柱サボテンの育て方

柱サボテンの育て方

植物名 柱サボテン
学名 Cactaceae
英名 Cactus
科目/属性 サボテン科/種によって異なる
原産地 アフリカ、インド、南米

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柱サボテンの特徴

柱サボテンは名前の通り、柱のように高くなりどっしりとしたフォルムが特徴の植物です。明確な品種があるわけではなく、柱のような形状をしているサボテンを総称して柱サボテンと言います。

種類によって小さいものから大きいもの、トゲがあったりなかったりします。大きな柱サボテンは1つ飾るだけで、お部屋のシンボルになるほどの存在感です。

茎の内部に水分を蓄えており水やりの手間がかからない柱サボテンは、初めて育てる方にもインテリアグリーンとして人気があります。

柱サボテンの花言葉

柱サボテンの花言葉は「情熱」です。花がとても豪華なことから名付けられました。

一般的なサボテンの花言葉である「燃える心」「温かい心」「枯れない愛」「困難に耐える」に比べると、一段階上の決意のようなものを感じますね。何かに情熱をもって取り組んでいる方にぴったりの花言葉です。

開店祝いや開業祝いにメッセージとして花言葉を添えてプレゼントすると喜ばれるでしょう。

柱サボテンの風水

鋭いトゲがあるサボテンは、悪い気を寄せ付けない効果があります。ただし、鋭すぎるトゲは良い気も寄せ付けないため、置く場所には注意が必要です。

また、柱サボテンにはトゲがないものもあります。トゲがないタイプは幹全体が丸いため、気を調和してリラックス効果があるんですよ。

トゲのある柱サボテンは、悪い気が溜まりやすい部屋の角に。トゲのない柱サボテンは、人が集まるリビングに置くと良い風水効果を得られます。

関連記事:サボテンの風水|花言葉や置き場所について

柱サボテンの育て方

柱サボテンの育て方

日当たり 日当たりのよい置き場所 
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土が完全に乾いたら
秋冬:葉にしわができてから
肥料 緩効性肥料、液肥
剪定時期 4~5月

観葉植物の全体的な育て方の基本については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:観葉植物の育て方|コツや管理法について

置き場所と日当たり

柱サボテンは日当たりの良い環境を好みます。ただ、夏の直射日光は葉焼けの原因になるので、夏はレースのカーテンをしたり明るい日陰に移動したりと気を付けてくださいね。

基本的には、屋外でしっかりと直射日光に当てて育てます。室内で育てる場合は、日差しの入る窓際で育てることが重要です。

柱サボテンは多湿を嫌うので、屋外では雨が当たらない軒下などに置いてください。あまりに暗い場所では先端が細くなり、形が崩れるので注意が必要です。 

温度

柱サボテンは暑さには強いですが、寒さにはあまり強くありません。最低温度5℃以上をキープして育ててください。

種類によっては0℃まで耐えることのできるものもありますが、気温が下がり始める秋から室内の明るい窓際に移動させた方が安心です。ただし、室内の窓際は外気と変わらないくらいに冷え込みます。

また、乾燥を好むとはいえ暖房の風が直接当たると枯れる恐れがあります。そのため、冬は暖房の風が当たらない窓から少し離れた場所で管理してください。

水やりの頻度

  1. 春夏:土が完全に乾いてから
  2. 秋冬:葉にしわができてから 

春夏の生育期は土が完全に乾いてから、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水やりします。ただし、受け皿に水を溜めておくと多湿や根腐れの原因になるので、小まめに捨てることがポイントです。

気温の下がる秋からは、土が完全に乾いてさらに葉にしわができてから、水やりをしてください。特に冬は生育が緩慢なので水は控え目にあげ、水をやりすぎないように注意することが大事です。

気温が0℃以下になる場合は断水して、暖かい時間帯に月に1度葉水をしっかり与えると良いでしょう。

肥料

柱サボテンは内部に水分や栄養を蓄える性質があります。そのため、たくさんの肥料は必要ありません。

生育期の4~9月に2か月に1度置き肥を置くか、水やり代わりに月に1度液体肥料を与えます。肥料のやりすぎは根痛みや腐りにつながるので注意が必要です。

気温の下がる秋冬は肥料は与えません。土の上に置いている置き肥も取り除くようにしてくださいね。

剪定方法

柱サボテンは柱のように草丈が大きくなります。もし大きくなり過ぎた場合は4~5月に剪定して切り戻すことができるんですよ。

ただし、種類によってはとても太く固いサボテンやトゲのあるサボテンもあります。その場合は怪我がないように厚手のレザーグローブなどをして、ノコギリを使って切ってください。

剪定する部分はどの部分でも問題ありませんが、切り口が早く乾くように晴れた日に水平に切ることがポイントです。

柱サボテンのよくあるトラブルと対処法

柱サボテンのよくあるトラブルと対処法

植物の初心者でも水やりの手間が少なく簡単に育てられる柱サボテンですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根本が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 活力剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通り。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうと柱サボテンに悪影響です。

対処法は柱サボテンの植え替えをすること。

柱サボテンを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニの症状は以下。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

柱サボテンのよくある質問

柱サボテンのよくある質問

最後に柱サボテンのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. 柱サボテンは室内と屋外のどちらを好むの?
  2. 柱サボテンは花が咲くの?開花時期は?
  3. 柱サボテンの植え替え時期/植え替え方法は?
  4. 柱サボテンの冬の育て方は?
  5. 柱サボテンの寿命はどのくらい?
  6. 柱サボテンのなかでも種類があるの?

それでは具体的に見ていきましょう。 

柱サボテンは室内と屋外どちらを好むの?

柱サボテンは直射日光の当たる屋外を好みます。ただし、夏の直射日光は葉焼けの原因になるので注意が必要です。

日差しの入る窓際であれば、室内でも育てることはできるので安心してください。しかし、暗い室内では先端が徐々に細くなり光を求めて曲がり、形が崩れていってしまいます。

細くなった先端は元に戻らないので、気を付けてください。その場合は一度剪定をして、しっかり日の当たる環境で脇芽を出してあげると良いでしょう。

切った先端は切り口を乾かして挿し木して育てるのも良いですね。

柱サボテンは花が咲くの?開花時期は?

生育期の4~9月の間に花を咲かせます。種類によって花の咲きやすさは異なり、数年単位で咲くものもあれば、数十年単位で大きく成長しないと花が咲かないものもあるんですよ。

そのため、柱サボテンの花を楽しみたい場合は小さな株ではなく、大きな株を購入して日当たりの良い環境で育てると花が咲くのを楽しむことができます。

柱サボテンの植え替え時期/植え替え方法は?

柱サボテンは生育期の4~5月に植え替えをします。1~2年に1度植え替えをすると良いです。

トゲがある場合は、サボテンの幹に毛布を巻いたり、厚めのレザーグローブをしたりして怪我がないように植え替えしましょう。あらかじめ水やりをせずに土を乾燥させておくと、植え替えがしやすいです。

抜き出した根鉢の土をほぐしながら、古い根や黒ずんだ根を切ります。太い根を切らないように気を付けてくださいね。

一回り大きな鉢に植えなおしたら、明るい日陰で2~3日置いてから水やりをします。その後は、元の場所に戻して育ててくださいね。

柱サボテンの冬の育て方は?

柱サボテンは最低温度が5℃以下になる場合は、室内の明るい窓際に移動して育てます。種類によっては0℃まで大丈夫なものもありますが、雪や霜に当たると枯れる恐れがあるので注意が必要です。

冬は生育が緩慢なので、水や肥料はほとんど吸収しません。そのため、葉にしわが寄るくらい乾燥したときに、控え目に水やりをします。

冬に水をやりすぎたり肥料をやったりすると、枯れる原因になるので気を付けてくださいね。また、暖房の風が直接当たらないように注意しましょう。

柱サボテンの寿命はどのくらい?

一般的なサボテンの寿命は、10~20年です。しかし、柱サボテンは通常のサボテンに比べると大きくなる種類なので、寿命は20年以上になると考えられます。 

日本は原産地とは環境が違うため、長く育てることは難しいかもしれません。それでも上手に育てることで、小さい株から始めれば10~20年と長く付き合えるパートナーになります。

大きな株はどんどん大きくなっていくので、剪定や挿し木を繰り返しながら上手に育てていきたいですね。

柱サボテンのなかでも種類があるの?

柱サボテンとは、柱のような形状をしたサボテンの総称です。つまり、柱サボテンには、様々な柱のフォルムをした種類のサボテンがあります。

代表的な3種類を紹介します。

  1. 鬼面角:トゲがなく柱サボテンとして最も有名
  2. 竜神木:様々なサボテンの接ぎ木用の台木に使用される
  3. 弁慶柱:西部劇でもおなじみの両手を広げたようなトゲのあるサボテン

このほかにも柱サボテンには多くの種類があるので、違った品種を育てて飾ってみてもおしゃれですね。

柱サボテンのまとめ

柱サボテンのまとめ

柱サボテンは基本的には屋外で育てますが、室内の日差しの入る窓際であれば、一年を通して水やりの手間も少なく簡単に育てられます。シンプルな姿は、様々な空間に馴染むインテリアグリーンとして最適です。

「情熱」という花言葉は、何かに情熱をもってチャレンジしている人にぴったり。開店祝いや開業祝いなどにメッセージと共に花言葉を添えてプレゼントすると喜ばれるでしょう。

ぜひ、素敵なインテリアグリーンとして育ててみてはいかがですか。

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