「自宅時間も増えてきたし、デスクに観葉植物でも置きたいな。でも、どんな種類を置いたらいいかわからないし、どうやって選べばいいんだろう」と悩んでいませんか?
デスク周りって無機質でなんだか味気ないですよね。そんなときに植物がひとつでもあれば、雰囲気が変わって爽やかになりますよ。
そこで今回は、デスクに置ける観葉植物を5選紹介します。
どんなポイントに注意して選べばいいのか。また、植物を置くとどんなメリットがあるのかも解説していきます。
(すぐに「デスクに置くおすすめの観葉植物」を見たい方はこちらのリンクをクリックいただくと該当部分に移動します)
[https://andplants.jp/collections/plants-desk]↑こちらではデスクに置くおすすめの観葉植物を商品一覧でまとめているので、併せてご覧ください。
デスクに置く観葉植物を選ぶ際のポイント
デスクに置く観葉植物を選ぶときは下記4つのポイントに注意していきましょう。
デスクに置くことを考えて、予めサイズ感を把握しておくことが重要です。大きすぎてしまうと作業をするときに邪魔になってしまいますよね。
また、場所にもよりますが日光がそこまで当たらなくても大丈夫なのか、そして自分自身が気に入っているかどうかも大切です。
まずは置き場所にあったサイズから選ぶ
置き場所にあったサイズのものを選んでいきましょう。というのも、デスクは作業をしたり仕事をしたりする場所でもあるので、植物を置くことで邪魔になっては本末転倒だからです。
たとえば、参考書を広げたりしても余裕があるのか、パソコンを置いても邪魔にならないのかなどを確認する必要があります。
その上で、デスクに置くのであればコンパクトなサイズがおすすめです。手乗りサイズくらいであれば場所はそこまで取らないでしょう。
もし、デスク周辺、部屋に置きたいなどで考えていたら、腰くらいの高さがある大きいサイズも考えていいかもしれません。「観葉植物をどの場所に置きたいのか」を事前に把握しておくと良いです。
耐陰性や乾燥に強い育てやすいものを選ぶ
耐陰性や乾燥に強いかどうかをチェックしておくといいかもしれません。耐陰性というのは文字通り、陰でも耐えられる性質があるということです。そうすれば日光がそんなに当たらないデスクでも育てることができますよね。
植物はもともと外で生育されているものなので、日光がある方が望ましいですが、そこまで当たらなくても大丈夫なものもいます。耐陰性があるかどうかを事前に確認しておきましょう。
また、水やりにおいても毎日あげる必要はありません。植物にとっては水が食事のような役割を担っているので、頻度は多い方が好むものもいます。しかし、少なくても十分に成長できる植物もいますので、こちらも合わせて見ておくといいですよ。
関連記事:日陰でも育つ観葉植物10選!玄関や屋外でも育てるコツを紹介
机が汚れないハイドロカルチャーもおすすめ
「土がこぼれたり、虫が出たりするのは嫌だな」と思っている人はハイドロカルチャーがおすすめ。ハイドロカルチャーというのは、ハイドロボールと呼ぼれる人工土を利用して植物を育てる方法で、デスクに置く観葉植物などにも向いています。
また、ハイドロカルチャーを利用した植物を育てるメリットは次の3つがあります。
- 清潔で無臭
- 水やりの管理が楽
- 繰り返し使える
ハイドロボールは、においのしない人工土で作られているので虫などが寄り付きにくく、デスクを汚しづらいです。透明な容器で管理をすることで、水の残量がわかるので、水やりのタイミングがわかりやすいのも特徴。
加えて、ハイドロボールは高温で焼いて固められているので、洗って繰り返し使うことができます。
最後は直感で気に入った植物を選ぼう
いろんな条件を考慮して選ぶことも大切ですが、自分自身がその植物を気に入っているかどうかがいちばん重要です。
デスク周りで過ごす時間が増えているのに、そこまで気に入っていないものを置いても、気分は上がりづらくリフレッシュにもなりにくかったりしますね。
たとえば、洋服などもそうですが、気に入ったものを長く着たり何回も着たりする人が多いのではないでしょうか。
理由はそれだけではないと思いますが、時間がたっても飽きがこないものというのは、見た目や雰囲気に惹かれるものがあったりします。
デスクに置く植物も同じように、いろいろ考えてもなかなか決めれない場合は、最後は直感に任せて選ぶのもいいかもしれません。
デスクに置ける観葉植物のおすすめ5選
それではさっそくデスクに置ける観葉植物のおすすめを5つ紹介していきます。
春夏の成長期にはどれも大きくなる可能性があるので、デスクに置くなら少し小ぶりのものを選んでもいいかもしれません。
①シマトネリコ

デスクに置くなら、一年中緑の可愛らしい葉を付けるシマトネリコがおすすめです。
日光を比較的に好みますが、屋内でも育てることができます。また、葉っぱが多いと水がその分蒸発をするので、土が乾きやすいです。指で触ったときに乾いていればしっかり水やりをした方がいいでしょう。
春夏は全体的に温度も高く、乾くスピードが秋冬より早まるので、乾いたらすぐにあげてもいいです。乾燥に対してそこまで強いわけではありませんが、エアコンなどの風が直接当たらなければ問題ありません。
[https://andplants.jp/collections/shimatonerico] シマトネリコの育て方はこちら②ピレア・ペペロミオイデス

ピレア・ペペロミオイデスは丸くて可愛らしい大きな葉っぱが特徴的。葉っぱの形がパンケーキを彷彿させることから、別名「パンケーキプランツ」とも呼ばれています。デスク周りにあると癒されますよね。
葉が多肉質なので、水やりは控えめで大丈夫です。土が乾いてから2〜3日後にあげるようにしてください。日当たりは直射日光を避けること。気温の高い場所で育ってきた植物なので、冬は窓際から避けて置くといいですよ。
[https://andplants.jp/collections/peperomioides] ピレア・ペペロミオイデスの育て方はこちら③ユーカリ・グニー

ユーカリ・グニーは、「銀葉」と呼ばれるシルバーがかったグリーンの葉が美しい観葉植物です。枝木としても人気があり、幅広く流通しています。
暑さや寒さなどにも強く、屋外屋内ともに育てることが可能。オーストラリアの乾燥した場所が原産で、比較的に乾燥は強いので、こちらも土が乾いてから2〜3日後に水やりをするのが良いでしょう。
また、一年を通して日当たりの良い場所で育てると、成長が早いですよ。
[https://andplants.jp/collections/cidergum] ユーカリ・グニーの育て方はこちら④パキラ

観葉植物の中でも育てやすいのがパキラ。もともと熱帯地域が原産なので、日当たりのいい窓際などで育てると、背丈の伸びも早いです。環境に適応してくれれば、日があまり入らないデスクでも育てることが可能。
その場合は、慣れさせる期間が必要なので、最初は葉を落とすかもしれませんが、しばらくデスクに固定させておきましょう。パキラはハイドロカルチャーでの育成もおすすめですよ。
[https://andplants.jp/collections/pachira] パキラの育て方はこちら⑤ジュエルオーキッド

ジュエルオーキッドは光り輝く葉脈が美しい観葉植物です。その名の通り、「宝石蘭」や「森の宝石」とも呼ばれています。窓からの強い日差しや冷たい冷気にあまり強くないので、真夏と真冬は気をつけて管理をしましょう。
水苔で管理されていることが多いので、苔が乾いてから水をあげるように。背丈も、上記の観葉植物よりは伸びすぎないので、デスクがそこまで広くない方にもおすすめ。目の前でつやのある葉脈を眺めるのもいいかもしれません。
育てるのが楽なデスク用観葉植物5選
ここでは、育てるのが楽なデスク用の観葉植物を5つ紹介していきます。
「植物をこれから取り入れていきたい」という人にはどれもおすすめですよ。具体的にチェックして、自分に合いそうなものを選んでいきましょう。
①アイビー
模様を付けた葉っぱが、つるのように伸びるのが特徴的なアイビーは、デスクで育てるのにとても向いています。というのも、耐陰性があるので、日がそこまで当たらない場所でも育てることができるからです。
たとえば、「デスクの場所は日が入らない」という人にもおすすめです。また、外でも冬越しができるので、窓際に置くのも大丈夫です。成長してくると枝が垂れ下がってくるので、高い所に飾っても雰囲気が出るでしょう。
②ペペロミア・サンデルシー

ペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)は、スイカの皮に似たような葉柄が入った観葉植物です。大きくなってもスペースを必要としないので、デスク周りに置いても邪魔になりません。
葉っぱと茎の色が異なるので、インテリア性の高い植物を探している方にもおすすめです。場所を選ばずに美しい姿を鑑賞できるでしょう。
[https://andplants.jp/collections/peperomiaargyreia] ペペロミア・サンデルシー(スイカペペロミア)の育て方はこちら③サンスベリア

サンスベリアは乾燥にも強く、インドアグリーンとして初心者にもおすすめです。葉も多肉質であることから、水やりの頻度も1週間に1回、冬場はもう少し間隔をあけても大丈夫です。
日光を確保してあげるのが理想ですが、耐陰性もあるので日の当たらないデスクでも問題ないでしょう。成長もゆっくりなので、場所を取る心配もありません。寒い冬場が苦手なので、夜は窓から距離を置くように管理するといいですよ。
[https://andplants.jp/collections/sansevieriazeylanica] サンスベリア・ゼラニカの育て方はこちら④ガジュマル

ガジュマルは観葉植物の定番として人気もあり、デスクに置くのもおすすめです。沖縄などの熱帯地域が原産なので、直射日光くらいの日当たりを好みますが、実は室内管理でも生育が可能。
その場合は、新芽などの成長がゆっくりになる可能性があるので、過程を楽しみたい方は日光に当てるのがいいでしょう。水やりは土が指に付かないくらいしっかり乾いてからあげるといいです。また、葉に霧吹きをしてあげるとつやを保てますよ。
[https://andplants.jp/collections/chinesebanyan] ガジュマルの育て方はこちら⑤テーブルヤシ

テーブルヤシはその名の通り、テーブルに置けるほど小さいことからその名が付きました。身近な場所から守るということから、「あなたを見守る」という花言葉もあるそうです。
成長スピードは比較的にゆっくりな観葉植物で、耐陰性もあるのでデスクに置くのもおすすめ。強い光が苦手なので、日を当てるときはいきなり外に出すのではなく、カーテン越しなど柔らかい光から慣れさせてくださいね。
デスクに観葉植物があるインテリア例
観葉植物をデスク周りに置くとどのようなイメージなるのか、一例をまとめました。
では、それぞれ見ていきます。
関連記事:インテリアに合う観葉植物|おすすめとおしゃれな飾り方について
「間」を意識したインテリア例
引用:https://www.instagram.com/rara_stoney/
全体的に「間(余白」をもたせたインテリアコーディネートもおすすめです。
適度にグリーンがあれば癒しや安らぎを感じることができますし、数が多すぎないため作業の邪魔にもなりません。
家具や部屋のスペースとのバランスを意識するといいでしょう。
スタイリッシュな空間を意識したインテリア例
引用:https://www.instagram.com/tori_chan_room/
MacBookのようなスタイリッシュなパソコンがあるデスクには、シャープな観葉植物を置くといいです。上記ではドラセナ・コンシンネが飾られています。
空間がさらに洗練され、仕事や作業にグッと集中ができるのではないでしょうか。サイドテーブルなどを上手く活用すれば、小型から大型のサイズまで幅広く飾れます。
デスクに観葉植物を置くメリット
デスクに観葉植物を置くメリットは下記4つあります。
インテリアグリーンとしてだけではなく、心身を心地よくしてくれたり生産性を向上してくれたりするんですね。具体的に見ていきましょう。
関連記事:観葉植物の効果|メリットや注意点について
リラックス効果がある
観葉植物がリラックス効果をもたらしてくれるのは、森林浴効果をもたらす森林浴のかおり「フィトンチッド」が元です。
もともとは樹木が身を守るために発散されるもの。実は、リラックス効果だけではなく、脱臭や抗菌などといった、人間にも有益な効果をもたらしてくれます。
日々のちょっとしたストレスの緩和やエネルギー回復に役立っていることから、植物を置く人が増えているのも頷けます。
仕事の生産性が向上する
先述した「リラックス効果」を考慮して、デスクに観葉植物を置くと仕事の生産性が向上します。というのも、ストレスが緩和されれば心理的にも安定するので、気持ちよく仕事に集中できるからです。
Amazonでも、「観葉植物をオフィスに置くことで従業員の生産性がアップした」というイギリスのエクセター大学の研究から、植物園型ワークスペースを完成させました。それほど、植物がもたらす効果は大きいということです。
風水効果がある
風水というのは、身の回りの環境を整えることで自分自身がより良く過ごすことができ、結果的に運気が上がるというもの。
自分が心地よく過ごせるような観葉植物をデスクに取り入れることで、風水効果をもたらしてくれます。そうすれば、リラックスできたり仕事に打ち込めたりと、嬉しいメリットが舞い込んできますよね。
環境を整えて、風水がもたらしてくれる心理的作用をうまく利用していきましょう。
関連記事:観葉植物の風水|場所と効果別のおすすめ
デスクがオシャレになる
植物があるとデスクに緑が入るので、視界に優しいだけではなく、全体として雰囲気が変わります。何も置かずに、シンプルなままでもいいですが、スッキリし過ぎて逆に落ち着かない人もいるかもしれません。
そういうときにこそ、植物があれば日々の成長を見守ることができますし、場所もそこまで取らずに、インテリアグリーンとしてでもおすすめです。手軽に始められて、なおかつオシャレになるので、良いことづくしですよ。
まとめ
デスクに置けるおすすめの観葉植物を紹介してきました。ものによっては日当たりや冬場の置き方を気をつけなければいけませんが、そこまで難しくありません。
また、日々の成長をいちばん近くで見守れるのは、なんだか愛着が湧いてきますし、これをきっかけに植物にどっぷりハマるかもしれません。
まずはデスクに置けるようなサイズ感から始めて、観葉植物に慣れていきましょう。