フィカス・アルテシーマの育て方

フィカス・アルテシーマの写真

植物名 フィカス・アルテシーマ(フィカス・アルテシマ)
学名 Ficus altissima
英名 Ficus altissima
科目 クワ科
属性 フィカス属
原産地 インド、東南アジア

フィカス・アルテシーマの特徴

フィカス・アルテシーマは黄色の班に縁取られた葉が特徴的な観葉植物です。

光沢がある美しい斑入りの葉を持つ個体は、カフェなどのインテリアとして利用されることも多く、とても人気の高い観葉植物のひとつです。

生命力があり、縁起がいい植物とされているので、ギフトとしても人気があります。 

育てやすい植物なので、観葉植物初心者の方にもおすすめです。ぜひ周りに観葉植物を飾りたい方がいたら、フィカス・アルテシーマをおすすめしてあげてください。

フィカス・アルテシーマの花言葉:永遠の幸福

 フィカス・アルテシーマの花言葉は「永遠の幸福」です。

生命力が強く、季節を問わずに育てることができるので、永く幸せでいられるという意味の花言葉がついたそうです。

フィカス・アルテシーマの風水

フィカス・アルテシーマの葉には金運アップの効果があるとされています。財位と言われる場所(玄関や部屋の入り口の対角線上にある角)にフィカス アルテシーマに置くと、さらに風水効果が高まるとされているので、ぜひ試してみてください。

フィカス・アルテシーマの育て方

日当たり 耐陰性が高く室内のどこでも可
水やり方法 春~秋:土の表面が乾いたら
冬:週に1~2回
温度 最低温度5度を下回らないように注意
剪定 4月~10月頃

置き場所と日当たり

フィカス・アルテシーマは、比較的高い耐陰性を持っています。

そのため場所を選ばず、好きな場所に設置しても問題ありません。

とはいえ、全く日光を浴びないと弱ってしまうことがあります。どうしても置きたい場所の日当たりが場合は、定期的に日光浴をさせるようにするといいでしょう。

温度

置き場所の温度に関しては「5℃以上」になるように管理しましょう。

5℃よりも気温の低い場所に置くと、植物に対して悪い影響を与えることになります。

また、室内の温度を上げる際は暖房の風が植物に直接当たらないよう注意が必要です。

水やりの頻度

  • 春〜秋:土の表面が乾いたらたっぷりと水をやる
  • 冬:週に1、2回水をやる

春から秋にかけての気温が高い時期は、こまめな水やりが必要になるため、土の状態を頻繁に確認するようにしましょう。

気温の低い冬に関しては、週1〜2回程度の頻度で問題ありません。

肥料

フィカス・アルテシーマは、基本的に肥料を与えなくても順調に生長すると言われています。

もしも適した置き場所に置いているにもかかわらず、葉が黄色く変色したり、落葉しやすい場合は、肥料を与えるようにしてみましょう。

フィカス・アルテシーマにおすすめの肥料と与え方

  • 春〜秋の生長期に与えるようにする
  • 置き肥と呼ばれる緩効性の化成肥料を与える

剪定方法

フィカス・アルテシーマの剪定は簡単で、好きな場所・気になるところをハサミで切っていく形で問題ありません。

時期は4月〜10月の比較的暖かいときに行うのがおすすめです。

ただし樹液に触れるとまれにかぶれる場合があるので、ゴム手袋などをつけて行うようにしましょう。

害虫や病気

屋外に置いたり、乾燥したりすることが原因でハダニやカイガラムシ、アブラムシなどがつくことがあります。

定期的に葉水して予防を行い、カイガラムシがついた場合は、歯ブラシなどを使って擦り落とすようにしましょう。

また、まれに炭そ病と呼ばれる病気になってしまうことがあります。

植物にカビのようなものが生える病気で、春から夏にかけての高温多湿の時期に発生しやすいです。この時期は特に風通しの良い場所に置くことを心がけましょう。

フィカス・アルテシーマのよくあるトラブルと対処法

扱いやすいフィカス・アルテシーマですが、場合によってはトラブルが起きることもあります。

日頃からよく観察して、症状に気がつき次第、適切な対処を行うことが大切です。

ここでは特に起こりやすいトラブルの一つ一つの原因、症状、対処法について解説します。

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が起きます。

  • 水をあげても元気にならない
  • 土がなかなか乾かない
  • 葉が落ちやすい
  • 葉が茶色・黄色に変色している
  • 幹や根本が柔らかい
  • 土から腐敗臭がする
  • 土の表面にカビが生えている
  • 根黒く変色している

「根腐れ」は、土の中の酸素濃度が低下することでアンモニアが発生し、有害なアンモニアが土の中の微生物菌叢を悪化させることで引き起こります。

根がふやけてしまうことで細胞が死んでしまい、水が吸い上げられずに植物全体に水分が行き渡らなくなってしまうのです。

根腐れの対処法は以下。

  • 鉢から植物を抜き、土を落として鉢を入れ替える
  • 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  • 一時水やりを控え、風通しがよく明るい日陰に置く
  • 活力剤を与えてみる

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。

傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します。

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  • 日照時間を短くする
  • 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  • 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、日照時間が短くなるような措置をとりましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニの症状は以下。

  • 葉にクモの巣のような糸がついている
  • 葉の裏に小さな虫がついている
  • 葉に斑点や傷がある
  • 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です。

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  • 傷んだ葉はカットする
  • 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  • ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

症状に気がついたらすぐにハダニを駆除することが大切です。

水で洗浄して糸やハダニを取り除き、ハダニに効果的な液体をまいて確実に殺虫しましょう。

フィカス・アルテシーマのよくある質問

フィカス・アルテシマ

最後に、フィカス・アルテシーマを空間に取り入れる際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。

挿し木で増やせる? 

フィカス・アルテシーマは挿し木によって簡単に増やすことができます。

カットした枝を水につけて水分を吸わせておくだけで一気に根が伸びるので、非常に増やしやすいです。

猫にとって危険性はない?

猫には草を食べる習性があるため、観葉植物を置いていると口に入れてしまう可能性があります。

フィカス・アルテシーマのようなゴムの木は葉に有毒性はないものの、枝や幹から出る樹液が葉に付着していた場合、それが猫の口に入ったり体に触れたりすることで、健康被害を引き起こす恐れがあります。

猫を飼っている場所に設置する場合は、壁や天井につるすなどの工夫すると良いでしょう。

枯れた場合どうすればいい?

葉が全て落ちるなど「枯れた」と思っても、実は根が生きている場合、復活してくる可能性もあります。

枯れた葉や幹を取り除き、土を植え替えたり肥料を使ったりして新しい芽が出るのを待ってみましょう。

それでも復活が難しく、処分する場合は必ず業者に依頼するか、住む地域のルールに従って適切に処分しましょう。

フィカス・アルテシーマのまとめ

フィカス・アルテシーマはその管理しやすさや育てやすさから、初めて観葉植物を購入する方にも非常におすすめです。

家に置く際のポイントやトラブルの対処法などを適切に理解しておくことで、より快適に観葉植物との暮らしを楽しむことができます。

置くだけでその空間に癒しの空気を届けてくれるフィカス・アルテシーマを、生活の中にぜひ取り入れてみてください。