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フィカス・ウンベラータの育て方

フィカス・ウンベラータの育て方

植物名 フィカス・ウンベラータ
学名 Ficus umbellata
英名 Umbellata
科目/属性 クワ科/フィカス属
原産地 熱帯アフリカ
日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2~3日後
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 5~9月

フィカス・ウンベラータは、初心者にもカンタンに育てられる観葉植物です。大変人気の品種なため、売り切れる前に下記ページより今すぐご覧になってみてください。

[/collections/umbellata]

フィカス・ウンベラータの特徴

フィカス・ウンベラータはゴムの木の仲間で、ハート型の葉っぱをしている観葉植物です。ゴムの木と比べると葉が薄く幅広で葉脈がくっきりしていることもあり、ナチュラルな雰囲気を持ち人気があります。

成長速度が速く、一年で20㎝ほど大きくなることも。成長を楽しみたい方には、特に満足のいく植物です。

インテリア性の高いフィカス・ウンベラータは、一鉢置くだけでナチュラルでおしゃれな空間を作り出してくれます。そのため、初めて観葉植物を育てる方にも人気のインテリアグリーンです。

再生力がとても高い植物であるため、少し枯れて葉っぱを落としてきたとしても、春にふたたび新芽がたくさん吹いて元気になります。

フィカス・ウンベラータの花言葉

フィカス・ウンベラータの花言葉は「永久の幸せ」「すこやか」「夫婦愛」です。すこやかに育ち、ハート型の葉っぱを付けることから名付けられています。

いずれも幸せを感じさせてくれる素敵な花言葉ですね。大切な方の結婚や出産などお祝い事の贈り物に適しています。

フィカス・ウンベラータの風水

丸い葉を持つフィカス・ウンベラータは、置いた場所の気を調和しリラックス効果をもたらしてくれます。そのため、家族の集まるリビングや寝室に置くと家族全体の気を調和してリラックスできる空間になるでしょう。

また、ハート型の葉っぱなので恋愛運を高める効果があります。風水では東南の方角が人間関係や良縁を意味します。

そのため、東南の方角にフィカス・ウンベラータを置いて育てることで恋愛運がさらに高まるんですよ。良い出会いを求めている方は、ぜひ東南に置いて育ててみてはいかがですか?

関連記事:ウンベラータの風水|置き場所と方角について

フィカス・ウンベラータの育て方

フィカス・ウンベラータの育て方

フィカス・ウンベラータは、初めて植物をお部屋に迎える方にも育てやすい植物ですが、以下のポイントを知っておくとより楽しく、トラブルなく育てられます。

  1. ほどほどの光が好き
  2. 寒さに弱い
  3. 伸びすぎたら剪定

それぞれのポイントと、基本的な育て方について詳しく解説します。

また、動画では植物バイヤーによる育て方のポイントをわかりやすく紹介しています。

①ほどほどの光が好き

フィカス・ウンベラータは直射日光を避けたほどほどの日当たりの置き場所がおすすめ

フィカス・ウンベラータは、ほどほどの日当たりを好みます。葉が柔らかく薄い特徴があるため、強い直射日光が当たると葉焼けしやすいです。

夏の強い直射日光や西日が当たらない明るい場所に置くか、レースカーテンで光を和らげて、ほどほどの光に当てましょう。日当たりの良い窓際側よりも、ややお部屋の中に置きます。

窓がない場所であれば、常に蛍光灯が付いている明るいお部屋でも大丈夫です。蛍光灯も付いていない暗いお部屋では、育たないので気を付けてください。

暗い場所から急に窓際に移動させると、すぐに葉焼けをします。移動させる際は、直射日光に当てないように注意しましょう。

②寒さに弱い

フィカス・ウンベラータは冬は暖かく管理をする

フィカス・ウンベラータは寒さに弱い植物です。最低生育温度は10℃以上をキープして育ててください。

寒さに当たると葉がクシュっと縮み、葉っぱがパタパタと落ちてしまうことがよくあります。そのため、フィカス・ウンベラータは冬は暖かく管理することが重要です。

ただし、冬の室内の窓際は外気と変わらないくらいに冷え込みます。窓際から離れた、お家の中心部分に移動させて、冷気に当てないように管理しましょう。

冷気以外にも、暖房の風が直接当たると急激な乾燥によって葉が落ちやすいです。そのため、冬は暖房が直接当たらない窓から少し離れた場所に置きます。

もし葉っぱが落ちたとしても、フィカス・ウンベラータは生育旺盛なので、春にブワッと葉っぱが出てくるので安心してください。

③伸びすぎたら剪定

フィカス・ウンベラータは伸びすぎたら剪定をする

フィカス・ウンベラータは伸びすぎたら、5~9月に剪定します。生育旺盛な植物なので、背丈が伸びてきたり、葉っぱが茂りすぎたりした場合は、剪定ハサミで間引くように剪定してください。

また、冬の寒さで傷んだ枝葉や古い葉も思い切って剪定しましょう。葉が茂ったときに枝葉が重ならないようなイメージを持って、剪定するとよいです。 

フィカス・ウンベラータはゴムの木の仲間であるため、剪定すると乳白色の樹液が出てきます。樹液に触れると、体質によって肌がかぶれる可能性があるので気を付けてください。

手袋をして剪定すると安心です。もし樹液に触れた場合は、流水で丁寧に淡い流してください。樹液はベタベタしているので、葉っぱや床に付くと綺麗に取るのが大変です。

剪定する際は園芸シートを敷いたり、剪定した枝にティッシュを貼ったりして対応します。切り口に張り付けたティッシュは1~2時間で乾いて簡単に取れます。

関連記事:観葉植物の剪定|適切な時期とやり方について

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水やりの頻度

  1. 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
  2. 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後

春夏の生育期は手で土を触って水分を感じなくなったら、鉢底から水が流れるくらいにしっかり水やりをします。ただし、受け皿に水を溜めておくと根腐れの原因になるので、小まめに捨てることがポイントです。

気温の下がる秋からは、土の乾燥具合を確認しながら水やりを控えてください。フィカス・ウンベラータは原産地では常緑樹ですが、日本の寒い冬に葉を全て落とすこともあります。

その場合は、特に水を控えて断水気味に管理しましょう。また、乾燥しやすい冬は水やりと一緒に葉水を行うことも、元気に育てるための大事なポイントです。

もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。

肥料

5~9月の生育期に、緩効性の置き肥を2か月に1回の間隔で与えてあげましょう。または即効性のある液体肥料を水に薄めて、水やり代わりに週に1回与えるのも良いですよ。

植え替えの時に長期間効果のある緩効性肥料を土に混ぜ込んでいる場合は、その後の肥料は必要ありません。

フィカス・ウンベラータは成長が早い植物なので、肥料が十分に効くと立派な株姿になります。しかし、肥料を規定量以上に与えると根痛みにより葉が落ちることもあるので注意してくださいね。

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フィカス・ウンベラータを購入した方からのレビュー

AND PLANTSでフィカス・ウンベラータを購入した方からのレビューを下記にまとめました

「ウンベラータって育てやすいのかな?」「プレゼントに贈りたいけど、ぶっちゃけ評判ってどうなんだろ?」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

フィカス・ウンベラータを購入した方からのレビュー
フィカス・ウンベラータを購入した方からのレビュー
フィカス・ウンベラータを購入した方からのレビュー
フィカス・ウンベラータを購入した方からのレビュー

ハート型の葉っぱが非常に愛らしく、ギフトにもおすすめです。配送前に実物写真をメールにて送りますので、安心してお迎えできますよ。

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フィカス・ウンベラータのよくあるトラブルと対処法

フィカス・ウンベラータのよくあるトラブルと対処法

大きなハート形の葉が人気のフィカス・ウンベラータですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

植物や虫のトラブルに対処できるケア用品をまとめました。詳しくは下記のページからご覧になってみてください。

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関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根元が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。

これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 発根剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。

赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。

根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

関連記事:観葉植物の根腐れ|対処法や見分け方の紹介

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通り。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとフィカス・ウンベラータに悪影響です。

対処法はフィカス・ウンベラータの植え替えをすること。

フィカス・ウンベラータを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

関連記事:観葉植物の根詰まり|症状や対処法について

葉焼け

フィカス・ウンベラータの葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下の通りです。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

関連記事:観葉植物の葉焼け|原因や対処法の紹介

寒くて葉が落ちる|暖かい部屋に移動さればOK

寒さで葉が落ちる場合の対処法

「寒くて葉っぱが落ちる場合はどうすればいいの?」というご相談をよくいただきます。その場合は、冬は暖かい部屋の内側に移動させてください。

移動させたら、いつも通りお水やりやお世話をして、春まで待っていただけると新芽がたくさん出てきますよ。

根っこが元気であれば、健全な状態に戻りますので安心してください。

想像以上に葉が落ちてしまった場合

ウンベラータの葉が想像以上に落ちてしまったら、春の最低気温15℃以上で肥料を与えるのがおすすめです。

色ツヤがいい元気な葉っぱが出てきますので、以前よりも素敵な樹形になるでしょう。

葉や茎が大きくなって伸びすぎてしまった|剪定するのが最適解

ウンベラータが大きすなりすぎた場合の対処法

フィカス・ウンベラータは生育旺盛なため、思っているより大きくなることがあります。その際は、思い切って剪定を行うのが最適です。

切りたいラインを決めていただき剪定をしてください。ウンベラータは、どこを切っても新芽が脇から出てきますし、どこを切っても失敗しません。

お好きな高さでカットしてみましょう。

剪定する際のポイント

フィカス・ウンベラータを剪定する際のポイント

フィカス・ウンベラータを剪定する際は、全部同じラインに枝を切らないことです。「左の枝を短く切ったら、真ん中の枝は長めに残す」といったように、緩急をつけて剪定をしましょう。

そうすることで、自然な樹形が出来上がります。

また、剪定をすると白い樹液が出てくるので、ティッシュをちぎって1〜2分ほど貼って、剥がしてください。

フィカス・ウンベラータの害虫トラブルと対処法

フィカス・ウンベラータの害虫トラブルと対処法

生育旺盛で育てやすいフィカス・ウンベラータにも害虫トラブルは存在します。

害虫によるトラブルが発生したときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

ハダニ

ハダニの症状は以下の通りです。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

関連記事:観葉植物に発生するハダニ|対処と予防法の紹介

アブラムシ

アブラムシの症状は以下の通りです。

  1. 新芽が萎縮している
  2. 葉が縮れている
  3. 新芽に虫が付いている
  4. 葉や幹がベタベタしている

アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です

放っておくとフィカス・ウンベラータの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 縮れた葉はカットする
  2. アブラムシを取り除く
  3. 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
  4. アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

アブラムシが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用すると効果があります。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

関連記事:観葉植物に発生するアブラムシ|原因や対処・予防法

カイガラムシ

カイガラムシの症状は以下の通りです。

  1. 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が枝葉についている
  2. 黒いカビ(すす病)が発生している
  3. 葉や幹がベタベタしている

カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です

放っておくとフィカス・ウンベラータの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
  2. 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
  3. カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)

カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的。

カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。

既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。

2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

関連記事:観葉植物の白い綿はコナカイガラムシ|対処法と予防法を紹介

コバエ

コバエの症状は以下の通りです。

  1. 土に虫が湧く
  2. コバエが植物の周囲を飛んでいる

コバエ自体は植物に無害ですが、観葉植物を育てるうえでの不快害虫です

放っておくとコバエは増えていくので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下の通りです。

  1. 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
  2. 土上2~3㎝を取り除き、新しい土に植え替える
  3. 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
  4. トラップを仕掛ける
  5. コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する

コバエが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。

コバエのトラップは食器用洗剤やお酢、めんつゆなどで作ることができます。植物の近くに置いておくと、簡単にコバエを捕殺できるでしょう。

コバエは、発酵不十分な腐葉土やバーク堆肥、有機質肥料の匂いに引き寄せられます。

そのため、有機質肥料を取り除いたり土の表面に赤玉土や鹿沼土など3~5㎝程度敷き詰めたりするとコバエ発生を防ぐことが可能です。

そもそもコバエは、完熟たい肥を使用した質のよい土であれば発生しません。また、土が常に湿っている状況を避ければ、発生する可能性は低いです。

コバエを発生させないためには、適切な土と水やり管理で育ててください。

関連記事:観葉植物に発生するコバエ|対策と原因について

フィカス・ウンベラータのよくある質問

フィカス・ウンベラータのよくある質問

最後にフィカス・ウンベラータのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. フィカス・ウンベラータは室内と屋外のどちらを好む?
  2. フィカス・ウンベラータを早く大きくしたい時はどうしたらいい?
  3. フィカス・ウンベラータにはアレルギーがあるの?
  4. フィカス・ウンベラータの葉が小さくなるのは?
  5. フィカス・ウンベラータの植え替え時期/植え替え方法は?
  6. フィカス・ウンベラータの葉が落ちる原因は?
  7. フィカス・ウンベラータの元気がない時の対処法は?

それでは具体的に見ていきましょう。

フィカス・ウンベラータは室内と屋外どちらを好むの?

フィカス・ウンベラータは、室内の直射日光が当たらない明るい室内を好みます。屋外管理の場合は直射日光による葉焼けに注意が必要であり、冬は室内に移動させなければいけません。

そのため、明るい室内で管理したほうが葉が美しく育ちます。ただ、室内の場合は冷暖房の風が直接当たると葉が落ちる原因になるので注意が必要です。

フィカス・ウンベラータを早く大きくしたい時はどうしたらいい?

フィカス・ウンベラータは生育旺盛な植物です。背丈だけで言えば、2~3年育てる丈でも、5号鉢60㎝のウンベラータは、130㎝ほどの高さになります。

ただし、枝や幹を太くしたい場合は、年々植え替えをしながら育てることがポイントです。植え替える鉢は1回り~2回りの大きさを選んでください。

植え替えと剪定を繰り返すことで、幹や枝はしっかりと大きくなります。

関連記事:観葉植物の植え替え|適切な時期や方法について

フィカス・ウンベラータにはアレルギーがあるの?

フィカス・ウンベラータは、ゴムの木の仲間になります。そのため、ラテックスアレルギー(ゴムアレルギー)を持つ方は樹液には触れないようにしてください。

植物自体に触れることは問題ありませんが、樹液に触れるとアレルギー反応を起こします。触れてしまったらすぐに洗い流すか、ガーデングローブをして作業をすれば安心です。

フィカス・ウンベラータの葉が小さくなるのはどうして?

フィカス・ウンベラータの葉が小さくなる原因は「日当たり不足」「水やり不足」「肥料不足」が考えられます。

フィカス・ウンベラータの原産地は日当たりの良い高温多湿の環境です。日本では、原産地と同じ環境にすることができないため葉が小さくなります。

そのため、なるべく原産地に近い環境を作ることが大切です。強い直射日光を避けた日当たりの良い場所で、しっかり水やりや葉水、肥料を与えると葉が大きくなりますよ。

また、剪定を繰り返して枝ぶりを良くしたウンベラータは、葉が小さくなる傾向にあります。枝数が増えると葉数が増えるため、その分葉のサイズが小さくなるのです。これは異常ではなく、性質なのでご安心ください。

フィカス・ウンベラータの植え替え時期/植え替え方法は?

フィカス・ウンベラータの植え替え時期は5~9月です。ただし、7月以降に植え替える場合は、猛暑日を避けて植え替えをします。

根鉢が固まっている場合は、古い土を落としながら根をほぐしてください。黒ずんだ根やスカスカの根も切り取って整理すると良いですよ。

その後は、一回り大きな鉢に植えなおしてたっぷりと水やりをします。植え替え直後はダメージがあるので、直射日光に当てずに明るい日陰で1週間ほど様子を見て元の場所に戻してくださいね。 

フィカス・ウンベラータの葉が落ちる原因は?

フィカス・ウンベラータの葉が落ちる原因は「日当たり不足」「寒さ」「水のやりすぎ(やらなすぎ)」です。

日当たりの良い環境を好むので、あまりに暗い場所の場合は葉を落とします。また寒さに弱いため、最低温度10℃以下になった場合は、葉が落ちやすいです。

冬はお部屋の窓際から離れた中心に移動させて暖かく管理してください。

土が常に湿っているほどの水やりは、根腐れの原因になります。反対に水のやらなさすぎは、水分不足で葉が落ちるので水管理は注意が必要です。

上記のことに気を付けて育てましょう。フィカス・ウンベラータは環境の変化にも敏感なので、急に日陰から日なたに移動したときも葉を落としがちです。

葉っぱを落としても、春になると自然と新しい葉が出てくるので安心してください。15℃以上になったタイミングで肥料を与えるのも効果的です。

フィカス・ウンベラータの元気がないときの対処法は?

葉に張りがなかったり黄色くなったりして元気がない時は、根が傷んでいる可能性があります。

その場合は、 植え替えが必要です。5~9月の間であれば鉢から出して根の状態を確認します。

5~9月であれば通常の植え替え作業を行い、肥料を与えず明るい日陰で水やりをして様子を見てください。この時に、根っこの成長を促す発根剤を与えると効果的です。

冬の場合は、なるべく暖かい場所に置いて水を控えつつ霧吹きで葉水を与えながら春まで待って植え替えます。寒い時期に植え替えると余計にダメージを受けて、枯れる可能性があるので植え替えないようにしましょう。

フィカス・ウンベラータは再生力が強い植物です。少し枯れてきてしまっても、傷んだ葉を落として春になれば新芽がたくさん出てきて元気になるので安心してくださいね。

フィカス・ウンベラータのまとめ

フィカス・ウンベラータは直射日光の当たらない明るい場所であれば、初めてでも一年を通して簡単に育てられます。さらに、大きなハート型の葉はナチュラルな雰囲気を持ち、1鉢あるだけでおしゃれな空間を作れます。

幸せを感じる花言葉は結婚や出産などのお祝い事にもぴったりです。また丸みを帯びたハート型の葉は、風水的にも恋愛運アップやリラックス効果を期待できます。

インテリア性が高いことも含めて、プレゼントやご自宅用におすすめの植物になります。ぜひ、素敵なインテリアグリーンとして育ててみてはいかがでしょうか。

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