「自宅時間も増えてきたし、デスクに観葉植物でも置きたいな。でも、どんな種類を置いたらいいかわからないし、どうやって選べばいいんだろう」と悩んでいませんか?
デスク周りって無機質でなんだか味気ないですよね。そんなときに植物がひとつでもあれば、雰囲気が変わって爽やかになりますよ。
そこで今回は、デスクに置ける観葉植物を紹介します。
どんなポイントに注意して選べばいいのか。また、植物を置くとどんなメリットがあるのかも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
[/collections/plants-desk]↑こちらではデスクに置くおすすめの観葉植物を商品一覧でまとめているので、併せてご覧ください。
デスクに置く観葉植物を選ぶ際のポイント
デスク・卓上に置く観葉植物を選ぶときは下記4つのポイントに注意していきましょう。
デスクに置くことを考えて、予めサイズ感を把握しておくことが重要です。大きすぎてしまうと作業をするときに邪魔になってしまいますよね。
また、場所にもよりますが日光がそこまで当たらなくても大丈夫なのか、そして自分自身が気に入っているかどうかも大切です。
まずは置き場所にあったサイズから選ぶ
置き場所にあったサイズのものを選んでいきましょう。というのも、デスクは作業をしたり仕事をしたりする場所でもあるので、植物を置くことで邪魔になっては本末転倒だからです。
たとえば、参考書を広げたりしても余裕があるのか、パソコンを置いても邪魔にならないのかなどを確認する必要があります。
その上で、デスクに置くのであればコンパクトなサイズがおすすめです。手乗りサイズくらいであれば場所はそこまで取らないでしょう。
もし、デスク・卓上周辺、部屋に置きたいなどで考えていたら、腰くらいの高さがある大きいサイズも考えていいかもしれません。「観葉植物をどの場所に置きたいのか」を事前に把握しておくと良いです。
耐陰性や乾燥に強い育てやすいものを選ぶ
耐陰性や乾燥に強いかどうかをチェックしておくといいかもしれません。耐陰性というのは文字通り、陰でも耐えられる性質があるということです。そうすれば日光がそんなに当たらないデスクでも育てることができますよね。
植物はもともと外で生育されているものなので、日光がある方が望ましいですが、そこまで当たらなくても大丈夫なものもいます。耐陰性があるかどうかを事前に確認しておきましょう。
また、水やりにおいても毎日あげる必要はありません。植物にとっては水が食事のような役割を担っているので、頻度は多い方が好むものもいます。しかし、少なくても十分に成長できる植物もいますので、こちらも合わせて見ておくといいですよ。
関連記事:日陰でも育つ観葉植物10選!玄関や屋外でも育てるコツを紹介
机が汚れないハイドロカルチャーもおすすめ
「土がこぼれたり、虫が出たりするのは嫌だな」と思っている人はハイドロカルチャーがおすすめ。ハイドロカルチャーというのは、ハイドロボールと呼ぼれる人工土を利用して植物を育てる方法で、デスクに置く観葉植物などにも向いています。
また、ハイドロカルチャーを利用した植物を育てるメリットは次の3つがあります。
- 清潔で無臭
- 水やりの管理が楽
- 繰り返し使える
ハイドロボールは、においのしない人工土で作られているので虫などが寄り付きにくく、デスクを汚しづらいです。透明な容器で管理をすることで、水の残量がわかるので、水やりのタイミングがわかりやすいのも特徴。
AND PLANTSでは、土を使わない観葉植物を扱っています。「デスク・卓上に置きたいが、汚れないか心配」といった方におすすめです。詳しくは下記のページよりご覧ください。
[https://andplants.jp/collections/clear-plants]最後は直感で気に入った植物を選ぼう
いろんな条件を考慮して選ぶことも大切ですが、自分自身がその植物を気に入っているかどうかがいちばん重要です。
デスク周りで過ごす時間が増えているのに、そこまで気に入っていないものを置いても、気分は上がりづらくリフレッシュにもなりにくかったりしますね。
たとえば、洋服などもそうですが、気に入ったものを長く着たり何回も着たりする人が多いのではないでしょうか。
理由はそれだけではないと思いますが、時間がたっても飽きがこないものというのは、見た目や雰囲気に惹かれるものがあったりします。
デスクに置く植物も同じように、いろいろ考えてもなかなか決めれない場合は、最後は直感に任せて選ぶのもいいかもしれません。
デスクに置ける観葉植物のおすすめ5選
それではさっそくデスク・卓上に置ける観葉植物のおすすめを5つ紹介していきます。
春夏の成長期にはどれも大きくなる可能性があるので、デスクに置くなら少し小ぶりのものを選んでもいいかもしれません。勉強机に置く観葉植物としてもおすすめですよ。
①シマトネリコ
日当たり | 日当たりのよい置き場所(屋外) |
温度 | -5℃まで耐えられる |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
デスクに置くなら、一年中緑の可愛らしい葉を付けるシマトネリコがおすすめです。
日光を比較的に好みますが、屋内でも育てることができます。また、葉っぱが多いと水がその分蒸発をするので、土が乾きやすいです。指で触ったときに乾いていればしっかり水やりをした方がいいでしょう。
1つ注意点としては、風通しのよいところで管理をしてください。もし、空気の流れが悪いと水はけも悪くなり、元気がなくなってしまうからです。
エアコンで送風を入れたり、扇風機で空気の流れを作ってあげたりすると風通しを作れます。ただしその際は、直接風が当たらない場所で管理をしましょう。
[https://andplants.jp/collections/shimatonerico] シマトネリコの育て方はこちら②ピレア・ペペロミオイデス
日当たり | レース越しのカーテンの光(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
ピレア・ペペロミオイデスは丸くて可愛らしい大きな葉っぱが特徴的。葉っぱの形がパンケーキを彷彿させることから、別名「パンケーキプランツ」とも呼ばれています。デスク周りにあると癒されますよね。
葉が多肉質なので、水やりは控えめで大丈夫です。土が乾いてから2〜3日後にあげるようにしてください。日当たりは直射日光を避けること。気温の高い場所で育ってきた植物なので、冬は窓際から避けて置くといいですよ。
[https://andplants.jp/collections/peperomia] ピレア・ペペロミオイデスの育て方はこちら③スイカペペロミア
日当たり | 明るい日陰(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
ペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)は、スイカの皮に似たような葉柄が入った観葉植物です。程よく厚みがあり多肉質なことから、お世話がしやすく初心者にも適しています。
大きくなってもスペースを必要としないので、デスク周りにちょうどよいです。お友達の誕生部プレゼントや恋人のお祝いなどのプレゼントにもいかがでしょうか。
葉っぱと茎の色が異なるので、インテリア性の高い植物を探している方にも最適です。場所を選ばずに美しい姿を鑑賞できるでしょう。
[https://andplants.jp/collections/peperomiaargyreia] スイカペペロミアの育て方はこちら④パキラ
日当たり | 日当たりのよい置き場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後 |
観葉植物の中でも育てやすいのがパキラ。もともと熱帯地域が原産なので、日当たりのいい窓際などで育てると、背丈の伸びも早いです。環境に適応してくれれば、日があまり入らないデスクでも育てることが可能。
その場合は、慣れさせる期間が必要なので、最初は葉を落とすかもしれませんが、しばらくデスクに固定させておきましょう。パキラはハイドロカルチャーでの育成もおすすめですよ。
[https://andplants.jp/collections/pachira] パキラの育て方はこちら⑤フィカス・ジン
日当たり | 日当たりのよい置き場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
フィカス・ジンは、まだらな斑入りの葉をもつ個性的な観葉植物。ゴムの木の仲間ですが、市場でもあまり見ない品種です。新芽が芽吹く頃は赤みがかった色をつけ、徐々に白から緑へと移り変わっていきます。
模様を維持したい場合は、日当たりのよい場所のデスクで管理してください。耐陰性があるので暗い場所のデスクでも生長しますが、斑が不鮮明になる可能性があります。
ほかのゴムの木と育て方はそこまで大差がなく育てやすいのでデスクにおすすめ。土が乾いたらたっぷりとお水を与えて、葉水を一緒におこなうと美しい葉をいつまでも鑑賞できますよ。
[https://andplants.jp/collections/ficusgin] フィカス・ジンの育て方はこちら育てるのが楽なデスク用観葉植物5選
ここでは、育てるのが楽なデスク・卓上用の観葉植物を5つ紹介していきます。
「デスク周りをオシャレにしたいけれど、植物を育てるのに自信がない…」といった方にもおすすめです。
①ポトス・ライム
日当たり | 日当たりのよい置き場所 |
温度 | 最低5℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いてから 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後 |
ライム色の美しい葉を付けるポトス・ライムは、デスクで育てるのに非常に向いています。室内の明るい場所であれば、簡単に育つためです。
たとえば、デスク・卓上の場所に直射日光が入らない場合でも安心して育てられます。また、日当たりのよい窓際に置くのも問題ありません。
しかし、真夏の直射日光に当たると葉焼けしやすいので気を付けてください。成長してくると枝が伸びて垂れ下がってくるので、高い所に飾っても雰囲気が出るでしょう。
[https://andplants.jp/collections/pothoslime] ポトスの育て方はこちら②ペペロミア・サンデルシー
日当たり | 明るい日陰(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
ペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)は、スイカの皮に似たような葉柄が入った観葉植物です。大きくなってもスペースを必要としないので、デスク・卓上周りに置いても邪魔になりません。
葉っぱと茎の色が異なるので、インテリア性の高い植物を探している方にもおすすめです。場所を選ばずに美しい姿を鑑賞できるでしょう。
[https://andplants.jp/collections/peperomiaargyreia] ペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)の育て方はこちら③サンスベリア
日当たり | 直射日光を避けた日当たりのいい場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:葉の表面にしわが寄ってから(10月以降はほぼ断水) |
サンスベリアは乾燥にも強く、インドアグリーンとして初心者にもおすすめです。葉も多肉質であることから、水やりの頻度も1週間に1回、冬場はもう少し間隔をあけても大丈夫です。
日光を確保してあげるのが理想ですが、耐陰性もあるので日の当たらないデスク・卓上周りに置いても問題ないでしょう。成長もゆっくりなので、場所を取る心配もありません。
寒い冬場が苦手なので、夜は窓から距離を置くように管理するといいですよ。
[https://andplants.jp/collections/sansevieriazeylanica] サンスベリア・ゼラニカの育て方はこちら④ガジュマル
日当たり | 日当たりのよい置き場所(室内) |
温度 | 最低0℃以上をキープする |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
ガジュマルは観葉植物の定番として人気もあり、デスクに置くのもおすすめです。沖縄などの熱帯地域が原産なので、直射日光くらいの日当たりを好みますが、実は室内管理でも生育が可能。
その場合は、新芽などの成長がゆっくりになる可能性があるので、過程を楽しみたい方は日光に当てるのがいいでしょう。水やりは土が指に付かないくらいしっかり乾いてからあげるといいです。また、葉に霧吹きをしてあげるとつやを保てますよ。
[https://andplants.jp/collections/chinesebanyan] ガジュマルの育て方はこちら⑤テーブルヤシ
日当たり | 日当たりのよい置き場所(直射日光を避ける) |
温度 | 最低5℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたら 秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後 |
テーブルヤシはその名の通り、テーブルに置けるほど小さいことからその名が付きました。身近な場所から守るということから、「あなたを見守る」という花言葉もあるそうです。
成長スピードは比較的にゆっくりな観葉植物で、耐陰性もあるのでデスクに置くのもおすすめ。強い光が苦手なので、日を当てるときはいきなり外に出すのではなく、カーテン越しなど柔らかい光から慣れさせてくださいね。
[https://andplants.jp/collections/parlorpalm] テーブルヤシの育て方はこちらデスクに観葉植物があるインテリア例
観葉植物をデスク周りに置くとどのようなイメージなるのか、一例をまとめました。
では、それぞれ見ていきます。
関連記事:インテリアに合う観葉植物|おすすめとおしゃれな飾り方について
「間」を意識したインテリア例
引用:https://www.instagram.com/rara_stoney/
「間(余白)」をもたせたインテリアコーディネートがおすすめです。
適度にグリーンがあれば癒しや安らぎを感じることができますし、数が多すぎないため作業の邪魔にもなりません。
家具や部屋のスペースとのバランスを意識するといいでしょう。部屋に広さがなければ、スツールを活用して上下の余白を活かすとおしゃれなディスプレイになりますよ。
[https://andplants.jp/products/ironstand-black-wide]スタイリッシュな空間を意識したインテリア例
引用:https://www.instagram.com/tori_chan_room/
MacBookのようなスタイリッシュなパソコンがあるデスクには、シャープな観葉植物を置くといいです。上記ではドラセナ・コンシンネが飾られています。
空間がさらに洗練され、仕事や作業にグッと集中ができるのではないでしょうか。サイドテーブルなどを上手く活用すれば、小型から大型のサイズまで幅広く飾れます。
デスクに観葉植物を置くメリット
デスクに観葉植物を置くメリットは下記4つあります。
インテリアグリーンとしてだけではなく、心身を心地よくしてくれたり生産性を向上してくれたりするんですね。具体的に見ていきましょう。
リラックス効果がある
観葉植物がリラックス効果をもたらしてくれるのは、森林浴効果をもたらす森林浴のかおり「フィトンチッド」が元です。
もともとは樹木が身を守るために発散されるもの。実は、リラックス効果だけではなく、脱臭や抗菌などといった、人間にも有益な効果をもたらしてくれます。
日々のちょっとしたストレスの緩和やエネルギー回復に役立っていることから、植物を置く人が増えているのも頷けます。
仕事の生産性が向上する
先述した「リラックス効果」を考慮して、デスクに観葉植物を置くと仕事の生産性が向上します。というのも、ストレスが緩和されれば心理的にも安定するので、気持ちよく仕事に集中できるからです。
Amazonでも、「観葉植物をオフィスに置くことで従業員の生産性がアップした」というイギリスのエクセター大学の研究から、植物園型ワークスペースを完成させました。それほど、植物がもたらす効果は大きいのです。
風水効果がある
風水とは、身の回りの環境を整えることで自分自身がより良く過ごすことができ、結果的に運気が上がるとされています。
自分が心地よく過ごせるような観葉植物をデスクに取り入れることで、風水効果をもたらしてくれます。そうすれば、リラックスできたり仕事に打ち込めたりと、嬉しいメリットが舞い込んできますよね。
環境を整えて、風水がもたらしてくれる心理的作用をうまく利用していきましょう。観葉植物と風水の関係を詳しく知りたい方は「観葉植物の風水」記事をご覧になってみてください。
デスクがオシャレになる
植物があるとデスクに緑が入るので、視界に優しいだけではなく、全体として雰囲気が変わります。
何も置かずに、シンプルなままでもいいですが、スッキリし過ぎて逆に落ち着かない人もいるかもしれません。
そういうときにこそ、植物があれば日々の成長を見守ることができますし、場所もそこまで取らずに、インテリアグリーンとしてでもおすすめです。手軽に始められて、なおかつオシャレになるので、良いことづくしですよ。
まとめ
デスク・卓上に置けるおすすめの観葉植物を紹介してきました。ものによっては日当たりや冬場の置き方を気をつけなければいけませんが、そこまで難しくありません。
また、日々の成長をいちばん近くで見守れるのは、なんだか愛着が湧いてきますし、これをきっかけに植物にどっぷりハマるかもしれません。
まずはデスクに置けるようなサイズ感から始めて、観葉植物に慣れていきましょう。
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