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室内で育てやすい観葉植物|選び方・育て方・インテリア例

室内で育てやすい観葉植物|選び方・育て方・インテリア例

植物をあまり育てたことがない方にとって、室内の観葉植物選びは難しく感じることもあると思います。

たくさんの種類が出回っていて手軽に購入できますが、どれが育てやすくて、さらにおしゃれなインテリアになるのかわかりにくいです。

まずは、どんな観葉植物が「管理の手間がかからないのか」を知っておくといいです。室内ですぐに枯れてしまうことも少なく、美しい葉や樹形を長く観賞できます。

そこで今回は室内で育てやすい観葉植物の種類について紹介します。さらに、選び方・飾り方・育て方についても詳しく解説します。

室内の観葉植物を選びに迷ったら、下記の中から選んでみてはいかがでしょうか

室内に置く観葉植物の選び方

室内で育てやすい観葉植物の選び方についてポイントを3つ紹介します。

室内で観葉植物を育てるときは、部屋の環境を確認してから選びましょう。日当たりや風通し具合、さらに湿気がこもりやすい、または乾燥しやすい場所なのかを確認します。

育てる植物に適さない環境であれば、ライト・サーキュレーター・加湿器などの道具を使って環境を変えることも大事です。

耐陰性のある植物を選ぶ

観葉植物は種類や品種によって、日陰に耐えられる度合いが違います。窓から日が差し込みにくく、暗くなりがちな部屋の場合は、日陰に耐性がある種類を選びましょう。

耐陰性を備えている品種が多いですが、なかには屋外管理を推奨しているものもあるので要注意です。

また、窓やドアが少なくて、日当たりが悪いと感じる部屋には、グローライトやサーキュレーターを設置して観葉植物を育てるといいです。

初心者に育てやすい植物を選ぶ

観葉植物は非常に種類が豊富なため、育てやすさにも難易度があります。

筆者は、まだ育てるのに慣れていないうちから難しい品種を選んでしまい、失敗した経験があります。植物は生き物なので、一度枯らすとどこか悲しげな気持ちになることもあるでしょう。

そうならないためにも、初心者向きの観葉植物を選んでください。迷ったら、プロがおすすめするものから購入するのもおすすめです。

プロがおすすめする植物を選ぶ

種類が多く選びきれない人は、プロのおすすめから育ててみましょう。観葉植物に精通した方であれば、あなたの部屋の置き場所や日光の当たり具合を考えた上で提案してくれます

まだ、植物を自分で選べない人は、多角的な目線で選ぶことに慣れていません。一方、プロなら豊富な知識を持った上で選んでくれます。枯れてしまうリスクも最小限になるでしょう。

次章以降で紹介する観葉植物はどれも育てやすく、植物をこれから育てる方にもピッタリなものばかりです。自分のお部屋やお家に置くのをイメージしながら、参考にしてみてください。

室内で育てやすい初心者向けの観葉植物

「観葉植物を育てたことがない」「育てたことがあるけど、過去に失敗したことがある」などといった方には、下記3つの植物はいかがでしょうか。乾燥に強く、耐陰性もあるので、あなたのお住まいにもきっと馴染んでくれます。

  1. ピレア・ペペロミオイデス
  2. フィカス・ジン
  3. シンゴニウム・ピクシー

ピレア・ペペロミオイデス|乾燥に強くお水やりの手間がラク

ピレア・ペペロミオイデス
日当たり レース越しのカーテンの光(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後

ピレア・ペペロミオイデスは大きな丸い葉っぱから、別名「パンケーキプランツ」とも呼ばれている観葉植物です。多肉質で乾燥に強くお手入れもしやすいので、最初にお迎えする観葉植物としても適しています。

置き場所にもよりますが、秋冬であれば1週間に1回程度のお水やりで問題ありません。基本的に土が完全に乾いてからたっぷりと水を与えます。お水のあげすぎに注意をすれば、基本的に失敗することは少ないです。

「救われる人々」といった花言葉があるように、風水では人間関係を整えたりリラックス効果を与えたりする存在です。目が行き届くような場所に一つ置いてあるだけで、心がホッと落ち着くのではないでしょうか。

[https://andplants.jp/collections/peperomioides] ピレア・ペペロミオイデスの育て方はこちら

フィカス・ジン|珍しい品種

フィカス・ジン
日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後

フィカス・ジンは、まだらな斑入りの葉をもつ個性的な観葉植物。ゴムの木の仲間ですが、市場でもあまり見ない珍しい品種です。新芽が芽吹く頃は赤みがかった色をつけ、徐々に白から緑へと移り変わっていきます。

模様を維持したい場合は、日当たりのよい場所で管理するのがおすすめです。耐陰性があるので暗い場所でも生長しますが、斑が不鮮明になる可能性があります。

ほかのゴムの木と育て方はそこまで大差がないので、土が乾いたらたっぷりとお水を与えてください。加えて、葉水を一緒におこなうと美しい葉をいつまでも鑑賞できますよ。

[https://andplants.jp/collections/ficusgin] フィカス・ジンの育て方はこちら

【クリアプランツ】シンゴニウム・ピクシー|土の要らない観葉植物

シンゴニウム・ピクシー

日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり

春夏:手でを触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手でを触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後

土を使わずに育てられるクリアプランツシリーズです。土に代わるのは、植物生育用のスポンジ素材で、害虫や菌の発生リスクが少ないのが特徴。室内で育てるにはピッタリではないでしょうか。

シンゴニウムは、つる性植物なので、つるのように生長していきます。葉や茎が伸びてきそうなら、支柱を挿して絡めておくといいかもしれません。

育てやすいカラーリーフとして人気が高く、濃淡が美しく爽やかな植物ですよ。

[https://andplants.jp/collections/syngoniumpixie]

室内で育てやすい小さい観葉植物

ここでは、比較的樹高・草丈が高くなり過ぎず、3号鉢(直径9cm)程度で育てられる小さい観葉植物を3つ紹介します。

①ガジュマル|誰でも育てやすい

ガジュマル
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後

観葉植物の中でも代表的なガジュマルは、地面から伸びる幹がユニークで、個性を感じる樹木です。ボコボコと膨れ上がった幹は個体によって違い、好みの樹形を選べる魅力もあります。

比較的手乗りサイズから販売されているところが多く、生長スピードがゆっくりなので水やりが少なくて手間がかかりにくいです。

東南アジアをはじめ、品種によっては日本でも沖縄や屋久島などに自生しているガジュマルは、風通しが良く涼しい環境でよく育ちます。直射日光にもよく耐え、葉焼けを起こしにくいです。

また、太い幹にたくさんの水分をたくわえているので、水切れで枯れることがあまりありません。幹にしわが寄っていたり、やわらかくなっていたりするときは、水をたっぷりと与えましょう。

[https://andplants.jp/collections/chinesebanyan] ガジュマルの育て方はこちら

②モンステラ・デリシオーサ|日陰でも枯れる可能性が低い

モンステラアダンソニー
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

モンステラ・デリシオーサは、葉っぱに切り込みが入った個性的な観葉植物です。ハワイでは「希望の光を導く」と言われていて、新しい門出を迎える方などへの贈り物として適しています。

耐陰性も程よくあり乾燥にも強いので、お世話が楽です。これからグリーンライフを送りたい方にいかがでしょうか。

葉っぱの形が珍しいので、インテリアグリーンとして採用するお店もあります。お好きな家具や雑貨と合わせるのもよいかもしれません。暮らしが一段と素敵になるでしょう。

また、風水では恋愛運や家庭運などに効果があるとされています。人間関係の気をよりよい方向に導きたい時に一つあると心強い存在です。

[https://andplants.jp/collections/monstera] モンステラの育て方はこちら

③カラテア・マコヤナ|個性的でおしゃれ

カラテア・マコヤナ
日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後

大きな固い葉の中に、植物のシルエットに似た模様が入るカラテア・マコヤナ。ラテアートのようなかわいい模様が入る葉は、個性的でインテリア性が高く、部屋のアイポイントにもなります。日陰に耐性があるので、日当たりがあまり良くない場所でも生長します。

ブラジルを原産とするカラテア・マコヤナは、多湿な環境を好むので、定期的な水やりがかかせません。春夏は水切れに注意をし、土を極端に乾かさないようにしましょう。一方で秋冬は、気温が低い場所で管理していると生長が緩やかになるので、土を乾かし気味にします。

また、生長が鈍くなったり止まったりすると、水やりや肥料やりの頻度が変わって難しくなってしまう場合もあります。できるだけ15℃以上の一定の暖かい環境をつくって管理するといいです。

[https://andplants.jp/collections/calatheamakoyana] カラテア・マコヤナの育て方はこちら

室内で育てやすい大型の観葉植物

次に室内向きの大型の観葉植物を3つご紹介します。部屋のアクセントにもいいですし、シンボルツリーとして取り入れるのもアリ。

大型の観葉植物は、小さいものより生命力が高いので育てやすい傾向にあります。

①ケンチャヤシ|インテリアとして人気が高い

ケンチャヤシ
日当たり 明るい日陰(直射日光は避ける)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)ら
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後

ケンチャヤシはヤシの木の仲間で、南国の雰囲気を思わせるような観葉植物。日当たりがある方が健康に生長しますが、実は耐陰性にも優れています。

また、インテリアとして南国のリラックスした雰囲気を作るのが得意です。一つあるだけで、寝室やリビングなどに心地よい空気感が流れるでしょう。

シュッとしたモダンなインテリアが好きな方は、黒鉢に植え替えてあげるとスタイリッシュな雰囲気になりますよ。

[https://andplants.jp/collections/catpalm] ケンチャヤシの育て方はこちら

②パキラ|金運(風水)効果を引き寄せる

パキラ
日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後

透き通るような薄くて鮮やかな緑の葉を、てんぐのうちわのように複葉で広げるパキラ。幹が太くて真っ直ぐに伸びるものや、ねじれて仕立てられたものなど、樹形のバリエーションが豊富です。

英語圏では「Monney tree」の名前で親しまれ、風水では金運効果が高いようです。一般的に5〜6枚ほどの複葉で展開しますが、7枚以上あると幸運が訪れるといわれることも。

日陰に耐性があるパキラは、午前中は日が差し込み、午後は日陰になるような半日陰で育てるのが最適です。乾燥や害虫の被害が少なく、管理の手間があまりかかりません。

直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうこともあるので、陰になるような場所に置きましょう。

[https://andplants.jp/collections/pachira] パキラの育て方はこちら

③サンスベリア・ゼラニカ|大型の中でも乾燥に強く育てやすい

サンスベリア・ゼラニカ
日当たり 明るい日陰
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや強い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから2〜3日後
秋冬:葉の表面にしわが寄ってから(10月以降はほぼ断水)

地面からしゅっと長く伸びる剣(つるぎ)のような濃緑葉に、白い斑がしま模様に入るサンスベリア・ゼラニカ。複数で伸びるスリムな葉は特徴的なシルエットで、クールでスタイリッシュです。

熱帯アフリカやマダガスカルなどに自生するサンスベリア・ゼラニカは、観葉植物の中でも特に枯れにくい植物といわれています。植物を育てたことが1度もない人や、管理に自信がない人にもおすすめです。

厚みのある葉にはたくさんの水分を含んでいるため、暑さや乾燥にはとても強く、水切れを起こしにくいです。季節や置く場所によって違いますが、水やりは1〜2ヶ月に1回のペースで、乾燥気味に育てるのがポイント。

直射日光が当たる場所でも育ちますが、土が湿った状態では蒸れやすく根腐れを起こしやすいので、水やりから数日後に陽の当たる場所に移動させましょう。

ただし、長期的な水不足が続くと葉の先端が茶色く変色する場合も。環境や季節によって違いますが、水やりは1〜2ヶ月に1回のペースで乾燥気味に育てるようにしましょう。

[https://andplants.jp/collections/sansevieriazeylanica] サンスベリア・ゼラニカの育て方はこちら

室内で観葉植物をおしゃれに飾る方法

せっかく室内に観葉植物を置くなら、インテリアにもこだわって飾ってみましょう。見た目が良くなるだけでなく、インテリア性が高くなり気分も良くなります。

ここでは、室内に観葉植物を飾るコツについて3つ紹介します。

お気に入りの鉢をはかせて飾る

観葉植物はプラスチックポットのまま飾るのではなく、お気に入りの鉢や鉢カバーをはかせて飾ってみましょう。

観葉植物の葉の色・形や樹形が、より美しく見えるような鉢を選んでください。鉢の形や色、さらに素材にも注目して、部屋になじむようなおしゃれな鉢を飾ります。

セラミックやテラコッタ、セメントや樹脂などデザイン性の高いものがおすすめです。部屋のテイストにあうものを選んでくださいね。

鉢スタンドをセットして飾る

部屋のスペースが小さい場合は、観葉植物を床に直接置かず、鉢スタンドを設置してレイアウトしましょう。

床を見せることで、目の錯覚によって部屋が広く見えます。圧迫感も感じにくく、スリムでスタイリッシュな部屋を演出できます。

鉢スタンドは、ステンレス製や木製のものなどがあるので、部屋のテイストにあわせてコーディネートできるかもしれません。

支柱を立てて植物を仕立てる

モンステラやポトスなどつるがよく伸びる観葉植物は、だらんと垂らすよりも支柱(ポトスタワー)を使って上に伸ばすのがおすすめです。

スタイリッシュなおしゃれな部屋を演出できるだけでなく、植物の生育にも良いです。大きな葉が次々と展開し、本来の自然的な姿を楽しめます。

インテリア的にもスペースをあまり取らず、スリムでコンパクトに仕立てられます。

室内で観葉植物を枯らさずに育てるコツ

ここでは、室内での観葉植物の育て方を紹介します。最低限押さえておきたいポイント5つなので、ぜひ実践してみてください。

日当たり|半日陰になる場所に置く

観葉植物は、午前中に陽の光が当たって、午後は日陰になるような半日陰な場所に置きましょう。植物は午前中に光合成を活発に行い、午後になるにつれ鈍くなります。

また、日中に直射日光に当たり過ぎてしまうと、葉焼けや水切れを起こしたり、鉢の中が蒸れて根腐れをおこしたりする場合も。特に夏の西日の当たり過ぎは、観葉植物を弱らせて枯らしてしまうこともあります。

室内に直射日光が差し込む場合は、鉢を移動させるか、カーテン・ブラインド・すだれなどで日陰をつくりましょう。

温度|最低10℃以上をキープする

熱帯や乾燥地域に自生する観葉植物は、20〜25℃の一定の環境で育ちます。地域によっては夜や冬の時期に10℃以下になる場合もあるので、寒さに耐性をもつものもあります。

室内で元気よく観葉植物を育てる場合は、できるだけ20℃以上の環境を保ち、冬場でも寒さで弱らせないように暖かくしてあげることがポイント。5℃程度の温度では植物は育ちにくく、生長が止まってしまう場合もあります。

ただし、植物は高温に弱いので35℃を超える環境で、長時間直射日光にさらすのはやめましょう。

関連記事:観葉植物の温度|適温や調節方法について

風通し|空気の流れをつくる

風通しが悪い場所では、気温が極端に高くなり過ぎたり低くなり過ぎたりするため、植物が育ちにくくなります。さらに病害虫の被害にもあいやすくなり、株が枯れてしまう場合もあります。

空気が常に流れるように窓やドアをあけ、その通り道に観葉植物を置きましょう。扇風機やサーキュレーターなどを使って、空気の流れをつくるのもいいです。

ただし、強風にさらしたり直に風を当て続けたりすると、葉から水分が抜けて枯れてしまう場合も。できるだけ、壁や天井に跳ね返った風を使って、植物に当てるようにしましょう。

関連記事:観葉植物の風通し|大切な理由と悪いときの対策について

水やり|土を十分に乾かしてから与える

水やりがうまくできていないと、観葉植物は乾燥して水切れを起こしたり、過湿になって根腐れを起こしたりして枯れてしまいます。水を与える前に、一度、土の中の乾燥具合を確かめてから水やりしましょう。

土が白っぽく完全に乾いたのを確認したらお水を与えてください。お水やりの量は、鉢底から溢れるほど与えて大丈夫です。受け皿に溜まったお水は捨ててください。

春から夏の暖かい時期は、観葉植物の生育が旺盛になり、水をたくさん必要とします。春は1〜2週間に1度、夏は3〜5日に1度のペースで水をあたえるのがベスト。

秋や冬は気温が低くなり、観葉植物の生育が落ち着くので、月に1〜2度のペースで土の乾燥具合を確認しながら水を与えましょう。

ただし、環境や観葉植物の種類や品種によっては水を吸収する量が違うので、あらかじめ温度や育て方をチェックしておくといいですよ。

関連記事:観葉植物の水やり|ポイントとやり方について

植え替え|2年に1回のペースで行う

鉢植えで育てる観葉植物は、基本的に2年に1回のペースで植え替えをします。根鉢がパンパンに固くなってしまうと、土中の酸素濃度が薄くなるため、植物の根が窒息状態に陥りやすくなります。

根詰まりを起こして枯れてしまう場合もあるので、鉢底・土の表面から根が出たときにも植え替えをしましょう。

ただし、植物によって生長スピードが違うので、生育にあわせて植え替えの頻度を変えてくださいね。

関連記事:観葉植物の植え替え|適切な時期や方法について

室内で観葉植物を枯らしてしまう人の特徴

以下に室内で観葉植物を枯らしてしまう人の特徴をまとめてみました。今一度、自分自身が該当していないかを確認してみてください。

  • 日光の当たらない部屋で管理をしている
  • 湿度の高い閉め切った部屋に置いている
  • 土が湿っているのにお水やりをしている
  • 冬場の冷気が当たる場所で管理をしている
  • 購入してから2〜3年以上植え替えをしていない

上記に当てはまる方は、再度「室内で観葉植物を枯らさずに育てるコツ」を読み、メモしておくのをおすすめします。

室内の観葉植物に虫が発生した際の対処法

もし、観葉植物に虫が発生した際は以下の2点を行なってください。

  1. 木酢液を散布する
  2. 防虫スプレー(殺虫剤)を散布する

木酢液(もくさくえき)とは、木炭や竹灰を作るときに発生する煙を冷やして液体にしたもの。虫は、木酢液の臭いが苦手なので、虫除けに効果があります。

また、AND PLANTSでは、「虫をよけつけない水」と称した防虫スプレーを扱っています。天然由来の成分で、嫌な匂いも発生しないので、室内で活用する際におすすめです。コバエにも効果があるので、1つあると非常に便利ですよ。

[https://andplants.jp/products/evo_anti_insect_spray]

そもそも観葉植物につく虫はどこからやってくる?

観葉植物につく虫の多くは、もともと土の中に産み付けられた卵が孵化したものです。また、お水やりを与え過ぎてしまい、湿った土の状態が続く場合にも発生します。

虫を発生させないためには「風通しの良い場所で管理をする」「お水やりは乾くまであげない」などの日頃の管理方法が重要です。

関連記事:観葉植物に付く虫|ダニや害虫の種類と対策について

室内で観葉植物を育てている方からのよくある質問

最後に、室内で観葉植物を育てている方からのよくある質問とその答えをまとめました。
  1. 室内の植物に適したおすすめの土は?
  2. 土の表面にカビが付いたらどうすればいい?
  3. 家に長期間居ない場合はどうすればいい?
  4. 観葉植物をライトで育てることはできる?

室内の植物に適したおすすめの土は?

室内の観葉植物を育てる際に適した土は「evo 緑が鮮やかになる土」がおすすめです。植物の生長を助ける栄養分が入っているため、丈夫かつ健康に育ててくれます。

臭いが少ないオーガニック肥料を使用しているので、室内の観葉植物を育てるならピッタリなのではないでしょうか。

植物が大きくなり、植え替えをする際の新鮮な土としても活用できるので、おひとつ持っておいてもいいかもしれませんよ。

[https://andplants.jp/products/evo-soil-2l]

土の表面にカビが付いたらどうすればいい?

土の表面にカビが付いた場合は、土の入れ替えを行なってください。具体的な手順は下記の通りです。

  1. カビが生えた部位を含めて深めに土を取り出す
  2. 新聞紙やビニールシートなどに土を広げる
  3. 土全体にアルコールスプレーを散布する
  4. 屋外の日光下で十分に乾燥させる
  5. 乾燥が完了したら鉢にまた戻す

また、土の表面にカビを発生させないためには定期的に日光浴をさせましょう。日当たり・風通しのいいところにさらすことで、カビの発生を抑制することが可能です。

観葉植物の健康も維持できるので、ぜひ積極的に試してください。

関連記事:観葉植物に生えるカビ|原因と対策について

家に長期間居ない場合はどうすればいい?

家を留守にしたり、旅行で空けたりする場合は以下の対応を行うといいでしょう。

  • 置き場所:カーテン越しの柔らかい光が入る場所
  • お水やり:自動給水機を活用する

定点的に日光が入る場所に移動させます。お水やりは、AND PLANTSで提供しているガラス製の自動給水機が便利でおすすめです。土壌中の水分が不足した場合に、自動で水が排出される仕組みとなっています。

夏場や梅雨の時期は、少し手間ですがサーキュレーターをつけっぱなししておくといいでしょう。蒸れや根腐れを回避できるため、室内の観葉植物を枯らさずに維持できます。

観葉植物をライトで育てることはできる?

室内で観葉植物を育てる際は、できるだけ自然光に当てるのが好ましいです。しかし、観葉植物専用のライトを活用すればある程度補うことができます。

AND PLANTSで販売している「植物専用ライト LUCHE」なら、植物の生長に必要な光の波長や照度が自動でつくので、太陽光よりも安定した栽培が可能です。

室内に光量を確保できない方は、植物専用ライトもぜひ検討していただければと思います。

まとめ

観葉植物の中には、管理がしやすい種類がたくさんあり、室内で枯らさずに育てられます。住まいの環境を確認した上で選んで購入することで、より元気な植物を観賞できます。

また、初めて室内で観葉植物を育てるときは、3鉢ほどいっぺんに購入することをおすすめします。1鉢だけだと、もし枯れてしまったとき、その枯れた原因がわかりにくく、今後植物を育てる意欲がなくなる可能性があるからです。

以下の記事では人気の観葉植物ベスト45を集めましたので、今すぐおすすめを知りたい方は、下記のページから読んでみてください。

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柴﨑 光一
建築・インテリア学科卒の元造園士。植物が大好き過ぎて、大自然のカナダで植物と戯れながら、 観葉植物・庭木・草花を使ったガーデニングの世界を開拓しています。 建築と造園の経験に加え、趣味のさまざまな植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、 みなさんに観葉植物の魅力をお届けします。好きな観葉植物は、ザミオクルカス・ザミフォーリアとフィカス・アルテシマです!

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