円〜4000円前後の花束が映えるでしょう。3000円の花束は子どもが両手で抱えるくらいのサイズ感です。

受付に預ける場合は、持ち帰りやすいアレンジメントが好まれます。またスタンド花やコチョウランなども会場に彩りを加え、お祝いには最適です。

関連記事:公演祝いにおすすめの花|選び方と相場について

告白やプロポーズ|1000円〜5万円

告白やプロポーズには、渡す場所やシチュエーション、したい演出やムードを考慮して花束を選びましょう。

女性に渡す場合は、お花がぎゅっと詰まっておしゃれに見えるラウンドブーケタイプがおすすめです。渡す相手の好みや雰囲気に合わせて、色やお花の種類を選ぶとより気持ちが伝わります。

告白にぴったりの花言葉を持つお花を選ぶのも粋ですね。恥ずかしくて言葉にできない時は、花言葉に想いを乗せてみるのはいかがでしょうか。

定番はバラのみの花束。ANDPLANTSでは、5本から50本まで6通りの商品をご用意しています。バラは本数にも花言葉がついているので、大きさに迷った時はメッセージ性で選ぶのもいいかもしれません。

[https://andplants.jp/products/50-red-rose-series-bouquet]

母の日や父の日|3000円〜1万円

母の日や父の日へのプレゼントには、3000円台からの花束がよく選ばれています。

花束は、普段からお花が好きで飾っていることが多いお母様におすすめのギフトです。花束はお花の茎を長く残すので、アレンジメントよりも長持ちしやすい傾向があります。

普段あまりお花を飾られないお母さんやお父さんには、もらってそのまま飾れるアレンジメントが喜ばれることも多いでしょう。相手に合った形を選んでみてくださいね。

また、母の日の前日〜当日はお花屋さんが大変混雑するため、余裕を持って早めに予約しておくのがおすすめです。早期予約特典があるお花屋さんも多いので、1ヶ月前くらいからチェックしておくといいかもしれません。

[https://andplants.jp/products/flower-arrange-blue-small]

お誕生日プレゼント|3000円〜1万円

お誕生日プレゼントの花束は、シチュエーションや相手との関係性によって選ばれる金額もさまざまです。

彼女へのプレゼントには、品物と一緒に少しのお花を添えるとロマンチックに演出できます。バラやカスミソウなどのドライフラワーになるお花で作った花束なら、長く楽しめて思い出にも残りますよ。

友人や家族へのプレゼントには、お花と一緒にかわいいフラワーベースを贈るのもおすすめ。おしゃれな花瓶は、インテリアにもなって重宝します。

[https://andplants.jp/products/bloomingville-rikkegro-vase-brown]

お見舞い|3000円〜5000円

お見舞いには、3000円から5000円程度の花束がよく選ばれています。

花束を贈る場合には、飾れる花瓶があるかどうかの確認も大切です。短期の入院など花瓶がないことが予想される場合は、そのまま飾れるアレンジメントがいいでしょう。相部屋ならばスペースに限りがあるので、小さめのギフトが喜ばれます。

また、花材にも注意が必要です。花粉が出やすく、香りが強いユリなどは避けておきましょう。明るい雰囲気で「希望」の花言葉を持つガーベラやダリアがおすすめですよ。

理想の花束を注文するための6つのポイントと伝え方

5000円程度のワンサイドタイプの花束

お花を買ったりもらったりする機会があまりない人にとっては、大きさのイメージが湧かないもの。また、「思っていたよりお花って高いな…」と感じた経験がある人も多いかもしれません。

筆者がお花屋さんにいた時は、そもそもどんな大きさの花束を買えばいいのかピンと来ていないお客様もたくさんいらっしゃいました。

花束のサイズに困っているお客様には多くのお花屋さんは、以下の6つのポイントを丁寧に聞き取りしてから作成します。

  1. 用途
  2. いつ渡すのか
  3. 渡す相手
  4. 希望の雰囲気
  5. 希望のボリューム感
  6. イメージ写真

花束を渡すシチュエーションの詳細が分かることによって、花屋の経験や想定から、お客様に合った花束を提案しやすくなります

しかし、忙しさによって聞き取りを十分に行うことができないお花屋さんもいます。金額と色合いだけ伝えておまかせしたら、花束の出来上がりがイメージよりも小さかった…となることも少なくありません。

イメージとの違いをなくすためにも、注文時に6つのポイントを伝えてみましょう。

具体的にひとつずつ解説していきます。

①用途

まずはどんな目的で花束を渡すのかを伝えましょう。

同じ5000円の花束でも、用途によっておすすめの形やお花の大きさ、種類が異なります

例えば発表会で渡す花束なら、大きなお花をメインに作った花束のほうが舞台映えするでしょう。さらにクラシックのコンサートとジャズのライブでは、会場の雰囲気が異なりますよね。映えるお花の色合いやテイストにも違いが出ると思います。

TPOに合った花束に仕上げるためにも、詳細な情報を伝えるのがおすすめです。

②いつ渡すのか

渡すタイミングを伝えるのも重要なポイントです。

翌日の朝に渡すのか、暑い昼間に渡すのか、翌日の夜に渡すならどこに保管しておくつもりなのかなどの情報も、お花を選ぶ際に非常に大切です。

気温や保管状況によって、花びらが散ったりしおれたりしにくい種類を選ぶ必要があります。お花屋さんは、渡す時にお花がきれいに開くことを想定して花束を作成しています

より良い花束の渡し方やタイミングを提案してもらえるかもしれません。

③渡す相手

渡す相手の年代によって、好みのお花の傾向が違うことがあります。

例えば、若い世代には人気のブラウンやニュアンスピンクなどのくすみカラーのお花。筆者がご年配の方にお届けした際には、ベージュのカーネーションが枯れているように見えるとクレームを受けたことがありました。

お花が好きな人には定番のお花より、珍しい色や個性的な花材を入れると喜ばれることもあります。

相手の好みや雰囲気、年代を伝えると、作り手はイメージがより明確になります。相手が喜ぶ花束を作ってもらうために、相手がどんな人かを伝えるのがおすすめです。

④希望の雰囲気

渡す相手の好みやイメージだけでなく、贈り手が贈りたい希望の雰囲気があれば、お花屋さんも作りやすくなります。

希望の雰囲気とは、優しい・かっこいい・シックなど花束全体のイメージです。雰囲気は、お花の種類や色、ラッピングの質感や配色で決まります。

雰囲気に合わせて、具体的なお花の種類や色の組み合わせを提案をしてくれるでしょう。ラッピングやリボンを実際に見せてくれるお店も多いですよ。

お花の種類は分からなくてもなんとなく贈りたいテイストがあるなら、ぜひ伝えてみてください。

⑤希望のボリューム感

希望のボリューム感は、はっきり伝えることが重要です。

予算でだいたいの大きさは決まってしまいますが、低予算でもボリュームよく見えるように作ったり、高額の予算でもコンパクトに作ったりすることはできます。

低予算だからと遠慮せず、「なるべく大きくしたい」といった要望はどんどん伝えてみましょう。お花屋さんは予算の中で最大限希望に合うように作ることを心掛けてくれるはずです。

なお、低予算でも大きく見せたい時は、色合いもポイントです。深い色合いはシックでおしゃれですが、小さく見えることもあります。大きく見せたいなら、黄色やオレンジ、白などの膨張色を選ぶといいですよ。

⑥イメージ写真

もし思い描いているイメージがあるなら、イメージ写真を用意するといいでしょう。お花屋さんとイメージの共有ができ、希望通りの花束を注文しやすくなります。

イメージ写真が用意できなくても、お花屋さんに参考写真が置いてあることも多いです。最近はInstagramを使っているお店も多く、注文するお店のSNSを事前にチェックして目星をつけておくのもおすすめです。

またインターネット注文なら写真を見て商品を選べるため、イメージが湧きやすいメリットがあります。季節や入荷状況によって花材は変わる可能性がありますが、ANDPLANTSではお届け前に商品の写真を確認していただけます。

花束が届いてから「思っていたのと違った」となるのを防げるかもしれません。

[https://andplants.jp/collections/bouquet]

予算を抑えたい時のコツ

チューリップのみの韓国風花束

低予算でも大きく華やかでおしゃれな花束を頼みたい時は、いくつかコツがあります。中でも実践しやすいのは、次の3つのコツです。

  • お花の種類をおまかせにする
  • 母の日や年末など、花屋の繁忙期を避ける
  • おしゃれな花束にしたい時は、お花の種類を絞るとGOOD

ひとつずつ見ていきましょう。

お花の種類をおまかせにする

どのお花にも旬があるため、時期によって仕入れ価格が変わります。

指定したお花の仕入れ価格が高かった場合は、ほかのお花の本数を減らさざるを得ません。しかしお花の種類をおまかせにすれば、作成する時に適切な価格と鮮度のお花を入れてもらえるのです。

また同じ品種のお花でも、季節によって一輪の大きさや色が異なることがあります。

先月までは直径20cm近くあった大輪のダリアが、今月は5cm以上小さくなっているなんてことも。同じ品種のダリアを使っていても、ボリューム感がまったく異なってしまいます。

予算を抑えたいなら、お花の種類はおまかせにするのがおすすめです。希望の色合いや雰囲気を伝えれば、おまかせでもイメージに近い花束が出来上がるでしょう。

母の日や年末など、花屋の繁忙期を避ける

母の日や年末年始、また卒業式や歓送迎会が重なる3月〜4月はお花屋さんにとって繁忙期です。

繁忙期にはお花屋さんも花材の争奪戦になり、お花の価格が高くなってしまいます。お店によっては配送料が特別料金になっている場合もあります。

もし避けられるなら、年末と3月〜5月は避けるといいでしょう。

母の日や歓送迎会のお花を注文したい時には、早めの予約がおすすめです。早期割引をしているお店もあるので、チェックしてみましょう。

特に母の日は時期をずらして注文すると、予算を抑えられる場合があります。お母さんには感謝を伝えつつ、前倒しして4月中に贈ったり、少し遅めの母の日をお祝いしたりするのもいいかもしれません。

おしゃれな花束にしたい時は、お花の種類を絞るとGOOD

低予算でもおしゃれな花束にしたい時は、お花の種類を1〜2種類に絞るとトレンドの雰囲気に仕上がります。

例えば春はチューリップ、夏はヒマワリなどの花束がおすすめです。さらにラッピングペーパーをたくさん重ねてボリュームを出すと、韓国風花束に。若い女性へのプレゼントに人気です。

マーガレットやミモザなどの小花だけを束ねれば、かわいらしくナチュラルな雰囲気になります。カラーやランだけの花束は大人っぽく上品で、男性へのプレゼントにもぴったりです。

季節感のあるお花を使うと、より印象的な贈り物になりますよ。花言葉で選ぶのも素敵です。

参考記事:感謝の花言葉|母の日など贈る相手やシーン別におすすめの花

花束の大きさに関するよくある質問

3000円程度の花束

ここからは、花束の大きさに関するよくある質問をまとめてみました。

  • 大きな花束を注文する時は予約した方がいい?
  • 価格はいくらから注文できる?
  • 当日花束を注文するとどれくらい時間がかかる?
  • お花屋さんで花束を注文する時の手順は?

注文する時の参考にしてみてくださいね。

大きな花束を注文する時は予約した方がいい?

お花をたくさん使う大きな花束は、1週間前には予約しておきましょう。

前日や当日に注文すると、十分なお花が揃わない可能性があります。お店の状況や時期によっては、お花がない理由で注文を断られるかもしれません。

事前に予約しておくことで、用途にふさわしい新鮮なお花を入れてもらいやすくなります。

もしも急遽大きな花束が必要な場合は、規模の大きい街中のお花屋さんに問い合わせてみるのがおすすめです。お花のストックが多く回転が早いので、新鮮なお花が揃っているかもしれません。

週末はお花が少なくなりがちなので、土曜日や日曜日の当日注文は避けるとよいでしょう。

価格はいくらから注文できる?

花束は、500円以上から注文できるお花屋さんが多いです。

お花1〜2本に、セロハンラッピングをしたミニブーケで500円程度です。お店によっては、300円から作ってくれることもあります。

花束らしいボリューム感が欲しいなら、3000円以上がおすすめです。

予算がない場合でも、一度相談してみましょう。予算や希望に合ったお花を提案をしてくれますよ。

当日花束を注文するとどれくらい時間がかかる?

当日花束を注文すると、希望の聞き取りやお花選び、作成をして完成まで15分から30分程度時間がかかります。何人かお客さんがいると、待ち時間はさらに長くなります。

当日購入する場合は、時間に余裕を持ってお店に行きましょう。

また、できるなら当日注文よりも事前注文がおすすめです。

限られた時間で手早く作成するよりは、余裕を持って丁寧に作ってもらったほうが良いものが仕上がる場合があります。小さな花束でも、2日〜3日前までに注文しておくといいでしょう。

お花屋さんで花束を注文する時の手順は?

お花屋さんの店頭で、当日に花束を注文する時の流れは次の通りです。

  1. 予算・用途・いつ必要かを伝える
  2. 渡す相手や出来上がりのイメージを相談する
  3. お花屋さんがお花の種類や形、ラッピングの色などを提案
  4. イメージに合ったら作成(15分程度)
  5. 支払い
  6. 受け取り

お店によって④作成と⑤支払いは前後することもあるでしょう。予約注文や電話注文は、①〜③の後に支払い、後日配送などで受け取りします。

ANDPLANTSなどインターネットの注文では、写真から希望の商品を選び、支払いに進んでください。無料のメッセージカードや、オプションで花束に合った大きさの花瓶をつけることも可能です。

ANDPLANTSでは、店頭で花束を頼むようにカウンセリングしながら商品を選べる、カスタムオーダーサービスもあります。店員さんとのコミュニケーションが苦手な方でも気軽にオーダーできますよ。ぜひ利用してみてください。

[https://andplants.jp/pages/custom-order-flower]

まとめ

花束の大きさは、お店や作る人によっても異なることがあります。

お花がぎゅっと詰まったブーケを作るのが得意だったり、大きく華やかな花束を作るのが上手だったり、作り手によって癖があるものです。

またお花は自然のものなので、まったく同じものはありません。そのため同じお花屋さんで前回と同じように注文したのに、前よりもボリュームが少ないといったことも起こり得ます。

せっかく注文した花束がイメージと違うものにならないよう、希望の大きさははっきりと伝えましょう。ご紹介した伝え方のポイント6つを、頭の中でまとめてから注文すると失敗しにくくなります。ぜひ試してみてくださいね。

西山藍子(nishiyama ranko)
植物好きの母が育てる植物たちに囲まれて育ちました。 大学で美術を学んだ後、毎日植物に囲まれたくて花屋に勤務。 主にブライダルフラワーを担当し、ひとりひとりに似合うお花を見つけるお手伝いをしてきました。 その後ガーデニングショップに勤務して庭づくりを学び、現在は田舎で育児をしながら、花や植物に関する記事を書いています。 さまざまなライフスタイルに合う植物との暮らしを提案していけたらと思います。

PICKUP ITEMS

特集