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ドラセナが枯れる原因|復活方法と育て方

ドラセナが枯れる原因|復活方法と育て方

シャープな葉が特徴的なドラセナ。種類が多く、葉の形状や色合いもさまざまなので、インテリアグリーンとして人気です。

耐乾性や耐陰性を持っているため、比較的育てやすいドラセナですが、枯れることに悩んでいませんか。「育てやすいと聞いたのに、どうして枯れるんだろう」と疑問に思う方も多いでしょう。

そこで、今回はドラセナが枯れる原因について解説します。復活方法や枯らさないための育て方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

枯れる原因を一つ一つ解決して、ドラセナを元気に育てましょう。

ドラセナが枯れる原因

ドラセナが枯れる原因を一挙に紹介します。

  1. 根腐れ
  2. 日当たり不足
  3. 真夏の直射日光
  4. 水不足
  5. 根詰まり
  6. 冬の寒さ
  7. 肥料の与えすぎ
  8. 病気や害虫
  9. 急な環境変化

それぞれ見ていきましょう。

根腐れ

ドラセナが枯れる原因の1つに「根腐れがあります。根腐れは、「水のやりすぎ」「土の排水性の悪さ」「受け皿に水を溜めている」などによって、発生する症状です。

ドラセナは乾燥に強い反面、土が常に湿っている状態を嫌います。特に、冬の生育が緩慢な時期に、水をやりすぎると根腐れしやすいです。

根腐れしたドラセナは、葉が下を向くように垂れたり、葉が枯れたり、細い枝が黒ずんで倒れてきます。「土が乾かない」「土から異臭がする」といった症状に気づいたら、すぐに根腐れしていないか確認しましょう。

日当たり不足

ドラセナは日当たり不足でも枯れることがあります。耐陰性があるとは言え、日差しが入らない暗い部屋では、葉色が悪くなったりヒョロヒョロになったりして枯れやすいです。

そのため、レースカーテン越しの明るい場所で管理してください。日当たり不足の環境では、水やり後の土の乾燥も悪いため、根腐れを引き起こしやすいです。

病害虫も発生しやすくなるので、日頃から明るい環境の場所で育ててください。

真夏の直射日光

ドラセナは日当たりを好む植物ですが、真夏の直射日光に当たり続けると葉焼けで枯れることがあります。夏の暑い時期に屋外や窓際で管理する方は注意してください。

ドラセナが真夏の直射日光で葉焼けすると、葉が白っぽくなります。長時間、強い日差しに当たり続けると、茶色く変色することも。

窓際で管理する場合は、レースカーテン越しの柔らかい光に当たるようにしてください。屋外で管理する方は、真夏は明るい日陰で管理しましょう。

普段、暗い場所に置いているからと言って、急に真夏の直射日光に当てると、葉全体が葉焼けして枯れやすいです。

暗い場所から明るい場所に移動する際には、真夏の直射日光に当たらないように注意してください。

水不足

ドラセナが枯れる原因に「水不足」もあります。乾燥に強い植物ですが、まったく水やりをしない場合は枯れる可能性があるので注意してください。

特に春から夏の生育期は、新芽や根が活発に動くので、土の状態を確認しながら水やりをする必要があります。ドラセナは水不足になると、葉が枝垂れるように下を向きます。

葉に張りがなくなり下を向き始めたら、土の乾燥具合を確認して水やりしましょう。

根詰まり

ドラセナを同じ鉢に長年育て続けている方は、根詰まりで枯れているかもしれません。生育旺盛な植物であるため、土の中で根もぐんぐん育ちます。

長年、同じ鉢で育てている場合は、土の中で根が伸びるスペースがないほどびっちりと張っていることが多いです。

根詰まりすると、水分や栄養の吸収が十分にできないため、徐々に葉色が悪くなったり新芽が出てこなくなったりします。同じ鉢に3年以上植えている方は、暖かい春~夏に植え替えをして、根をほぐしてあげましょう。

冬の寒さ

ドラセナは寒さに弱い植物です。そのため、10℃以下の寒さに当たり続けると枯れやすいため、注意してください。

冬は暖かい室内で管理しましょう。室内であっても、窓際の近くは外気と変わらないくらいに冷え込むので、窓際から離れた明るい場所に置いてください。

肥料の与えすぎ

ドラセナが枯れる原因に、「肥料の与えすぎ」があります。肥料を与えすぎると、根傷みや根腐れに繋がることがあるので注意してください。

吸収されなかった肥料分は、土の環境を悪化させます。根と土の浸透圧の関係が変化すると、根が土から水を吸収できない症状が発生します。

肥料成分や商品によって、与える量や成分は異なりますが、記載されている与え方を守ってください。目安として固形肥料は2ヶ月に1回、液体肥料は2週間に1回程度で与えます。

また、生育が緩慢な冬は肥料を与えないでください。

病気や害虫

ドラセナは病気や害虫が発生して枯れることもあります。主に発生しやすい病害虫は、以下の4つです。

  1. 軟腐病
  2. 立枯病
  3. ハダニ
  4. カイガラムシ

それぞれの病害虫を紹介します。

軟腐病

ドラセナは軟腐病で枯れる場合もあります。傷のある根や地際の幹などから細菌が侵入して、患部がドロドロと腐る病気です。

軟腐病が発生すると、患部は水っぽくなります。また腐敗臭が漂い始めるので、比較的気づきやすいでしょう。

ドラセナ・ゴールドコードのように地際付近で葉が筒状になっていると、水が溜まりやすいです。筆者はホースシャワーで水やりした結果、水が溜まって腐ったことがあります。

土の中の根が軟腐病に侵されている場合は、根腐れと同じ症状が出ます。根腐れであっても、植え替えをする必要があるので、異変に気づいたら植え替えをしてください。

軟腐病は、他の観葉植物に感染しやすいです。患部を取り除いた後は、ドラセナを他の植物から離れた場所に置いてください。

また、軟腐病の幹部に触った手で他の植物に触らないように気を付けましょう。

立枯病

立ち枯れ病は、株元の茎や葉の根元部分が黄色くなり、枯れた部分は腐ったような症状が現れる病気です。草花や野菜などで発生しやすい病気ですが、ドラセナでもまれに発生します。

風通しの悪さによる多湿環境で立枯病は発生します。ドラセナの頭上から水やりして、葉の隙間に水を溜めたままにすると発生しやすいです。

葉の付け根や新芽が出てくる部分に水を溜めないようにしてください。日頃から風通しの良い環境で育て、水やり方法や与える量に注意しましょう。

ハダニ

ハダニ

ハダニはクモの一種で、英語では「Spider mlte」と呼ばれている虫です。クモの仲間であるため、大発生した際に白い糸を植物に巻き付ける被害も確認できます。

成虫でも0.5㎜ほどの体長しかなく葉裏に生息していることが多く、パッと見ただけでは見つけることは難しいです。ハダニが発生した際に現れる初期症状に、「葉がカスリ状に薄くなる」があります。

ドラセナは葉が薄い品種が多いため、ハダニが発生した際の症状が現れやすいです。葉がカスリ状になったら、ハダニを疑って葉の裏を確認してください。

ハダニが葉に付着していると、葉を触った時にザラザラと感じます。葉の裏を確認して触ってみると、ハダニが付いているかどうか確認しやすいでしょう。

空気が乾燥した環境で増えやすいため、湿度管理に注意してハダニを育てると良いでしょう。ハダニが発生する原因や対策については、「観葉植物に発生するハダニ」で詳しく紹介しています。

カイガラムシ

カイガラムシ

カイガラムシはドラセナをはじめ、多くの観葉植物に発生する代表的な虫です。観葉植物に限らず、果樹や庭木、多肉植物にも発生します。

カイガラムシは、葉や枝、幹に貼りついて養分を吸収して生育を妨げます。種類によって、形状や色が異なり、体長も2㎜~10㎜とさまざま。

小さなカイガラムシの場合は、特に見つけにくく、どの種類も全く動きません。発生初期に見つけられず、大発生して気づくことの多い虫です。

吸収した養分は、ねばねばした甘露として葉や幹、床などにまき散らします。その甘露にカビが生えて、すす病を併発させることもあるので注意してください。

観葉植物に発生しやすいカイガラムシについては、「観葉植物の白い綿はコナカイガラムシ」の記事でも詳しく紹介しています。対処方法や予防方法が気になる方は、ぜひ確認してみてください。

急な環境変化

ドラセナが枯れる原因に「急な環境変化」があります。例えば、暗い場所に置いていたドラセナを、急に直射日光に当てたり、暖かい環境から寒い環境に移動させたりする場合です。

急な環境変化は、ドラセナに大きなストレスを与えます。変化した環境に適応できずに枯れることがあるので、注意してください。

環境を変える場合は、ワンクッション入れてあげることがポイントです。暗い場所から日光が当たる場所に移動させる場合は、1週間ほど半日陰のような中間の明るさに慣れさせてください。

暖かい環境から寒い環境に移動させるなら、「中間の温度の部屋で慣らす」「鉢が冷たくならないように二重鉢にする」などの対策をしてあげましょう。

ドラセナの復活方法|枯れる葉先がサイン

ドラセナの復活方法|枯れる葉先がサイン

ここでは、ドラセナの復活方法について紹介します。ドラセナが枯れそうな時に行う復活方法は下記の6つです。

  1. 状態の悪い葉を剪定する
  2. 殺虫殺菌剤を使う
  3. 適切な環境に移動させて管理する
  4. 植え替える
  5. 挿し木をする
  6. 発根剤を与える

ドラセナを復活させるためには、完全に枯れる前に紹介する復活方法を行いましょう。枯れた後では、どのような方法であっても復活しません。

そのため、「葉色が悪いな」「元気がないな」などと感じたら、すぐに復活方法を試してください。

状態の悪い葉や幹を剪定する

ドラセナの葉や枝、幹などが枯れ始めたら、状態の悪い部分を切ってください。病害虫によって枯れ始めている場合は、剪定で被害の拡大を防げます

また、病害虫が原因でなくとも、枯れた葉や黄色くなっている葉を剪定することで、光や風が株全体に行き渡ります。風通しや日当たりが改善されると、元気な状態に復活しやすいです。

状態が悪い葉や枝、幹をそのままにしておくと、徐々に株元まで枯れ込むことも。茂りすぎた葉や込み合った枝があれば、一緒に剪定しておきましょう。

風通しや日当たりが改善されて、より復活しやすくなります。

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枯れた葉先は葉に沿って切ると◎

ドラセナの枯れた葉先を剪定する際は、葉の縁に沿って切ると見栄えが良いです。ドラセナの葉は細長い形状をしているので、葉先だけを切ると目立ちます。

剪定した葉が目立つので、葉姿が綺麗に見えません。そのため、葉先を剪定する場合は、葉が一回り小さくなるようなイメージで、葉の縁に沿って剪定して、葉先を尖らせてください。

葉の形状を保ったまま剪定すると、剪定後も自然な葉姿を楽しめます。

殺虫殺菌剤を使う

病害虫が原因でドラセナが枯れかかっている場合は、状態の悪い葉を取り除いた後は、殺虫殺菌剤を散布してください。

ハダニやカイガラムシなどの害虫であれば、殺虫剤(ベニカXファインスプレーやオルトランなど)。軟腐病や立ち枯れ病であれば、殺菌剤(ベンレート粒剤やオーソサイド粒剤など)を使います。

葉の裏を含め、株全体にスプレーで噴霧して、風通しの良い場所に置いて様子をみてください。

病害虫によっては、1度ですべて退治できたり治ったりするわけではないので、様子を見ながら、再び殺虫殺菌剤を使います。

適切な環境に移動させて管理する

ドラセナが枯れ始めているのは、育てる環境が悪いのかもしれません。その場合は、適切な環境に移動させて管理することが重要です。

病害虫や根腐れが原因でなければ、適切な環境に移動させるだけで、元気になりやすいです。暗い場所で育てている場合は、レースカーテン越しの柔らかい光が当たる場所に移動させます。

寒い場所に置いている場合は、暖房が効いている暖かいお部屋に置いてください。日当たりや温度だけでなく、肥料や水やりにも注意して適切に管理しましょう。

植え替える

もし根腐れや根詰まり、肥料の与えすぎによって、ドラセナの葉や枝、幹などが枯れるのであれば、新しい土で植え替えましょう

根が傷んでいる場合は、黒く溶けたような根やスカスカの根を取り除いてください。ドラセナの葉のボリュームに対して、根が少ない場合は枝や葉を剪定して、枝葉と根のバランスを整えます。

ドラセナは、シャープな葉を多く付ける植物です。元気な根が少ない場合は、枝ごとバッサリと剪定して、葉の枚数を減らします。

さらに、植え替える鉢をサイズダウンさせると、土の乾湿がスムーズになり根の回復が早くなるでしょう。根が少ない状態で大きな鉢に植え替えると、水やり後に土が乾かず、根腐れや根傷みを悪化させやすいので、気を付けてください。

根詰まりの場合は、根をほぐして1~2回り大きな鉢に植え替えます。また、植え替える際はドラセナの生育に適した土を使うのがおすすめです。

ドラセナの植え替え方については、「観葉植物の植え替え」の記事を参考にしてみてください。記事内では動画でもわかりやすく解説しています。

AND PLANTSではオリジナルの観葉土を扱っています。乾きやすさを備えているだけではなく、植え替え時の痛みが生じにくいのが特徴です。

詳しくは下記のページよりご覧になってみてください。

[https://andplants.jp/products/andplantssoil-25l]

(↑植物のサイズによって異なりますが、1回〜2回分の植え替えに適しています。)

挿し木をする

枯れ始めているドラセナに、元気な枝があれば、挿し木をしておくのもおすすめです。挿し木でドラセナを増やしておくことで、元の親株がそのまま復活せず枯れても、小さな状態から再スタートできます。

もし親株が復活して元気になったとしても、小さなドラセナの可愛らしさや飾り方を楽しめるでしょう。また、もしものための保険の株として育てられます。

枯れそうになっているドラセナの状況次第ですが、早めに元気な枝葉を剪定して、挿し木しておくと安心です。

発根剤を与える

ドラセナが枯れ始めている場合は、発根剤を与えてください。まずは、発根を促して、新しい根や葉を出させることが重要です。

枯れ始めているドラセナは、根も弱っています。そのタイミングで肥料を与えると根傷みにつながり、状態が悪化しやすいです。

元気にさせるために肥料を与えたくなるかもしれませんが、肥料ではなく発根剤を与えてください。新しい根が伸びて観葉植物が復活した後に、肥料を与えます。

AND PLANTSでは、植物が元気がない時に与えると発芽・発根を促す「evo 植物が元気に育つ水」を取り扱っています。ドラセナの調子が悪い場合は、ぜひ使ってみてください。

[https://andplants.jp/products/evo_grawwell_plantwater]

ドラセナを枯らさないための育て方

ドラセナを枯らさないための育て方

ドラセナが枯れることに悩んでいる方は、育て方を見直してみましょう。ドラセナの育て方について、以下の5つのポイントに絞って解説します。

  1. 置き場所と日当たり
  2. 温度
  3. 水やりの頻度
  4. 肥料
  5. 剪定

基本の育て方だけではなく、害虫のトラブルについても気になりませんか。育て方や害虫トラブルなどについては、「ドラセナの育て方」の記事で、より詳しく解説しています。

置き場所と日当たり

ドラセナは、風通しと日当たりのよい環境を好みます。ただし、夏の直射日光や西日の強い光に当たると葉焼けしやすいので、注意が必要です。

直射日光の当たらない明るい室内や、窓際であればレースカーテン越しの柔らかい光に当てて育ててください。

日光が差し込まないほど暗い場所では、葉が垂れ下がったりポロポロと落ちたりしてしまうので、明るさには注意しましょう。

温度

ドラセナは寒さに弱い観葉植物です。最低10℃以上をキープして育てましょう。

もし、屋外の明るい日陰で育てている場合は、気温の下がる秋には暖かい室内に移動させます。室内であっても窓際は、屋外と変わらないくらいに冷え込むので、冬は窓から離しておくことが重要です。

また、冷暖房がドラセナに直接当たると急激な乾燥によって、葉が落ちたり葉先が枯れたりします。冷暖房の風が当たらない明るい場所に置いて管理してください。

水やりの頻度

ドラセナの水やり頻度の目安は、以下の通りです。

  1. 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
  2. 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2~3日後

春夏は手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)、鉢底から水が流れるくらいにたっぷりと水やりをしてください。

ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になるので注意が必要です。秋から土の渇き具合を確認しながら、冬には土が乾いてから2~3日後に水やりしてください。

冬は室内の温度がしっかり上がったタイミングで、常温のお水で水やりをします。冬に冷たい水道水で水やりすると、根傷みする可能性があるためです。

また、気温の低い時間帯に水やりや葉水を行うと逆効果になるので気を付けましょう。水やりのタイミングが掴めない方は、水やりチェッカーの利用もおすすめです。

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肥料

ドラセナには、生育期の4~10月に2ヶ月おきに1度置き肥を与えたり、水に薄めた液肥を2週間に1度のベースで水やりしたりしてください。冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。

気温が下がり始める秋には、置いている置き肥を取り除いておくと安心です。ドラセナの枝葉の色つやを良くしたい方は、元肥以外に追肥をしておくと良いでしょう。

ただし、肥料の与えすぎは、枯れる原因の1つである根腐れに繋がります。与える量やペースは守ってください。AND PLANTSでは、葉の色をグッとよくしてくれる「evo みどりがより鮮やかになる肥料」を取り扱っています。

追肥として、土の表面に撒いて軽く土を被せて利用してください。

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剪定

ドラセナの剪定は、生育期の5月~9月に行います。剪定後、枝の節から新芽が出てくるので、新芽が出てきて成長していく姿をイメージしながら剪定するとよいでしょう。

ドラセナの多くは、葉は柔らかく薄いため、付け根部分を下に引っ張ると綺麗に取り除けます。古い葉は付け根部分を下に引っ張って取り除きましょう。

枯れている葉先だけを剪定したい場合は、葉の縁に沿って先端が尖るように剪定することがポイント。剪定後の見栄えが良くなります。

ドラセナの枝葉を剪定する場合は、切れ味の良いハサミを使ってください。スパッと切れない剪定ハサミでは、切り口が綺麗でないため、見栄えだけでなく生育にも悪影響を及ぼします。

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ドラセナが枯れることに関してよくある質問

ドラセナが枯れることに関してよくある質問

最後にドラセナが枯れることに関してよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. ドラセナは開花したら枯れる?
  2. ドラセナの幹がスカスカに枯れると復活しない?
  3. 育てているドラセナが枯れると不幸になりますか?

それでは具体的に見ていきましょう。

ドラセナは開花したら枯れる?

ドラセナは開花しても枯れる心配はありません。ただし、花に栄養が集中するため、葉色が薄くなったり開花後の樹勢が落ちたりすることがあります。

ドラセナは花よりも葉に観賞価値があるので、開花した花は早めに剪定しておくと良いでしょう。剪定した花は花瓶に生けて、お部屋で楽しんでみてください。

ドラセナの幹がスカスカに枯れると復活しない?

ドラセナの幹がスカスカに枯れると復活は難しいでしょう。すでに水分や養分を移動させる機能を失っている可能性が高いです。

スカスカの部分を、剪定ハサミで切ってみてください。切り口が茶色であれば、完全に枯れてしまっています。

もし生きているのであれば、枝や幹の切り口は緑色です。確認のためにドラセナの上部から株元に向かって剪定していきましょう。

もし緑色の切り口部分が出てくれば、その場所から下部分は生きています。適切に管理すれば、新芽が出てくる可能性があります。

育てているドラセナが枯れると不幸になりますか?

ドラセナが枯れると不幸になるわけではなりません。ドラセナには「幸福の木(ドラセナ・マッサンギアナ)」と呼ばれる品種があります。

そのため、「ドラセナが枯れたら不幸になる」と信じられているのかもしれません。枯れたら不幸になるといったことはありませんので、安心してください。

ただし、枯れたドラセナをそのままにしておくと、風水では悪い運気を呼び寄せやすくなると言われています。枯れたドラセナは早めに処分して、新しい観葉植物を飾りましょう。

まとめ

シャープな葉が人気のドラセナ。耐乾性や耐陰性を持ち育てやすいため、最初の1鉢としても選ばれることが多い植物です。

ドラセナは、「根腐れ」「日当たり不足」「水不足」「冬の寒さ」「病害虫」などさまざまな要因で枯れます。状態の悪い葉や枝、幹を早めに剪定したり風通しや日当たりを改善したりして復活を促してください。

根腐れや根傷みをしている場合は、肥料ではなく発根剤を与えることがおすすめです。日頃から基本の育て方や育てる環境に気を付けていれば、元気に育てることができるでしょう。

ぜひ、この記事で紹介した内容をチェックして、枯れる原因を突き止めて、対策や復活に役立ててください。

田中 秀和
小さな時から花や観葉植物が好きで、田舎の野山を駆け回っては植物を採集して育てていました。 今でも自宅では多肉植物やサボテン、コーデックスを中心に様々な観葉植物を育てています。 総合園芸店で働いていたこともあり、植え替えやお水やりなどの管理、販売、お客様からのご相談ご依頼を経験。観葉植物の素敵な魅力や育て方を、目の前にいるような感覚でお届けできればと思います。 一緒にかけがえのない一鉢を見つけましょう。

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