「リビングで観葉植物を置いてみたいけど、選び方がわからない」と悩んでいませんか?実際、植物の種類はたくさんあるし、どれにすればいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、リビングで置ける観葉植物のおすすめをご紹介します。初心者の人でも大丈夫なように、育てるときのコツも伝授します。また、風水の効果についても解説していきます。
リビングで置ける観葉植物のおすすめ5選
リビングで置ける観葉植物を下記5つにまとめました。
初心者の人やすでにいくつか観葉植物を育てたことがある人にでもおすすめです。まずはそれぞれ具体的に特徴を押さえていきましょう。迷ったら、見た目を重視して選んでもいいかもしれません。
パキラ
パキラは一年中、緑の葉をつける観葉植物です。個性的な葉っぱが特徴で、存在感も抜群です。日当たりのいい場所を好むので、リビングであれば、ベランダ付近に置くと生育が早く立派に成長します。ただし、置き場所が確保できないときは部屋の隅などでもいいでしょう。
また、「money tree」とも呼ばれており、金運アップの効果や仕事運を向上させるなどとも言われています。自宅でお仕事をする人にもいいですよ。葉っぱが鋭いことから嫌な気を払う浄化作用もあるので、ひとつあると心強いですね。
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シェフレラ

シェフレラ、またの名を「カポック」とも呼びます。もともと耐陰性の高い植物なので、日がそこまで当たらない場所でも育てられます。その際は、置き場所をいろいろ変えるのではなく、一度決めたところに置くと馴染んでくれます。
水を好みますが、毎日あげる必要はなく、土が乾いてから2〜3日後にあげるのがいいでしょう。
また、どんなところでも緑を絶やさずに育つところから、「誠実」「正直」といった花言葉がつけられています。そのことから「陽の気」を発しているとされているので、風水としての効果もあります。
フィカスバーガンディー
フィカスバーガンディーは、ゴムの木の仲間でもある観葉植物です。他のゴムの木とは違って、まさにバーガンディー色が強く、おしゃれなインテリアとして取り入れる人もいます。シックな黒い鉢に植え替えしてあげれば、リビングも引き締まりますよ。
耐陰性もあり、室内であれば冬場の寒さも問題なく、初心者でも育てやすい優れた観葉植物です。真夏の直射日光とエアコンが直接当たる場所を避ければ、おおむね元気に成長するでしょう。
また、バーガンディーには「永遠の幸せ」という花言葉もあり、品があってとても素敵です。
セローム
手を広げたような葉っぱが特徴的なセロームは、インテリアグリーンとしても人気が高いです。大きな葉が、リビングや寝室などでも存在感を放つからでしょう。
直射日光は葉っぱが焼けてしまうことがあるので、窓から距離が離れた場所やレース越しなどでうまく調整してください。耐陰性もある観葉植物なので、日が当たらない場所でも育てられますよ。
葉が成長するとその自重から下を向きますが、これは風水では「リラックス効果」を示すものです。ホッと一息つけるリビングにあると雰囲気が変わりそうです。
ドラセナコンシンネ

ドラセナは、50種類以上もあるとされているバリエーションが豊富な観葉植物です。中でもドラセナコンシンネは、代表的な植物でそれぞれの葉が鋭く幹もしっかりしているのが特徴です。
初心者でもお手入れがしやすいので、「リビングに置くなら…」と迷っているのであればおすすめです。水やりも土が完全に乾いたらあげて、冬場は窓際から離して管理するといいでしょう。
風水では、葉も上向きで鋭いと、邪気を払う効果があるとされています。ドラセナをひとつ置いて、気分を一掃するのもいいかもしれませんね。
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リビングにおすすめな大型の観葉植物5選

「せっかくリビングに置くなら大型の観葉植物がいい」と考えている人にもおすすめな植物を下記5つご用意しました。
「大型だと難しそう」と思われるかもしれませんが、実はどれも育てやすく初心者にも向いています。リビングの雰囲気に合ったものを選んでいきましょう。
ウンベラータ
ハート型の葉っぱが特徴的なウンベラータは、生育が早く大型の観葉植物としてもおすすめです。一年中室内で管理できますが、気温が低くなると葉っぱを落とすこともあるので、冬場は窓際から離して管理するといいですよ。
「夫婦の愛情」といった花言葉もあったり、風水ではリラックス効果があったりと、ポジティブな運気を運んでくれるものでもあります。なので、リビングに大型のもの、寝室には小型のものといった感じで飾れば、常にいい気を感じることができるでしょう。
初心者にも向いていますので、手始めにウンベラータから徐々に慣れていくのもいいかもしれませんね。
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エバーフレッシュ

ネムノキの仲間として知られているエバーフレッシュはとても面白い特徴がある観葉植物です。それは、日中の明るい時間帯は葉が開いて、夜になると閉じる動作をおこないます。時間帯によって見せる表情が違うので、これも人気の理由のひとつでしょう。
春夏の時期で日当たりのいい置き場所で管理すると、成長スピードも早く、より大型に育ちます。耐陰性もあるので、暗いところでも生育が可能です。環境に馴染めば、水やりだけで育てることができますよ。
また、細い清涼感のある葉っぱが周りを爽やかな雰囲気に変えてくれるので、リビングにあると気持ちのよいものになるでしょう。
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ベンジャミンバロック
ベンジャミンバロックは、葉が可愛らしくカールしているのが特徴的な観葉植物です。おしゃれなインテリアグリーンとして取り入れられており、ポイントさえ押さえておけば育てるのは難しくありません。それはまず下記2点です。
土が乾いて水をあげていない期間が続いてしまうと、葉をポロポロと落とすことがあります。また、寒い場所に置いてあるときも同様です。ただし、置き場所を転々とすると、環境に順応できずにストレスになってしまうので、固定させておくのがおすすめです。
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シマトネリコ

おしゃれで清涼感のあるシマトネリコは、大型の観葉植物としてもおすすめです。一年中つるっとした緑の葉をつけるので、リビングの雰囲気を爽やかにしてくれます。
風水としても上向きの運があるので、その点に関しても嬉しいポイントです。
シマトネリコは剪定するのにも適しているので、大きくなってしまっても大丈夫です。春夏の暖かい時期におこなうなどして樹形を整えていきましょう。
また、日当たりを好むので、できるだけ日光の入る置き場所を選んであげるといいです。確保できない場合は、休日はベランダに出したり、午前中だけ日に当てるなどして、工夫するとなおよいです。
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オーガスタ

熱帯地域が原産のオーガスタは、初心者でも育てやすい大型の観葉植物です。白く美しい花を咲かせることから「天国の白い鳥」とも呼ばれています。
大型のものになるとボリュームが出るので、スペースが取れるような置き場所が望ましいです。乾燥や耐陰性もあるので室内には向いていますが、エアコンの風が直接当たってしまうと傷むので気をつけましょう。
オーガスタは、気温が下がってくると徐々に生育がストップするので、それに合わせて水やりの頻度を少なくするのがポイントです。春夏は土が乾いたとき、秋冬は乾いてから2〜3日後にあげるといいです。
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【初心者向け】リビングで観葉植物を育てるときのコツ

初心者でもうまく育てられるように、ここでは観葉植物を育てるときのコツを紹介します。まずは下記3つをご覧ください。
- 水やりは土が乾いてから
- 冬場は窓際から離す
- 耐陰性のあるものを選ぶ
リビングの環境に移ると、育てる場所が変わるので、水やりや置き場所も注意が必要です。しかし、コツを予め押さえておくとうまく育てられるので安心してくださいね。
関連記事:初心者におすすめな観葉植物10選|室内でも簡単に育てられるコツ
水やりは土を触って乾いているかどうかを確認する
水やりは土を触り、きちんと乾いているかどうかを確認すると、失敗が減ります。たとえば、「2〜3日に1回の水やり」と聞いても、屋外なのか屋内なのかで水が乾くスピードが違いますよね。
置き場所によって水やりが異なるので、きちんと土を触ることが大切です。時期にもよりますが、土の表面ではなく、土の中が乾いていたらお水をあげましょう。冬は乾いてから数日後で大丈夫です。指に土がついて湿っていれば、もう少し待つのが無難ですよ。
冬場は窓際から離して管理する
冬場の窓際は、外と同じくらいの冷気を放っているので、植物によっては傷んでしまうことがあります。なので日中は日を当てて、夜は移動させるなどをするといいかもしれません。
手間に感じる人はカーテンを間に挟むなどして、窓からの冷気を直接受けないよう工夫するのがいいですよ。または、耐寒性のあるシェフレラやセロームなどの観葉植物を窓際にして、置き場所によって植物を変えるのもおすすめです。
耐陰性がある観葉植物を選ぶ
必ずしも窓際や日光が入るところに置けるとは限りませんので、その場合は耐陰性がある観葉植物を選びましょう。
たとえば、フィカスウンベラータやエバーフレッシュなどがおすすめです。どちらも環境に慣れてくれば、水やりだけで管理ができるので、初心者にも向いています。
日光があまり入らないリビングの場合でも、植物の特性を考えてあげれば、置くことができます。ぜひ相性のいいものを見つけてみてください。
風水でいいとされているリビングに飾るときの観葉植物の置き方

風水の効果を感じるためには、観葉植物の置き方が大切です。下記3つの置き場所に植物を置いてみましょう。
- リビングの隅
- テレビの周辺
- ベランダ付近
リビングの隅は気が停滞することがあるので、そこにひとつ大型のものを置いてもいいかもしれません。また、テレビ自体そのものが強い気を発しているので、近くにたとえば、パキラやドラセナなどの邪気を浄化してくれる観葉植物を置くと効果的ですよ。
最後にベランダ付近ですが、日光や風が入り込むことから風水としてもいいとされています。冬場の管理だけ気をつければ、一年中ポジティブな運気が舞い込んできます。
関連記事:観葉植物の風水|場所と効果別のおすすめ
虫が寄ってきた場合の対処法と予防策
「リビングに植物は置きたいけど、虫が寄ってこないか心配」という人もいると思いますが、対処法と予防策をおこなえば大丈夫です。
- ハイドロカルチャーで育てる
- 風通しのいい場所で管理をする
- 市販の薬剤を使用する
土を変えたり、環境を調整したりするのが大切です。場合によっては薬剤を使うの良いでしょう。
ハイドロカルチャーで育てる
ハイドロカルチャーというのは、ハイドロボールと呼ばれる人工土を利用して植物を育てる方法です。基本的には無菌のものなので、コバエなどの虫が寄りづらく衛生的です。
しかも、高温で固めて作られたものなので、繰り返し洗って使うことができる優れものです。透明な容器で育てれば、外側から水の残量がわかるので、水やりの手間が省けて初心者にもいいでしょう。インテリアとして映えるのもまたいいですよね。
水やり後は風通しのいい場所で管理をする
虫が寄ってしまう場合は、土がずっと湿っていることがあります。ということは、なるべく湿っている状態を作らないのが大切です。
水をあげたら日当たりのいいかつ風通しのいい場所に、移動するのがいいでしょう。持ち運びできるサイズであれば1〜2時間ほどベランダに置いてもいいですよ。
加えて、「乾くまでは水やりをしない」という水やりのメリハリを意識できるとなおよいかもしれません。
市販の薬剤を使用する
最後は、市販の薬剤を使うのが手早く効果的です。たとえば、コバエやカイガラムシが出てしまった場合は、「ベニカXファインスプレー」がおすすめです。こちらは観葉植物に直接散布できるので、効き目がわかりやすいです。
他には、「オルトランDX粒剤」も予防策としていいです。土の上に散布するだけでよく、あとは水やりをするときに自然と溶けて効いていきます。植物全体に浸透してくれるので、虫から守ってくれますよ。
リビングに観葉植物を置く際のよくある質問

リビングに観葉植物を置く際のよくある質問を下記3つにまとめました。
- おしゃれに見える置き場所
- 鉢の選び方
- 造花やフェイクは風水的にいいのか
細かい部分ですが、気になっているところをひとつひとつ解決すれば、より安心してリビングに植物を置くことができますよね。
リビングでおしゃれに見える置き場所は?
リビングでおしゃれに見える置き場所はテーブルの上がおすすめです。というのも、何もないテーブルだからこそ、1点あることで存在感を出せるからです。スッキリしすぎていても寂しいし、逆に置きすぎると落ち着かない人もいるでしょう。
そんなときこそ、1点を置くとバランスがとりやすく、おしゃれに見えます。もし、テーブルの上が他の物で埋まっている場合は、そこには置かず、なるべく物が少ない場所に飾ることを意識してみてください。
リビングで観葉植物を飾るときの鉢の選び方は?
鉢の色で言えば、モノトーン色の白・灰・黒がおすすめです。どれも壁や家具によく合う色なので、インテリアとの組み合わせもとてもいいですよ。黒が多すぎると少し重たい印象に見えるので、全体のバランスを意識しましょう。
鉢のサイズは、苗が入るサイズでいいですが、成長することを考えて指2本分の余白を最低限作るといいです。植え替えをしないのであれば、鉢カバーとしてそのまま苗を入れるだけでもおしゃれに見えます。
造花やフェイクは風水的にいいの?
造花やフェイクも風水としてありです。風水というのは、「自分の身の回りの環境を整えることで良い気をもたらす」という考えがあります。つまり自分が心地よく感じるのであれば問題ないということです。
ただし、埃などが被ってそのままにしてしまうと見た目がよくなく、気分もリフレッシュされませんよね。なので、定期的に掃除などをして、清潔な状態をキープするようにしましょう。
まとめ
リビングで置けるおすすめの観葉植物を紹介してきました。定番なものも多く、初心者でも注意点さえ押さえておけば、うまく育てることができます。
インテリアグリーンとして取り入れる人も増えてきましたが、植物は「生き物」ですので、きちんと日頃の観察が大切になってきます。
そのことを忘れずに、植物をぜひ取り入れてみてください。うまく育てることができれば、末永く供にできますよ。