植物名 | モミの木 |
学名 | Abies firma |
英名 | Momi Fir |
科目/属性 | マツ科モミ属 |
原産地 | 日本 |
日当たり | 日当たりの良い屋外 |
温度 | 最低0℃以上をキープする |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | やや強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:土が乾いてから 2~3日後 |
肥料 | 緩効性肥料、液体肥料 |
剪定時期 | 11月~3月 |
育てやすさ | ★★★☆☆ |
モミの木の特徴
モミの木は、クリスマスツリーの代表格とされる常緑針葉樹です。森林浴効果のあるフィトンチッドを発するため、森の香りを楽しむことができます。
クリスマスの雰囲気から海外のイメージがありますが、日本固有の常緑針葉樹です。そのため、日本の気候で育てやすくシンボルツリーにも向いています。
クリスマスシーズンだけでなく、冬芽や新芽、花、実など、一年を通して楽しむことが可能です。寒さに強いだけでなく、暑さにも強いので、初めての方でも簡単に育てられるでしょう。
ただし、鉢植えでは夏場に水切れをしやすいです。水をたっぷりと与えて育ててください。
モミの木の花言葉
モミの木の花言葉は「誠実」「永遠」です。寒さが厳しい環境でも、元気に育つ常緑樹であることから、花言葉が名付けられています。
花言葉「誠実」「永遠」は、結婚祝いや新築祝い、記念日祝いにぴったりです。モミの木は、古くから神聖な木として大切にされてきた歴史があるので、シンボルツリーとして活躍するでしょう。
クリスマスツリーのイメージが強いですが、一年を通して美しい緑を楽しめます。新しくお家を建てられた方に、シンボルツリーや記念樹としてプレゼントしてみてはいかがですか。
モミの木の風水
モミの木には、「邪気払い」の風水効果があるとされています。
葉先が尖っている植物には、悪い気を払う効果があるためです。針葉樹であるモミの木は、より効果的に悪い気を払ってくれるでしょう。
玄関やお庭に飾ると、お家の外から入ってくる悪い気を払ってくれます。良い運気に恵まれるようになるかもしれません。
ただし、風水効果を十分に得るためには、鉢植えを置いたり地植えしたりした場所を綺麗にしてモミの木を元気に育てることが重要です。
関連記事:観葉植物の風水|場所と効果別のおすすめ
モミの木の育て方
モミの木は、初めてお庭にシンボルツリーを迎える方にも育てやすいですが、育て方にはポイントがあります。
ここでは、モミの木の育て方について解説します。育て方のポイントを押さえて、適切に育てることができれば、美しい姿で元気に育ち続けるでしょう。
置き場所と日当たり
モミの木は日当たりと風通しがよい屋外を好みます。
耐陰性があるので、明るい日陰や半日陰の環境でも育てることが可能です。ただし、まったく日光が差し込まないくらい日陰では生育できません。
また室内で育てると、日光不足によって葉が茶色く枯れたり、徒長してひょろひょろになったりするので、屋外で育ててください。
温度
モミの木は、寒さと暑さに強い植物です。最低0℃~最高35℃程度の広い温度域で育ちます。
寒さに強いので、冬は安心して屋外に置いて育てることが可能です。ただし、寒さが厳しい地域では根が凍結しないように注意してください。
何日も氷点下が続く場合は、鉢植えは室内に移動させた方が安心です。地植えの場合は、腐葉土や敷き藁をしておくとよいでしょう。
もしクリスマスシーズンに室内に移動させて飾る場合は、暖房の風が当たらない日当たりのよい窓際に置いてください。暖房の風が当たると、急激な乾燥によって葉が枯れる可能性があるためです。
水やりの頻度
- 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
- 秋冬:土が乾いてから 2~3日後
春夏の生育期には、手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。
水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。
冬の水やりは、土が乾いてから2~3日後に与えてください。水やりは気温が十分に上がったタイミングで与えることがポイント。
早朝や夕方以降の気温が低い時間帯に水を与えると、根が傷む可能性があるので注意します。もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用がおすすめです。
肥料
モミの木には、生育期の4月~5月、10月~11月に置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。夏と冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。
モミの木は肥料が少なくても十分に育ちますが、枝葉を茂らせたい場合は土に混ぜ込んだ元肥以外に春や秋に追肥をすると効果的です。
ただし、肥料の与えすぎは根を傷めるため、与えるペースや時期はしっかり守ってください。
剪定方法
剪定時期は11月~3月です。モミの木は自然と円錐形の綺麗な樹形になるので、難しい剪定は必要ありません。
重なり合ったり内側に伸びたり、枯れたりした枝を剪定するだけで形がよくなります。
理想の株姿をイメージして風通しよく剪定すると良いでしょう。クリスマスツリーとして楽しむ場合は、12月に合わせて剪定してください。
もし大きくなりすぎたモミの木を短く剪定したい場合は、「芯止め(しんどめ)」を行います。ちょうどよい高さの位置で幹を切り落とす剪定方法です。
切られた幹はそれ以上伸びなくなりますが、剪定した幹直下の枝が大きく育ち始めます。綺麗な樹形になるまでやや時間はかかりますが、いずれ円錐形の樹形に戻るので安心してください。
モミの木のよくあるトラブルと対処法
クリスマスツリーにぴったりのモミの木ですが、トラブルも存在します。
ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。
根腐れ
根腐れでは、以下の症状が見られます。
- 水をあげても元気にならない
- 土がなかなか乾かない
- 葉が落ちやすい
- 葉が茶色・黄色に変色している
- 幹や幹の根元が柔らかい
- 土から腐敗臭がする
- 土の表面にカビが生えている
- 根黒く変色している
根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。
また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。
これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。
根腐れの対処法は以下の通りです。
- 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
- 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
- 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する - 発根剤を与えてみる
- 傷んだ葉を取り除く
- 枯れた枝を切り取る
根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。
赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。
枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。
根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。
根腐れが起こると枝が垂れ、新芽を残すために古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。
関連記事:観葉植物の根腐れ|対処法や見分け方の紹介
根詰まり
根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状。根詰まりの症状は以下の通りです。
- 水が浸透しづらくなる
- 底から根が出てくる
- 葉が黄色くなる
- 鉢にヒビが入る
特に春の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとモミの木に悪影響です。
対処法はモミの木の植え替えをすること。
モミの木を現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。
関連記事:観葉植物の根詰まり|症状や対処法について
葉焼け
葉焼けでは、以下の症状が起きます。
- 葉の色素が抜けて白くなっている
- 葉の一部が茶色く枯れている
強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します。
葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。
対処法は以下の通りです。
- 暗い環境から、急に強い日差しに当てない
- 葉焼けした部分はカットする
モミの木は樹木なので葉焼けしにくい植物です。ただし、暗い場所から急に強い日差しに当てると葉焼けする可能性があります。
暗い場所から日当たりの良い屋外に移動させる場合は、段階的に明るい日陰に置いた後、半日陰に置いて光に慣らすことが重要です。
また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。
関連記事:観葉植物の葉焼け|原因や対処法の紹介
モミの木の害虫トラブルと対処法
モミの木には害虫トラブルも存在します。
害虫によるトラブルが発生したときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。
ハダニ
ハダニの症状は以下の通りです。
- 葉にクモの巣のような糸がついている
- 葉の裏に小さな虫がついている
- 葉に斑点や傷がある
- 葉の色が薄くなり枯れている
ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です。
放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 傷んだ葉はカットする
- 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
- ハダニに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。
常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。
アブラムシ
アブラムシの症状は以下の通りです。
- 新芽が萎縮している
- 葉が縮れている
- 新芽に虫が付いている
- 葉や幹がベタベタしている
アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です。
放っておくとモミの木の生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 縮れた葉はカットする
- アブラムシを取り除く
- 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
- アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
アブラムシが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用すると効果があります。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
カイガラムシ
カイガラムシの症状は以下の通りです。
- 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が枝葉についている
- 黒いカビ(すす病)が発生している
- 葉や幹がベタベタしている
カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です。
放っておくとモミの木の生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
- 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
- カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的。
カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。
既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
関連記事:観葉植物の白い綿はコナカイガラムシ|対処法と予防法を紹介
コバエ
コバエの症状は以下の通りです。
- 土に虫が湧く
- コバエが植物の周囲を飛んでいる
コバエ自体は植物に無害ですが、観葉植物を育てるうえでの不快害虫です。
放っておくとコバエは増えていくので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
- 新しい土に植え替える
- 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
- トラップを仕掛ける
- コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する
コバエが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。
コバエのトラップは食器用洗剤やお酢、めんつゆなどで作ることができます。植物の近くに置いておくと、簡単にコバエを捕殺できるでしょう。
コバエは、発酵不十分な腐葉土やバーク堆肥、有機質肥料の匂いに引き寄せられます。
そのため、有機質肥料を取り除いたり土の表面に赤玉土や鹿沼土など3~5㎝程度敷き詰めたりするとコバエ発生を防ぐことが可能です。
そもそもコバエは、完熟たい肥を使用した質のよい土であれば発生しません。また、土が常に湿っている状況を避ければ、発生する可能性は低いです。
コバエを発生させないためには、適切な土と水やり管理で育ててください。
モミの木のよくある質問
最後にモミの木のよくある質問とその答えを以下にまとめました。
- モミの木の鉢植えはマンションで育てられる?
- モミの木を大きくしたくない場合の育て方は?
- モミの木が夏に枯れるのはどうして?
- モミの木の鉢植えが枯れる原因は?
- モミの木の成長速度は速い?
- モミの木の寿命は?
- モミの木は庭植えできる?
それでは具体的に見ていきましょう。
モミの木の鉢植えはマンションで育てられる?
モミの木の鉢植えはマンションのベランダで育てられます。
日当たりの良い屋外を好むので、室内ではなくベランダに置きましょう。ただし、モミの木は大きくなるので、ベランダには広さが必要です。
広いスペースが確保できない場合は、11月~3月に幹を切る芯止めをして大きくならないように育ててください。
モミの木を大きくしたくない場合の育て方は?
モミの木を大きくしたくないときの育て方は、11月~3月に芯止めを行うことです。
長年育て続けると、モミの木はぐんぐん大きくなります。置く場所によっては、大きくなったら困ることもあるかもしれません。
剪定時期の11月~3月にモミの木の幹を剪定して芯止めしてください。剪定された幹は、それ以上は大きくなりません。
ただし、剪定した幹直下の枝が幹の代わりに上に伸び始めます。幹の代わりに伸び始めた枝が大きくなったら、再度芯止めをしましょう。
この繰り返しで、モミの木の大きさをコントロールしてコンパクトに育ててください。
モミの木が夏に枯れるのはどうして?
モミの木が夏に枯れるのは、「水切れ」が原因として考えられます。
35℃程度の暑さであれば、問題なく耐える植物ですが、水切れには弱いです。気温の高い夏は、土が乾きやすいので注意してください。
特に、鉢植えは朝晩の2回しっかりと水やりしましょう。受け皿に水を溜めると根腐れする危険があるので、受け皿に溜まった水はこまめに捨ててください。
地植えの場合でも、夏は土が乾いたらしっかり水やりします。モミの木は水切れを経験すると、葉がポロポロと落ちてくるので気を付けてください。
モミの木の鉢植えが枯れる原因は?
モミの木の鉢植えが枯れる原因は、「水切れ」「日当たり不足」が考えられます。
鉢植えは、地植えと違い水切れしやすいです。長期間、土が乾燥し続けるとモミの木の葉がポロポロと落ち始めて枯れます。
特に夏は、水を与えてもすぐに土が乾燥するので、土の乾き具合を見ながらたっぷり水やりをしてください。
モミの木は耐陰性を持ちますが、暗すぎる場所や室内では育ちません。元気に育てるためにも、屋外の日当たりの良い場所で育ててください。
モミの木の成長速度は速い?
モミの木の成長速度は、樹高1m以下の幼木であれば、1年に10~20㎝程度と比較的遅いです。しかし、樹高2mを超え始めると急激に成長速度が速くなります。
幼木のうちは良いですが、長年育てることを考えると非常に大きくなりやすいです。地植えする場合は、よく考えて植栽してください。
鉢植えでも、いずれ大きく生育するので、剪定時期に大きさを調節するように整えて育てましょう。
モミの木の寿命は?
モミの木の寿命は、100~150年ほどと言われています。
高さ30~40m、幹の直径1~2mになる高木であるモミの木。ご自宅の地植えや鉢植えでは、それほど大きくなることはありませんが、一生を共にするパートナーとして長生きするでしょう。
元気に育て続けるためにも、水やりや植え替え、剪定などの管理を適切に行ってください。大きくなったモミの木は、シンボルツリーとして非常に見栄えが良いです。
また、クリスマスツリーとして家族で毎年飾り付ける作業は、きっと素敵な思い出になります。
モミの木は庭植えできる?
モミの木は、沖縄や関東以北を除いた温暖地域で庭植えが可能です。
寒さ暑さに強い植物ですが、0℃以下が何日も続く寒冷地や35℃以上の暑さが続く熱帯地域では生育できません。庭植えの場合は、植え付け時と夏時期を除けば水やりは不要です。
手間なく育ち続けます。樹形も自然と円錐状になるので、11月~3月に茂って風通しが悪くなった枝を剪定して育てるとよいでしょう。
庭植えは鉢植えよりも大きく育つので、植えつける場所はあらかじめ広いスペースを取っておくと安心です。
モミの木のまとめ
モミの木は日当たりと風通しがよい屋外であれば、一年を通して簡単に育てることができます。おしゃれなシンボルツリーとして活躍するでしょう。
花言葉「誠実」「永遠」は、結婚祝いや記念日祝い、新築祝いなどのプレゼントに最適です。邪気を払う風水効果は、多くの方に喜んでもらえます。
ぜひ、クリスマスツリーとしても活躍するモミの木を育ててみてはいかがですか。
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