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ユッカの育て方

ユッカの育て方

植物名 ユッカ
学名 Yucca
英名 Yucca
科目/属性 キジカクシ科ユッカ属
原産地 中央アメリカ
日当たり 日当たりの良い置き場所
温度 品種によって異なる
耐寒性 品種によって異なる
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 一週間程度あけた後
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 5月~9月
育てやすさ ★★★★★
[https://andplants.jp/collections/spinelessyucca]

ユッカの特徴

ユッカは、葉が放射状に広がるキジカクシ科の植物です。さまざまな品種があり、いずれも成長に伴って幹を形成し大きくなる特徴があります。

ユッカの厚みのあるシャープな葉は、スタイリッシュな印象を与えるため、観葉植物として人気です。乾燥に強いので、初めて植物を迎える方にも育てやすいでしょう。

しかし、ユッカの葉先は剣状に尖っており、品種によっては葉の縁がノコギリ状になっているため、取り扱いには注意してください。

耐寒性は品種によって異なり、寒さに強い品種は地植えも可能です。もしユッカを地植えする場合は、品種を選んで植えてください。

ユッカの花言葉

ユッカの花言葉は「勇壮」「偉大」です。太い幹が真っ直ぐに力強く伸びていく姿から、名付けられています。

力強さを感じさせてくれる植物なので、開店祝いや開業祝い、就職祝いなどにおすすめです。また、新築祝いや結婚祝いなど新しいスタートに向けたプレゼントにも喜ばれます。

ユッカの風水

ユッカには、「金運」「仕事運」を上げる風水効果があるとされています。上に向かって力強く伸びる幹やまっすぐの葉が、金運に効果的です。

植物の真っ直ぐ伸びる太い幹は仕事の発展を意味するため、仕事運によい影響を与えます。幹の太いユッカをお部屋に飾ることで、仕事での成功を掴めるかもしれません。

また、葉先が尖っているユッカは邪気払いにも効果的です。運気の入り口である玄関や窓際に置くと、悪い気を払ってくれるでしょう。

ただし、ユッカを部屋に置くだけでは十分な風水効果は得られません。置く場所は整理整頓して、こまめに手入れして元気に育てることが重要です。

関連記事:ユッカの風水|置き場所と方角について

ユッカの種類や品種

ユッカは約50種あるリュウゼツラン科ユッカ属の総称です。日本でも、多くの品種が流通しており、以下はユッカの人気5品種になります。

  1. ユッカ・エレファンティペス(青年の木):耐寒性・耐陰性に優れており、室内に飾る観葉植物として人気
  2. ユッカ・ロストラータ:シルバーブルーの葉が特徴的で、成長スピードが遅い
  3. ユッカ・アロイフォリア:鋭く硬い葉を持ち、耐寒性が高い
  4. ユッカ・フィリフィラ:葉にフィラメントという白い系のようなものをつける
  5. ユッカ・フィラメントーサ:フィリフィラに似ていますが幹が伸びず短いのが特徴。‐25℃程度まで耐える。

ユッカはいずれも、鋭くとがった葉を持っています。小さなお子さんやペットがいる家庭では注意して育ててください。

耐寒性に優れているユッカですが、日本の環境でも地植えできるかどうかは品種によって異なります。地植えしたい場合は、品種の選択が重要です。

ユッカの育て方

ユッカの育て方

ユッカは、初めて植物をお部屋に迎える方にも育てやすい植物ですが、育て方にはポイントがあります。

ここでは、ユッカの育て方について解説します。育て方のポイントを押さえて、適切に育てることができれば、美しい姿で元気に育ち続けるでしょう。

置き場所と日当たり

ユッカは日当たりのよい環境を好みます。ただし、真夏の直射日光に当たると葉焼けしやすいため、注意が必要です。

耐陰性はありますが、ほとんど日光の光が入らないような暗すぎる場所ではうまく生育できません。葉が弱々しくなり、曲がったり広がったりするため日当たりの良い場所に置いてください。

強い直射日光が差し込む場合は、レースカーテン越しの柔らかい光にしてあげましょう。特に夏の直射日光には当てないように育ててください。

温度

ユッカは比較的寒さに強い植物です。品種によっては、‐10℃以下でも耐えられますが、0℃以上をキープすると安心して育てられます。

屋外で育てている場合は、一部の品種を除いて気温が下がり始める秋に部屋の中に移動させてください。冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離れた明るい場所に置きます。

暖房の風が当たると、急激な乾燥によって葉が傷んでしまいます。暖房の風が当たらないように気を付けましょう。

水やりの頻度

  1. 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
  2. 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 一週間程度あけた後

春夏の生育期には、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。

水やり後は、受け皿に溜まった水はこまめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。

冬は土の表面が乾いてから一週間程度あけてから水やりをします。冬は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。

地植えの場合は、冬に水やりを行う必要はありません。特に、寒冷地では凍結の恐れがあるので注意します。

もし、一年を通して水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。

肥料

ユッカには、生育期の5~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。

ユッカは肥料が少なくても十分に育ちますが、葉を茂らせたり葉色を美しくしたい場合は土に混ぜ込んだ元肥以外に追肥もしましょう。ただし、肥料の与えすぎは根を傷めるため、与えるペースや時期はしっかり守ってください。

剪定方法

ユッカの剪定時期は5~9月です。傷んだり枯れたりした葉を剪定します。

葉先だけ傷んでいる場合は、葉の形に合わせて剪定すると見た目がよいです。また、枯れた葉は、葉の付け根から綺麗に取り除いてください。

枯れた葉をそのままにしておくと、付け根の隙間に害虫が住み着く可能性があります。予防のためにも、なるべく綺麗に剪定しましょう。

ユッカのよくあるトラブルと対処法

ユッカのよくあるトラブルと対処法

品種によって地植えもできて与える印象も異なるユッカですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根元が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。

これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下の通りです。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 発根剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。

赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

葉の先端がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。

根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると枝が垂れ、新芽を残すために古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

関連記事:観葉植物の根腐れ|対処法や見分け方の紹介

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下の通りです。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンや遮光シートなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

関連記事:観葉植物の葉焼け|原因や対処法の紹介

ユッカの害虫トラブルと対処法

ユッカの害虫トラブルと対処法

ユッカには害虫トラブルも存在します。

害虫によるトラブルが発生したときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

ハダニ

ハダニの症状は以下の通りです。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色がかすれたように薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

関連記事:観葉植物に発生するハダニ|対処と予防法の紹介

アブラムシ

アブラムシの症状は以下の通りです。

  1. 新芽が萎縮している
  2. 葉が縮れている
  3. 新芽に虫が付いている
  4. 葉や幹がベタベタしている

アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です

放っておくとユッカの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 縮れた葉はカットする
  2. アブラムシを取り除く
  3. 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
  4. アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

アブラムシが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用すると効果があります。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

カイガラムシ

カイガラムシの症状は以下の通りです。

  1. 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が枝葉についている
  2. 黒いカビ(すす病)が発生している
  3. 葉や幹がベタベタしている

カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です

放っておくとユッカの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
  2. 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
  3. カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的。

カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。

既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

関連記事:観葉植物の白い綿はコナカイガラムシ|対処法と予防法を紹介

コバエ

コバエの症状は以下の通りです。

  1. 土に虫が湧く
  2. コバエが植物の周囲を飛んでいる

コバエ自体は植物に無害ですが、観葉植物を育てるうえでの不快害虫です

放っておくとコバエは増えていくので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
  2. 土上2〜3cmの土を取り除き、新しい土に植え替える
  3. 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
  4. トラップを仕掛ける
  5. コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する

コバエが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。

コバエのトラップは食器用洗剤やお酢、めんつゆなどで作ることができます。植物の近くに置いておくと、簡単にコバエを捕殺できるでしょう。

コバエは、発酵不十分な腐葉土やバーク堆肥、有機質肥料の匂いに引き寄せられます。

そのため、有機質肥料を取り除いたり土の表面に赤玉土や鹿沼土など3~5㎝程度敷き詰めたりするとコバエ発生を防ぐことが可能です。

そもそもコバエは、完熟たい肥を使用した質のよい土であれば発生しません。また、土が常に湿っている状況を避ければ、発生する可能性は低いです。

コバエを発生させないためには、適切な土と水やり管理で育ててください。

関連記事:観葉植物に発生するコバエ|対策と原因について

ユッカのよくある質問

ユッカのよくある質問

最後にユッカのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. ユッカは室内屋外どちらを好む?
  2. ユッカの葉が伸びすぎた時はどうすればいい?
  3. ユッカの寿命はどのくらい?
  4. ユッカの葉が丸まるのはどうして?
  5. ユッカの葉が垂れる原因は?
  6. ユッカの適切な増やし方は?
  7. ユッカは花が咲くの?
  8. ユッカの植え替えに失敗した時の対処法は?

それでは具体的に見ていきましょう。

ユッカは室内屋外どちらを好む?

ユッカは品種によって、室内屋外どちらを好むか異なります

例えば、別名「青年の木」であるユッカ・エレファンティペスは窓際の明るい室内を好みます。最低温度0℃程度まで耐えられますが、雪や霜で枯れる恐れがあるためです。

ユッカ・グロリオサやユッカ・フィラメントーサなどは、最低温度‐25℃程度耐えることができるため安心して地植えができます。日当たりがよい環境であるほど生育がよいので、屋外を好むと言えるでしょう。

飾る品種の耐寒性をチェックして、適した場所で育ててください。

ユッカの葉が伸びすぎた時はどうすればいい?

ユッカの葉が伸びすぎた時は、剪定してください。そもそも葉が伸びすぎる原因は、「日当たり不足」が考えられます。

日当たりの良い環境であれば、ユッカの葉は本来の長さ以上に伸びることはなく、コンパクトです。しかし、暗い場所で育てると光合成が十分にできないため、必要以上に葉を伸ばします。

伸びすぎた葉は垂れさがったり、折れ曲がったりして見た目が悪くなるので、注意してください。伸びすぎた葉は剪定して、日当たりの良い場所に移動させ、新しい葉を出すとよいでしょう。

ユッカの寿命はどのくらい?

ユッカの寿命は、はっきりとしていませんが、成熟した株になるまで50年以上かかるとされています。さらに、品種によっては10mを超えるため、成長が比較的ゆっくりなユッカの寿命は、50年を簡単に超えるほど長いかもしれません。

どの品種であっても、ユッカを大事に育てれば、一生をともにするパートナーになります。ぜひ、大切に育ててみてください。

ユッカの葉が丸まるのはどうして?

ユッカの葉が丸まるのは、「水不足」「空気が乾燥」が原因である可能性があります。

根から吸収される水分が少ないと、葉からの蒸散を防ぐために葉が丸まります。そのため水をしっかりと与えてあげることがポイントです。

土が乾燥して葉が丸まっている場合は、水やりをすると改善されるので安心してください。また、空気が乾燥している場合も葉が丸まるので注意が必要です。

日頃から、葉水をしておくと良いでしょう。ただし、冬は気温が高い時間帯に葉水してください。

ユッカの葉が垂れる原因は?

ユッカの葉が垂れる原因は、「日当たり不足」「根腐れ」が考えられます。耐陰性はありますが、あまり暗い場所で管理すると葉が軟弱になるためです。

剣のように鋭く真っ直ぐに育つ葉が、徐々に元気がなくなり垂れてきます。その場合は、元気のない伸び過ぎた葉や垂れた葉を剪定しましょう。

明るい窓際や屋外の日陰に移動させ管理することで、しっかりとした葉が出てきて元気になります。

また、ユッカは太い幹に水分を蓄えることができ、乾燥に強いです。しかし、水やりをしすぎると土内の水分量が多すぎて呼吸ができなくなります。いずれ根傷みを起こして枯れてしまうでしょう。

ユッカの水やりは乾燥気味で、メリハリを付けることを心がけてください。

ユッカの適切な増やし方は?

ユッカは「挿し木」で増やすことができます。どちらも生育期の5~10月に行いますが、気温が上がる5~7月に行うと最も成功率が高いです。

挿し木は、幹から伸びた枝を切り、葉を半分ほど先手して土に優しく植えます。直射日光に当たらない明るい日陰で、土が乾かないように2~3週間管理すると新芽が出てくるでしょう。

挿し木は、水挿し(土に植えずに容器に溜めた水に挿しておく方法)でも簡単に増やすことができます。水挿しで発根させた場合は、そのまま育てることも可能です。

幹が太くなく、まだ幼いユッカであれば、幹を切って増やすこともできます。幹が太いほど発根が難しいので注意してください。

ユッカは花が咲くの?

ユッカは5~10月の生育期に、白いベル型の花を鈴なりに咲かせます。しかし、十分に成熟した株でなければ、花は咲きません。

花が咲くほど成長した株であれば、翌年以降は花が咲きやすいです。日当たりの良い環境で、適切に育てることができれば、毎年花を咲かせるかもしれません。

ユッカの植え替えに失敗した時の対処法は?

ユッカの植え替えに失敗した時は、発根剤を与えながら様子を見てください。植え替え失敗の原因は、根痛みである可能性が高いためです。

気温が下がる秋以降に植え替えると、根痛みをして枯れる恐れがあるので、注意してください。また、植え替えで根を切りすぎたり乾燥させすぎたりする点にも注意が必要です。

ユッカの植え替えは、根をあまり切らずに素早く植え替えてください。幹がまっすぐに伸びるユッカは、植え替え後にグラグラしやすいです。

植え替え中に発泡スチロールで土に埋める幹を四方から固定させると、グラグラする心配が少なくなります。

ユッカのまとめ

ユッカのまとめ

ユッカは日当たりのよい環境であれば、一年を通して簡単に育てることができます。放射状に伸びるシャープな葉は、おしゃれなインテリアグリーンとして活躍するでしょう。

「勇壮」「偉大」の花言葉は、就職祝いや開店祝いなどのプレゼントに最適です。金運や仕事運を上げるとされている風水効果は、多くの方に喜んでもらえます。

スタイリッシュな観葉植物をお探しの方は、ぜひユッカを育ててみてはいかがですか。

[https://andplants.jp/collections/spinelessyucca]

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